最新更新日:2024/09/25 | |
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全校生徒の皆さんへ(5/7 一番叱ってくれる人)
大淀中学校の全校生徒の皆さんへ
今日も元気に過ごせているでしょうか? 体調を崩してないですか? 家で困ったことはないですか? 何かあればいつでも学校まで連絡してきて下さいね。 またしても月末まで休校が延長になってしまいました。 皆さんに会えないことが本当に寂しいです。 一日も早く、元の学校生活が戻るように祈るばかりです。 必ず、元気にみんなで会える日が来ますから、あきらめたらアカンよ。 前だけ向いていましょうね。 さて、本日もいつものように皆さんへメッセージを送りたいと思います。 今日は「一番叱ってくれる人」についてです。 今日は福沢諭吉の言葉を紹介しましょう。 今から120年ほど前、江戸幕府の終わりから明治時代に掛けて生きた人です。 東京にある慶應義塾大学を作った人としても知られています。 彼が、慶應義塾を作ったときに生徒に言った言葉です。 「学校で一番楽しいことは、好きな教科を持つことである。 学校で一番さみしいことは、注意してくれる友達のいないことである。 学校で一番みじめなことは、規則を破っても気にならないようになってしまっていることである。 学校で一番醜いことは、授業の邪魔をすることである。 学校で一番美しいことは、落ちているゴミを拾うことである。」 どうですか? 先生は、これからの皆さんの学校生活の中で、最も大事なことは、 この中で「注意してくれる友達をもっているかどうか」だと思います。 皆さんは徳川家康という人の名前を聞いたことがあるでしょう。 江戸幕府を作った人です。 でも、彼が小さいときは、今の静岡県あたりに勢力を持っていた今川義元の人質となります。 人質ですからいつ殺されるかわかりません。 そんな不安な思いで今川義元の前に連れて行かれた時、今川義元はしばらく家康の顔を見ていた後、家来たちにこんな命令をしました。 「これから家康が欲しいと言えば何でも与えよ。したくないと言えば無理にさせるな。何でも家康の言うことを全て聞いてやれ」 皆さんは、今川義元はなんと優しい人だと思うでしょう。 でも大きな間違いです。今川義元は家康の顔を見たとたん、これは大変な人物となる。 そうなる前に家康を「ダメな人間」にしてしまおうと考えてこのように言ったのです。 人間をダメにしようとすれば簡単です。 何でもその人の言うことを聞いてあげればいいのです。 するとわがままで自分勝手な人間になります。そんな人間が殿様になれば、国は乱れ、闘う前にそんな国は滅んでしまいます。今川義元はそれを狙ったのです。 幸い、家康と共にやってきていた家来がこの企てを知り、今川義元の作戦は失敗します。 皆さんのことを「大切だと思っていない人」は皆さんの言うことを何でも聞いてくれます。 でも、皆さんのことを「大切だと思っている人」は皆さんの言うことを何でも聞いてくれる人ではありません。 本当の優しさには厳しい叱りの声が伴うものです。 叱りもなく、ただ言うことを聞いてくれるだけの人は皆さんをダメにする人だということを知っておいて下さい。 今、家で生活をする日々の中で、「勉強してる?」「家の手伝いをしなさい」「早く寝なさい」・・・ たくさんの励ましや叱りもあると思います。 上の文章のように、これらが「自分のための言葉」ととらえて日々を過ごしてみて下さいね。 また明日もお送りしますね。 教職員で体育館周りの溝の清掃を行いました。明日はグラウンド周りにも挑戦します。 臨時休校期間の延長について
京都市では,当面5月17日(日)までを臨時休業としていましたが,緊急事態宣言が延長され,京都府知事からの休止要請も5月31日(日)まで延長されたことに伴い,臨時休業期間が5月31日(日)まで延長されました。
1 臨時休業の延長期間等 (1)延長期間 5月31日(日)まで延長となります。 ※なお,今後の本市域の感染状況等を踏まえ,期間を変更することがあります。 2 学習保障に向けた取組の充実 (1) 現在〜5月17 日(日)まで:「家庭学習の充実」期間 (2) 5月18日(月)〜31 日(日)まで:「教育活動の再開に向けた準備」期間 詳細につきましては,後日改めてお知らせ致します。 引き続き,不要不急な外出を控えるとともに,家庭学習の取り組みや体調・健康管理等をよろしくお願いします。 全校生徒の皆さんへ(5/1 「ナイル川とアリ」)
大淀中学校の全校生徒の皆さんへ
