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最新更新日:2024/07/22 |
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「今」この瞬間を大切に生きる。![]() ![]() 今日の言葉は,「『今』この瞬間を大切に生きる。それが自分への挑戦であり,明日への道へと続いていく。」です。これは,2004年世界選手権優勝,2006年トリノ五輪金メダル獲得,イナバウアーで知られる荒川静香さんの言葉です。 当たり前のことですが,私たちは,「過去」でも「未来」でもなく,「今」を生きています。ただ,自分自身を振り返ってみると,いつまでも,過去の出来事にとらわれ,引きずってしまうことや,未来への不安を過大に受けすぎ,萎縮したりすることもありました。皆さんは,どうでしょうか。「あなたは,『過去』でも『未来』でもなく,『今・この瞬間』を生きているのです。『今・この瞬間』は人生で一度きりなのです。」と,頭ではわかっていても,過去も未来も気になったり,心配したりするもんではないでしょうか。だからこそ,自分に「今・この瞬間に意識を集中し大切にしてみよう」みませんと言い聞かせて頑張ってみませんか。 荒川さんの言葉には,「より良い未来をつくるために大切なのは,今を大切に生きることです。 今の積み重ねの上に,未来があるからです。 また,より良い未来のヒントは過去にあります。 未来に思いをはせることで,今 必要なことがわかります。 しかし,過去に執着していても何も変わりません。 そして,今を大切に生きることがなければ,いくら未来のことを考えても,いつまでたっても実現できないということになりかねません。 過去や未来ばかりに意識が向いてしまうと,今を大切に積み重ねることがおろそかになってしまうからです。 なりたい自分や手に入れたい未来に近づくために,今を大切に積み重ねていきましょう。」というようなメッセージがあるように思います。皆さん,いかがでしょうか。 今,現在を思い切り精一杯に頑張って,明るく前向きに生きれば,過去の経験は,反省と感謝の気持ちに変わるものではないでしょうか。今まで失敗したと思っていたことや,後悔していることでも,今を精一杯に頑張って,明るく,前向きに生きれば,それらの過去のことは,未来に向かう,貴重な体験になると思います。 「今日がんばったご褒美に,明日がやってくる(日本の古くからのことわざ)」。頑張れ 九条中生,「高くはばたけ 我が九条」。 あとみよそわか![]() 掃除を終えると露伴さんは「あとみよそわか」と唱え,「もういいと思っても,もう一度よく,呪文を唱えて見なおしてみるんだよ」と教えたそうです。「あとみよそわか」の「あとみよ」は「跡を見て,もう一度確認しなさいよ」,「そわか」は成就を意味する梵語だといいます。露伴さんの教え方は,物事をやりながら,その意味を知っていくというものでした。掃除の仕方を教えるのではなく,一生懸命に掃除に取り組みことを通して,掃除の大切さや精一杯頑張ることの充実感や,部屋がきれいになった気持ちのよさなどを理解させようとしたそうです。 ただ,露伴さんが文さんに言った「あとみよ」は決して「あとを見て,もう一度確認せよ」と文さんに向かって言った言葉だけではなく,それはあくまでも自分自身の行ないに対して責任を最後まで全うするよう露伴さんが自分自身に向けて言いきかせた謙虚な言葉でもあったそうです。「目配り,気配り,心配りをしっかりできていましたか…」と自分自身に問いかけていたのかもしれません。「日常の些細なことにこそ気を抜かぬように…」という心がけだったのかもしれませんね。一瞬立ち止まって,丁寧な確認作業することは,のちのち大きな結果につながるような気がします。 自分を素直に振り返り,自分で自分を観察することで,今まで見えなかったことが見えてくることもあると思います。自分自身と向き合い,自分の考えや言動を振り返ることで気付くことがあります。人は,自分を振り返るときに成長するのかもしれません。自分を振り返り,さらなる向上のために「発見」があり「改善」をするのではないでしょうか。皆さん,いかがでしたでしょうか。私も「あとみよそわか」と,この記事を読み返してみました。 読書は自分の考えを進化させてくれる![]() 今日の言葉は,「読書は自分の考えを進化させてくれる」です。