最新更新日:2024/06/28 | |
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【愛知コース】3日目(10月5日)
本日は多文化共生について考える1日でした。午前中はグローバル愛知様と、日本の留学生の方が抱えている困りや悩みについて、社員の方と留学生の方を交えて、ディスカッションしました。短い時間ではあったのですが、社員様や留学生の方が本当に積極的に話してくださり、日本語という言語の奥深さや難しさ、そして日本人の性格についてなど、とても熱心に対話を深めていました。
午後は日本特殊陶業様を訪問させて頂きました。会社見学では「最先端の企業の働き方」とは、こういうものなのかと納得させられるような素晴らしいオフィスを案内して頂き、交流の時間では「そもそも多文化共生がなぜ必要なのか・自身が海外へ留学・就職した際に必要となる力やサポートは何か」についてディスカッションしました。また、SDGsについてのディスカッションも行い、多文化共生についての午前中の学びを深めると共に、多文化共生社会やSDGsを意識した社会というものが、より自分ごととして捉えられました。 夜は船で名古屋港を海上散策しながら、みんなでご飯と景色を楽しみました。途中、本日が誕生日だった学年主任をサプライズで祝う計画が遂行され、学年主任にとっては本当に忘れられない一日となったようです。今日も全員元気いっぱいでした。FW後半も頑張ります! 上:グローバル愛知様との記念撮影 中:日本特陶等業様との記念撮影 下:夕焼けの名古屋港で(乗船直前) 【沖縄コース】2日目(10月4日)
沖縄コース、2日目です。沖縄戦の戦跡をめぐり、平和を学び伝える意義、これからの日本を考える日となりました。
午前中はまず旧海軍司令部壕を館長さんに解説いただきながら見学しました。現地でしか得られない空気感を多くの生徒は感じていたようです。終了後、館長さんへ個人的に質問に行く生徒たちの姿もありました。 その後ひめゆり平和祈念資料館に移動し、平和講話をいただいた後、思い思いに館内を見学しました。自分達と年の変わらない女学生一人一人の姿に思いを馳せ、言葉にならない思いを生徒たちは抱いたようでした。 午後は沖縄県平和祈念資料館にて、沖縄国際大学の学生の方々と交流、ディスカッションを行いました。マスメディアの方も多数取材に来られ、この取り組みに非常に注目されているようでした。館内を一緒に見学し、今日見学した資料館の比較や、首里城の陸軍司令部跡の公開について、そして今も問題となっている基地と安全保障について、お話をいただきながら様々に意見を交わし、短い時間では収まらないほど白熱した議論となりました。 夜はDMMかりゆし水族館を見学、その後沖縄舞踊を見ながら夕食と、今日1日は大変濃いものとなりました。 立場によって意見が異なる、答えの出ない問いを真正面から考えることが、これからの社会を生きる生徒たちの糧となることと思います。全員元気に活動しています! 写真 1枚目:旧海軍司令部壕にて 2・3枚目:平和祈念資料館での交流の様子 【九州コース】2日目(10月4日)
九州コースの研修2日目です。午前中はアクロス福岡にて、二つの講義を受けました。
まず、九州大学の西原教授より、水素エネルギー技術についてお話いただきました。再生可能エネルギーを貯蔵するための研究開発など、水素エネルギーの大きな可能性について、刺激的なお話を聞くことができました。 次に、福岡地域戦略推進協議会の石丸さまからは、イノベーション都市として発展していくための福岡の取り組みについて、実証実験の例を交えながら説明していただきました。 午後からはLINE Fukuokaを訪問し、オフィス見学をさせていただきました。南方さまより福岡市の行政と市民を繋ぐ新しい取り組みを紹介していただき、より身近なスマートシティについての質問にも答えていただきました。 三つの専門的な講義を聞き、質問をすることで自分なりの意見を持つことができ、生徒たちはまた一つ大きな成長を果たしました。 本日最後の活動は班別FWとなります。各班で事前に準備した行程で、福岡タワー、楽水園といった名所をはじめ,様々なところを巡りました。九州コース、全員元気です。 1枚目 水素エネルギーについての講義 2枚目 LINE Fukuoka オフィスツアー 3枚目 班別研修での福岡タワー 【中国コース】2日目(10月4日)
2日目は午前に日御碕神社、出雲大社を参拝し、出雲の伝統文化について学びました。日御碕灯台にも寄ることができ、石造灯台としては日本一の高さを誇る白亜の灯台からパノラマの日本海を背景に島根半島の全景が一望できました。