今日も元気に過ごせているでしょうか? 体調を崩してないですか? 家で困ったことはないですか? 何かあればいつでも学校まで連絡してきて下さいね。 今日は令和になってちょうど1周年になりますね。 もう「令和」という響きにはなれましたね。 しかしながら1年前には想像もしなかったことになっています。 本来なら、今頃は春季大会が始まり、一冬越えたみんなの実力発揮の場として、気合いも入っているところだったと思います。 1年生はようやく中学校生活に慣れ、2年生は先輩としての自覚が芽生える頃です。 そして3年生は修学旅行の取組も大詰めとなり、充実した日々を送っていたと思います。 人生には3つの坂があると言われます。 「上り坂」「下り坂」そして「まさか」です。 「まさか」という坂道に我々は立っています。 この「まさか」をみんなでどう乗り切るか? 今は「ステイホーム」ということになるのでしょうが、ここが辛抱時です。 気を抜かずに、それぞれが手洗い・うがいも含めた自身の健康に留意し続けることだと思います。 さて、このところ皆さんへメッセージを送っていますが、集会等でお話ししようと思っていたことを少しずつこれから書いてみようと思います。 今日は新年度の集会等でお話ししようと思っていたお話です。 3年生の皆さんは1年生の時に聞いたお話だと思います。 「ナイル川とアリ」 「今日から新しいクラスが始まります。 今まで話をしたこともない人、名前も知らない人もたくさんいると思います。 皆さんは不安の方が大きいですか? でも、夏休み前には友達になって、たくさんお話しができるかもしれません。 そう思うとワクワクしてきませんか?楽しみになってきませんか? そこで今日は、こんな話をしたいと思います。 アフリカにナイル川という大きな川があります。 ある季節になると、この川のほとりに数え切れないほどのアリが現れます。 「黒い絨毯」と呼ばれるこのアリの大群は、やがてこの広いナイル川を渡っていきます。 南アメリカのアマゾン川の様に、周りに木がたくさん茂っているところでは、落ち葉に乗って川を渡ることもできますが、砂漠の中を流れるナイル川では、そのような方法で渡ることはできません。 では、どうやってアリの大群は川を渡ると思いますか? 川岸に集まってきたアリたちは、やがて3000匹ずつくらいのグループとなり、互いに体の上に乗り始めます。そして、ボールのような丸い塊を作ります。 やがて、ボールのようになった「アリの塊」は転ぶように川の中に入っていきます。 3分の1は、水面の上に出ますが、残り3分の2のアリたちは水中です。 この時、水面上にいるアリたちは、十分な空気を吸いながら、水中にいるアリたちのために必死に足を動かし、ボールの塊を回転させようとします。 するとやがてボール状の「アリの塊」は回転し始め、水中のアリが水面上に、水面上にいたアリたちは水中に入っていきます。 水面に出たアリたちは、今度は水中にいるアリたちのために空気を一杯吸い込みながら、足を動かし回転させようとします。 こうして一匹も死ぬことなく、アリたちはナイル川を渡りきります。 もしこの時、一匹でも「自分は苦しい水中に入りたくない」 「ずっと水面上にいたい」と勝手な行動を取ると、 この「アリの塊」は崩れ、結局この勝手な行動ですべてのアリは川に流され死んでしまうことになります。 でもアリたちは「一匹はみんなのために、みんなは一匹のために」 我慢するところは互いに我慢しあい、全員が川を渡ることができるように頑張ります。 これから始まる皆さんのクラスも、このアリたちと同じように互いに協力し、自分勝手な行動をしないようにすれば、素晴らしいクラスとなります。 集団生活のルールは「80%の楽しさと20%の我慢」と昔の人は言っています。 自分だけが、自分たちの仲間だけが100%楽しい集団は良いとは言えません。 一人が100%楽しいと言うことは、その陰に楽しくない人が必ずいます。 さっきのナイル川を渡るアリたちを想像して下さい。 今、水面にいるアリたちが自分たちだけ空気をしっかり吸い、水中に入ることをしなかったら、一時は良いが、やがてその下で自分たちを支えてくれているアリたちが死に、土台を失い、自分たちも川の中に放り出されて、結局自分たちも死んでしまいます。 だから、互いに20%くらいはしんどいことや嫌なことをしなければいけないのです。」 とまあ、こんなお話をしたかったのですが、これはまたいつの日かできれば良いですね。 明日から5連休です。 有意義に過ごして下さいね。 各ご家庭へ課題等をお届けしています
今朝から教職員で手分けして各ご家庭へ学習課題等をお届けしています。
郵送するご家庭もあります。ポストをご確認下さい。 また教育委員会からも学習課題をいただきました。 ホームページにあげていきますので,今回の課題が終われば,そちらにも取り組んで下さいね。 |
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