国語の丸つけをしていて,びっくりしたことがありました。
教科書32ページの「漢字の組み立て」では,「かんむり」や「あし」など,おおまかな意味を表す部分がいろいろとあること,またそれぞれの名前「うかんむり」「あめかんむり」「れんが(れっか)」などがのっていましたね。
その「れっか」は,「火」が「あし」になるときに,このような形となり,火に関係のある漢字をつくっています。
ここまでは,きちんと調べている人が多かったのですが…
あることに疑問をもったお友達がいました。
「熊(くま)」という漢字には,なぜ「れっか」が使われているのだろう?火には関係なさそうなのに…とふしぎに思い,調べたそうです。
いろいろな説があるようですが,昔,熊が「火の精」と考えられていたことに由来するという考え方があるようです。
そのお友達は,「熊」の漢字に「れっか」が使われているのには,やはり火が関係していたのだとわかり,なっとくしたのだそうです。
「えっ?!すごい!!!」と思ったそこのあなた。先生も同じです!知らなかったことがわかるって,とっても面白くて楽しいね。先生も勉強になりました。
何より,ただ調べて書くにとどまらず,知ったことから「なぜ?」「どうして?」と関心をもち,そのぎもんをしっかり調べて,自分でかい決しようとしているのが,とってもすてきだなと思いました。