午後は、まず神門おもてなし協同組合 理事長 田邊さんに、出雲での町おこしについてお話をいただきました。町おこしはどう行うか、神門通りがどうして衰退し、そしてどのように復活を遂げたか、おもてなし協同組合の活動や自身の挑戦も含めてとても詳しく教えていただきました。 お話のあとは一旦、古代出雲歴史博物館の見学をし、その後お話いただいたことを踏まえて神門通りの散策を行いました。10月は出雲だと神在月ということもあるのか、神門通りの様子は賑わっていました。 ホテルに戻って夕食後には、出雲神楽の鑑賞をしました。出雲特有の伝統文化と触れ合い、生徒は感激していました。小さな子どももたくさん参加しており、伝承についても考える機会になりました。 全員元気に活動しています。 3日目は尾道市、呉市へ寄ってから広島市へ向かいます。 <写真> 1枚目:出雲大社にて 2枚目:神門通りおもてなし協同組合 理事長 田邊さんの講話 3枚目:出雲神楽 差海神事舞保存会の方との記念写真 【瀬戸内コース】2日目(10月4日)
昨日から汗ばむ陽気が続く中、 2日目は香川県の直島を訪れました。
瀬戸内地方では現在、瀬戸内国際芸術祭が開催されています。生徒たちは「ベネッセハウスミュージアム」や周辺の野外作品、「家プロジェクト」などを通して様々な美術作品をじっくり鑑賞することができました。 そして本日、有名な芸術家である草間彌生さんのアート作品の「南瓜」(写真下)の展示が再開することを、移動のバスの中でスタディツアーガイドの方から伺いました。「南瓜」は昨年の台風により破損し、修復中でしたが、偶然にも私たちがFWで直島を訪れる日の朝に復活となりました。復活した「南瓜」に対面し、生徒たちは大喜びです! 生徒たちは大きなオブジェやその美術作品を支える方々と出会い、みんな元気に充実した2日目を終えることができました。 1枚目: 直島へ向かうフェリーでの様子 2枚目: 復活した「南瓜」とともに写真撮影をする生徒 3枚目: 赤い南瓜を背景に集合写真 【愛知コース】2日目(10月4日)
本日は、午前中は2グループに分かれて企業様との交流を行いました。
名古屋鉄道様では、鉄道の観点から、将来の交通網づくりや街づくりに関するご講義を頂きました。人々の流通や密集・過疎の状態・駅の利用目的等を分析し、商業施設や新たな駅を設けることは、そのまま街づくりに繋がります。生徒達は、将来の街や交通を想像しながら、沢山の質問を企業様に投げかけていました。 テララボ様では、災害からの復興を支援する・災害を防ぐ・減らすという観点で、将来の災害対策についてのご講演を頂きました。テララボ様は、最先端で利用価値が高いデータを複数所持しておられ、それらを活かして人々の安全な暮らしを守ろうとしておられます。生徒達は、過去の災害から学べること・将来に活かせることを熱心に考え、議論していました。 また、両企業で共通して、若者につけてほしい力についてのご講演も頂きました。社会の最前線で働いておられる方から熱いメッセージを頂き、生徒達にとっては大きな励みとなりました。 午後からは、班に分かれてFWを行い、夕食後に振り返り会を行いました。この2日間だけでも、生徒はぐんぐん成長しています! 上:名古屋鉄道様とのオンライン会議の様子 中:テララボ様との会議の様子 下:夜の振り返りの様子 【東北コース】2日目(10月4日)
午前中は南三陸漁業組合の方々に「復興に向け再出発するならば震災前よりも、より良い労働環境を作る」を目指した取り組みを、SDGsの観点とともに紹介していただきました。
講演後の質問会では多くの手があがりました。時折講演者を良い意味で困らせてしまうような核心をついた質問もあり、感心とお褒めの言葉をいただきました。 昼食は、南三陸さんさん商店街にて各自でとりました。 地元産のその時期に合わせた旬の海鮮をふんだんに使った「キラキラ丼」などのどんぶりものに舌鼓をうっていました。 その後さんさん商店街に隣接する「南三陸311メモリアル」に伺いました。今月1日にオープンし、本日は休館日のところ、西京高校のために特別に開館していただきました。 震災から復興に至る南三陸町の当時を知る住民たちの、証言や映像といった資料が、現代アートともに展示されています。建物の設計は隈研吾さんがされています。またラーニングプログラム、ワークショップといった体験学習にも参加ができます。多くの人に実際に足を運んでみていただきたい、素晴らしい場所です。 最後は気仙沼市遺構伝承館へ行きました。伝承館は、津波の被害に遭った気仙沼向洋高校の校舎や教室が当時のまま残されています。7つのグループに分かれ、気仙沼向洋高校の語り部クラブの生徒や卒業生の方に館内を案内してもらいました。.その後、各グループで交流をしました。最後は一緒に写真を撮り、別れを惜しみながら、バスに乗りました。 夕食後は振り返りの会を実施し、気仙沼の温泉に入り、今日の疲れを癒しました。 明日は岩手の震災遺構たろう観光ホテルに訪問予定です。 写真 一枚目(南三陸漁業組合の方々による講演の様子) 二枚目(南三陸311メモリアルの様子) 三枚目(気仙沼向陽高校の生徒,卒業生との交流後の集合写真) 【北海道コース】2日目(10月4日)
