最新更新日:2024/10/18 | |
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【愛知コース】5日目(10月7日)
本日は午前中に株式会社FUJI(最先端の電子部品実装ロボット、工作機械の会社)を訪問しました。
会社見学では、極小のチップを器用に扱うロボットやリニアモーターを利用して正確無比な動きを可能にしたロボットを見せていただいたり、介助用ロボットに試乗させていただいたりしました。 講演会では、最新技術についてや、世界で活躍するために必要となる力や観点、行動力について等もお話いただきました。生徒達は最先端技術に感動し興奮する一方で、シリコンバレーで活躍する人材や、起業する・まずは一歩目を動いてみるということについて、熱心に質問をしていましたし、社員様と沢山ディスカッションさせてもらえて、本当に貴重な学びを得ることができました。 午後は愛知教育大学に訪問し、外国人児童生徒支援リソースルームに所属されている職員様や学生、留学生の方に沢山きていただき、多文化共生についてのディスカッションや文化体験として射的を行ったりしました。どの生徒も本当に楽しそうに大学生や留学生とディスカッションしており、今まで行ってきた多文化共生に関する学びをさらに深めることができました。 夕食後にはサプライズでFW委員を労う会が行われ、笑いあり・涙ありの忘れられない夜となりました。最終日の明日も、思いっきり楽しんできます! 1枚目:株式会社FUJIでの集合写真 2枚目:愛知教育大学での文化体験の様子 3枚目:夕食後のFW委員へのサプライズの様子 【東北コース】5日目(10月7日)
5日目は東日本大震災・原子力災害伝承館にて「原子力発電と災害」について学びました。
朝食を終え向かう先は、福島県双葉町。ここ双葉町は、かつて福島第一原子力発電所事故の影響で避難指示を受けました。2020年3月に一部避難指示が解除され、2022年8月30日以降は「特定復興再生拠点区域」内での避難指示が解除され、1日を通して人が住むことができるようになりました。 当日は2つの班に分かれ、語り部(横田善広さん)の講話,伝承館の見学。フィールドワークとして双葉町と浪江町をバスで見学し実際の被災地の現状を見ました。最後に今日1日印象に残ったことの共有。宣言書を一人ひとり作成しました。 フィールドワーク中,ガイドさんの話の中で出た「災害時は、常識が通用しない。第一原発から半径10km圏内にこの地域が入った結果、まだ生きている、助けられる命が助けられなかった。」という言葉がとても印象に残っています。 生徒たちは京都に帰った後、課題研究発表会に向け準備をします。 今回のFWで赴いた複数の伝承館から得た、震災の記憶と教訓をどのように昇華させるのか非常に楽しみです。 伝承館を後にし、東北FW最後の夕食に向かいました。 本日の夕食は「牛タン,はらこ飯,芋煮汁,笹蒲鉾,ずんだ餅」と仙台のご当地グルメのフルコースを味わいました。ホテルに戻った後、振り返りをおこない、FW委員を労う会をもちました。 明日はFWの最終日! 各々の班が計画した行程で1日を過ごします。 一枚目(語り部講話の様子) 二枚目(伝承館での集合写真) 三枚目(夕食の様子) 【北海道コース】5日目(10月7日)
北海道コースの5日目は、釧路市の西隣にある白糠(しらぬか)町で活動しました。白糠町は、ふるさと納税の額では全国4位で、漁業や酪農などの第一次産業が主力産業の、人口7,300人の町です。