これは,以前にも紹介した元サッカー日本代表チームのキャプテンの長谷部誠さんの言葉です。長谷部さんは,『心を整える』という著書の中で,自ら実践する「勝利をたぐり寄せるための56の習慣」について書いています。その中には,「遅刻が努力を無駄にする」,「迷ったときこそ難しい道を選ぶ」,「目には見えない土台が肝心」「整理整頓は心の掃除にも通じる」などの名言がたくさんあります。そして,「読書ノートをつける」ということをあげ,読書が自分の振り返りの助けになっていると述べています。「試合に負けて気分が沈んでいるときも,逆に試合に勝って高揚しているときも本を読むと心が落ち着く。負けた後なら,乱れた気持ちを整えてくれる。勝った後には,浮ついた気持ちを抑制してくれる。」と語っています。読書は著者との対話,コミュニケーションです。長谷部さんは,読書することで著者の言葉を自分へのアドバイスと受け止め,振り返りを行い,自分を進化させているそうです。 読書離れが叫ばれて久しいのですが,「『読書時間ゼロ』の大学生が過半数を超えた」という記事を見たことがありました。その中で,「本を読まなくても,ネットで文章は読んでいるからいいのでは…。」と言う人が出ていました。確かにネット上には,毎日膨大な量の情報が追加され,載っています。ただ, ネットで何か読もうというときは,じっくり向き合うというより,パッパッと短時間でより面白そうなもの,目を引くもの(キャッチコピーや画像も含めて)へ興味が流されていくのではないでしょうか。それに対して,読書は長谷部選手の言うように,著者との対話,自分との対話といったコミュニケーションをじっくりと行うことができます。また,読書で疑似体験をすることもできます。この疑似体験によって,ものの見方・考え方を深め,想像力を豊かにしてくれると思います。「読書は自分の考えを進化させてくれる」です。皆さん,ゆっくりと読書にいそしんでみてはいかがでしょうか。 臨時休業期間の延長について
本市では,全市立学校・幼稚園において,当面,5月17日(日)までを臨時休業期間としておりましたが,緊急事態宣言が延長され,京都府知事からの休止要請も5月31日(日)まで延長されたことに伴い,本市立学校・幼稚園についても,次の通り臨時休業を,5月31日(日)まで延長します。
尚,18日以降の「教育活動の再開に向けた準備」期間についての詳細は,後日にお知らせします。 根本的な才能とは、自分に何かが出来ると信じることである。![]() さて,今日の言葉は,「根本的な才能とは,自分に何かが出来ると信じることである。」です。これは,ビートルズのリーダーであり,ボーカルとして世界的なミュージシャン「ジョン・レノン」さんの言葉です。世間に大きな影響を与え,音楽の才能に溢れたジョン・レノンさんが「才能」について語った名セリフです。 まず自分を信じるということは,人に自慢する何かがあるとか,名誉や実績があるとかではなく,ありのままの自分を認めて,肯定することだと思います。「自分の力や自分自身を信じられないのであれば才能は開花しない。だから,たとえ今自分に特別な能力や経験がないと思っていても,自分を信じて,努力し続ける。そんな人に新たな道が開かれる。自分ができることを信じることは,自分の能力や努力を信じること。」とジョン・レノンさんは伝えているのではないでしょうか。「自分を信じる」,皆さんは,いかがですか。 次に同じような言葉で,「自分を大切にする」について考えてみましょう。「『自分を大切にする』というのは『わがまま』なことではないか」という問いに皆さんはどう答えますか。「自分を大切にする」ことは,自分の気持ちに素直になり,自分でその気持ちをかなえようとすること,自分の気持ち・感情・意欲を大切にすること考えてはどうでしょうか。そして,「わがまま」は,自分の思い通りになるように振舞い,それを他人にも強要することと考えればどうでしょうか。「自分を大切にする」ということは,「自分の人生に対して前向きに進めていく」ことかもしれません。自分の本当を知ろうとすることが,自分を大切にするということなのかもしれませんね。 「自分の人生の中では,誰もがみな主人公」,これは「さだまさし」さんの「主人公」の歌詞の言葉です。皆さん,いかかでしたか。頑張れ九条中生。「高くはばたけ 我が九条」。
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