北海道コースの2日目は、知床での活動からスタートしましたが、天気はあいにくの雨でした。
まずは宿泊地ホテルの宴会場で、知床自然大学院大学設立財団の理事長である中川さんのご講演から始まり、知床の自然や動物との共生についてレクチャーを受けました。 次にバスで知床五湖へ移動し、ガイドさんとともに知床五湖の遊歩道を歩くためのレクチャーを受け、いざその遊歩道を歩いて森の中へ入る予定でした。ところが、雨と風が強かったため、遊歩道に倒木が見つかり、残念ながらそこを歩くことはできませんでした。しかしながら、別の木道を歩き、雨の中知床の自然を直接見ること、実際にヒグマが歩いて餌を求め、鮭を捉える姿を遠目に見ることができました。 昼食を済ませてホテルの宴会場へ戻った後は、斜里町役場の観光担当の方、知床ガイドの代表の方、ホテルの広報担当の方に来ていただき、知床観光の内情や思いについてお話しいただきました。また、車座になって座談会をしたり、京都観光との比較をして明日の交流に向けた準備をしたりしました。 自分の目で見て、直接感じたこと、教えてもらったことを取り入れて、自分たちの考え方を改めていたようでした。 今も全員元気に活動していますが、雨や気温のことを気にしながら、明日も頑張っていきます。 写真 1枚目:知床での木道をガイドの方と歩く様子 2枚目:知床国立公園 3枚目:観光関係の方々との活動 【中国コース】1日目(10月3日)
京都駅から新幹線と特急やくもを乗り継いで岡山経由で米子へ行き、バスに乗り換えて境港へ行きました。昼食に海鮮丼を食べた後、まず水木しげる記念館の館長 住吉様より、鳥取での町おこしについてお話をいただきました。ゲゲゲの鬼太郎を使った商店街活性化(地域おこし、まちづくり)がどのようにして進行して成功したか、裏話や今後の企画なども含めて、大変興味深いお話が聞け、生徒も熱心にメモを取っていました。
その後実際に水木しげるロードの散策を行って町の様子を見てきました。様々な妖怪のブロンズ像が並ぶ「妖怪たちと仲良く暮らすまち、境港」を生徒は楽しんでいました。 鳥取を後にし、島根県へ移動した後は、松江城の見学、勾玉作り体験をし、島根の名物に触れてきました。 勾玉作りは、制約のある短い時間でしたが、生徒はわき目もふらず一心不乱に削ったり磨いたりしました。作った勾玉に紐を通してネックレスまたはストラップにし、早速身につける子もいてうれしそうでした。 2日目は、出雲大社周辺で出雲の伝統文化、町おこしについて学びます。 <写真> 1枚目:水木しげる記念館前にて 2枚目:国宝松江城前にて 3枚目:カラコロ工房での勾玉作り 【沖縄コース】1日目(10月3日)
いよいよフィールドワーク本番です!
沖縄コースでは「他者理解」をテーマに、自身とは異なる多くの人との交流を通して、平和、基地などの問題を考えていきます。 1日目、伊丹空港では、生徒たちはこれから始まる5泊6日のフィールドワークへの期待に胸を膨らませていました。那覇空港に到着後は、京都とは異なる気候、暑さに驚いたようでした。 空港からは首里城に移動し、班ごとに分かれガイドの方と一緒に首里城内を見学しました。ガイドの方からは首里城と沖縄の歴史、首里城の建物や周辺の地理、文化など様々な視点からのお話をいただき、生徒たちからも多くの質問を投げかけるなど、熱心に耳を傾けている様子でした。首里城が多くの戦火で焼けながらも復興を果たしていったこと、かつて置かれた軍司令部のことなど、生徒たちの琴線に触れるものが数多くあったようでした。 今日は暑さに少しバテながらも、全員元気に過ごしています。明日からの活動で、自分の中の考えをさらに深めていくことを期待しています! 写真 1枚目:首里城守礼門前にて 2枚目:首里城内見学の様子 3枚目:首里城内の軍司令部壕跡前にて |
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