午前中は酪農と漁業のチームに分かれて、別々で活動しました。酪農では、株式会社M&Sの代表取締役社長の方に来ていただき、酪農についての説明を受けました。その後バスで牛舎へ移動し、搾乳の様子を見学しました。漁業では、白糠漁業協同組合の専務理事の方に来ていただき、白糠の漁業の概要について説明を受けました。その後は、漁師さんや漁協の方、白糠町役場の方々の案内のもと、漁船に乗って白糠の沖を遊覧したり漁船の操舵室を見学したりしました。普段ではできないことだっただけに、生徒たちはとても感動をしているようでした。 午後からは、白糠町の棚野町長にお越しいただき、「新たなまちづくりと挑戦」というテーマでご講演いただきました。町長自ら白糠町のまちづくりや歴史、どんな思いで町の運営をなされているのか、直接声を聞くことで学ぶことができました。質疑応答で直接町長に聞き出した内容も高度で、いい質問ばかりでした。次に、成人を迎えるにあたり、特色あふれる白糠町の地方自治を学ぶ一環として、ワークショップも開いていただきました。NPOみんなの北海道2100の方から、「白糠町長、白糠町議員になろう!」というテーマのもと、「今日1日の学びを経て、もし自分が白糠町長だったら、どんな政策を打ち出すのか」というミッションを与えられ、グループワークで自分たちの政策を考えました。それを持って白糠町の議場を使って政策発表し、投票もしました。近い将来に投票によって議員を選出することに関わる生徒たちは、政策を考えることを通して納めた税金の使われ方、そこにどんな思いが込められているのかを知ることができて、地方自治について関心を寄せているようでした。 明日はいよいよ最終日で、釧路市内または釧路湿原で班別研修をします。今日も全員元気です。 写真 1枚目:漁船での遊覧/酪農での搾乳見学 2枚目:白糠町の棚野町長のご講演 3枚目:白糠町役場内議場にて 【沖縄コース】5日目(10月7日)
沖縄コース5日目は、日米の友好と協力の深さを知り、平和や安全保障を考える1日となりました。
今日は2グループに分かれ、それぞれ米軍基地・自衛隊基地を訪問しました。 米軍基地は、クバサキ高校の生徒さんのお出迎え、校長先生の挨拶で始まりました。生徒たちは体験授業や生徒さんとの交流を通して習慣・文化の違いに気付き、親睦を深めている様子でした。 午後の部、キャンプ・キンザーでは沖縄戦の資料館の見学、海兵隊の組織について説明を受けた後、海兵隊員さんとの交流となりました。生徒たちは自分の疑問や意見を英語で一生懸命伝え、交流を深めていました。 自衛隊基地は、午前中は海上自衛隊についての説明を受け、実際に運用されている機体を見学しました。隊員の方の説明を熱心に聞き、途中で質問するなど、積極的に活動していました。 午後の部、航空自衛隊では、説明を受けた後、簡単な動作を体験したり、海自同様に実際に運用されている機体の見学をしました。その後、自衛官の方々との懇談を行いました。平和について、安全について、自分の疑問を積極的にぶつけていました。 米軍基地・自衛隊基地での交流の中で、生徒たちはまた新たな視点・考え方を得たようでした。様々な立場の人と直接対話する大切さ、多くの視点から考える重要さを、実感したことと思います。 明日はいよいよ最終日です。最後まで気を抜くことなく、学び続ける姿勢に期待しています。全員元気に活動しています! 写真 1枚目:米軍基地にて集合写真 2枚目;自衛隊基地にて集合写真 【瀬戸内コース】4日目(10月6日)
浜風が心地よく過ごしやすい気候の中、瀬戸内コース4日目が始まりました!
本日はまず「讃岐おもちゃ美術館」にて、株式会社tao.様にお世話になり、香川の伝統工芸品である「張子」「丸亀うちわ」を作っておられる伝統工芸師の皆様にお越しいただきました。株式会社tao.様が伝統工芸品の魅力をどのように発信しているのか、また伝統工芸品がどのように作られるのか、生徒たちは目を輝かせながら聞いていました。最後にはSNSのInstagramをベースに、それらの伝統工芸品の魅力をどのように発信するのかを考えました。お世話になった伝統工芸師の皆様並びにtao.のスタッフの皆様、本当にありがとうございました! 昼の時間には、グループ別に高松市内を自由に散策し、それぞれさまざまな場所を訪れました。 その後はホテルにもどり、愛媛県の岩城島より「わらしべ。」代表の岡信太郎様にお越しいただき、ワークショップを行いました。ここでは企画力の根底にある考え方を成長させるためのグループワークを行いました。また今回は特別に、「わらしべ。」様が流通を手掛けておられる「岩城島産のレモンを使った3つ星レモネード」を振る舞っていただきました!美味しいジュースとともに、充実したワークショップを行うことができました。岡様、本当にありがとうございました! 明日からはいよいよ、塩江町での企画作りの活動に入ります。これまで学んできたことを存分に活かして全員が元気に集大成の活動へ向かっていきます! 1枚目: 張子の説明を聞く生徒 2枚目: 丸亀うちわの説明を聞く生徒 3枚目: 岡様のワークショップの様子 【愛知コース】4日目(10月6日)
本日は午前中にミライ菜園(家庭菜園をAIにより支援するアプリの開発会社)に訪問しました。前半は、事業を立ち上げたり新たなことに挑戦したりするのに必要な力について講演していただき、生徒達は熱心にお話を伺い、沢山質問をしていました。後半は、起業家様に沢山来ていただき、『学生×〇〇なビジネスを考えよう』というテーマで、チームに分かれて起業家様と共にビジネスを1から発想し、社会への利益と会社への利益を生むシステムを考え、それぞれの企画を発表し合いました。学校現場ではなかなか挑戦することのできない課題に取り組み、クリエイティビティそのものを直接鍛えることができ、本当に楽しく充実した時間となりました。
午後は、千種高校に訪問し、国際教養科の2年生82名と本校生徒でグループに分かれて、「将来、多様な人達と協働する際に必要となる力」について討論を行いました。千種高校の生徒は多文化の中で協働することに慣れており、討論自体を通して、「相手を尊重した上で話をまとめていく」ということの大切さを学ぶことができました。同年代同士、盛り上がる場面も沢山あり、本当に楽しそうでした。 企業・学校訪問は明日で最後です。今までの学びをさらに深めてきます! 1枚目:ミライ菜園の社員の方と起業家の方との記念撮影 2枚目:千種高校の生徒との交流の様子 3枚目:東山スカイタワーでの記念撮影 【東北コース】4日目(10月6日)
午前中は東北大学にて今村教授(災害科学国際研究所 所長),佐藤准教授(防災社会推進分野),國井准教授(災害精神医学分野)に講演をしていただきました。
我々が暮らしている近畿地方では、南海トラフ地震が30年以内に80%の確率で発生するとされています。東日本大震災を教訓とし社会現象などの「防げること、軽減できることの対処」をすること。そして発生後11年間の研究結果をどう活かし、共生していくのか。この2点を強く生徒に向けて丁寧に話していただきました。また多くの質問に予定時間が過ぎているにも関わらず対応していただきました。様々な知見の元、納得できる答えをいただき、充実した時間を過ごすことができました。 昼食を東北大学の学食でいただいた後、午後からは東北福祉大学に移動しました。 ボランティアに関する講義。震災を経験された学生の方々による講話。エコノミークラス症候群予防体操、減災カルタをとおしてのワークショップなど和気あいあいとした雰囲気で実施していただきました。 本日最後は、閉園後の「仙台うみの杜水族館」を貸切り、見学しました。楽しいという感情だけでなく、豊かな三陸の海を再現した大水槽や、世界中の生き物の展示をとおして、人と海の繋がりを体現することができました。 明日は福島県に向かいます! 一枚目(東北大学講演,質問対応の様子) 二枚目(東北福祉大学での集合写真) 三枚目(仙台うみの杜水族館の様子) 【北海道コース】4日目(10月6日)
北海道コースの4日目は、阿寒湖での活動から始まりました。
まずは阿寒湖アイヌコタンへ向かい、コタン内を自由に散策した後、シアターで古式舞踊を見学し、アイヌ文化や歴史などについての講話を聞きました。 特に古式舞踊では、アイヌの人々が火、水、風、太陽など自然を大切に、それぞれの神々に対して祈りを捧げ、敬う姿勢を直接感じることができました。また講話については、なぜアイヌの人々はそのような信仰をしているのか、アイヌの人々が営んできた民族の生き方、それが日本という文化と混ざらなければいけなくなった過去の事実などが、とても伝わってきました。 昼食をとった後、また阿寒湖アイヌコタン周辺を自由散策して、午前と同じシアターでロストカムイを見学しました。舞台や舞踊、映画を一緒にしたもので、新しい表現のものでした。文化が違うことで相容れないものもあれば、同じものもあるのだと改めて気付かされる内容でした。 今回の北海道コースの大テーマである「共生」について、考えさせられることの多い1日でした。 明日は釧路市の隣の白糠町で活動をします。今日も全員元気です。 写真 1枚目:阿寒湖アイヌコタンにて 2枚目:自由散策の様子1 3枚目:自由散策の様子2 【沖縄コース】4日目(10月6日)
沖縄コース4日目は、基地と沖縄との関係を考える1日になりました。
午前中は、コザの街をガイドの方と一緒に巡りました。アメリカのような街並みを、生徒たちは目を輝かせながら楽しんでいました。道中、米兵の方々と邂逅し、言葉をかけられる場面もありました。京都とは異なる街の様子に、生徒たちは驚きを覚えたようでした。 街歩きの後は軍用地主の方にお話をいただき、軍用地主としての思いを率直に語っていただきました。生徒たちは現在の難しい国際情勢とも重ね合わせながら、真剣に聞き入っていました。振り返りのディスカッションでは自分の考えを交流し、今日考えたことを漢字1文字で表現しました。基地・安全保障は大変難しい問題ですが、生徒たちは沖縄で生活する人々の思いを聞き、胸に迫るものがあったようです。 昼すぎからはアメリカンヴィレッジにて班ごとに散策を行いました。アイスを食べたり、雑貨を見たりと思い思いに楽しんでいる様子でした。 夕食はステーキに舌鼓を打ちました。目の前で繰り広げられるパフォーマンスに生徒たちは歓声を上げていました!ホテルに帰着後は明日の活動への準備を行いました。 FWもいよいよ佳境を迎えます。どんどん成長する生徒の姿に、驚かされることばかりです。全員元気に活動しています! 写真 1枚目:コザの街歩きにて 2枚目:ディスカッションの様子 3枚目:夕食の様子 【九州コース】4日目(10月6日)
本日午前中は太宰府天満宮を参拝した後、九州国立博物館を見学しました。緑に囲まれた建物は迫力があり美しく、中に入ると曲線を描く天井には九州の間伐材が用いられているそうです。展示物の中には手に触れることができるものもあり、五感を使いながら九州とアジアの交流の歴史を学びました。
午後からはいよいよ熊本県立八代高校の生徒さんとの交流です。京都と熊本での特徴的なSDGsの取り組みについて紹介しあう間にすっかり打ち解け、まず自分たちにとっての理想の未来とはどのようなものかを共有しました。そして8年後の2030年には社会にどのように貢献していたいか、そのために自分たちにどんな事ができるかを和気藹々と意見交換していました。西京生だけでSDGs学習をしている時には得られない新たな気付きもあったようです。八代高校の生徒さんの地域への想いや環境に対する意識の高さとに刺激を受け、共に未来を創る仲間との出会いにより、生徒たちは一つ成長することができました。八代高校の先生方、生徒のみなさん、本当にありがとうございました。 その後はエコエイト八代で環境学習を行い、阿蘇のホテルまで移動しました。九州コースはみんな元気です。 一枚目 八代高校の皆さんと 二枚目 交流の様子 三枚目 九州国立博物館訪問 |
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