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最新更新日:2025/07/01 |
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初めて自分で自分を褒めたいと思います。![]() 「自分で自分を褒めたいと思います」は,フォークシンガー高石ともやさんの「自分をほめてやろう」という詩の一節がもとになっています。有森さんが高校1年生のときに始まった全国都道府県対抗女子駅伝で,有森さんは3年連続補欠でした。出場叶わず,不遇の時代があったのです。その駅伝大会の場で,高石さんが参加選手に向けて朗読した詩に感動した有森さんは「いつかこれを言える選手になろう」と決意したそうです。有森選手は練習を重ねてバルセロナオリンピックで銀でダルを獲得されたのですが,それ以降銀メダルの重圧に耐えきれなくなって一時は本当に走る事が辛かったそうです。しかし,高石ともやさんのこの言葉をいつも思いだし支えられて,苦しい練習も頑張れたそうです。 皆さんにも,誰かの温かいひと言によってうれしくなった経験,頑張れた経験,あるいは「あんなこと,言わなければよかった」と後悔した経験などがあるのではないでしょうか。私は,言葉には力があると考えています。「伝える言葉に真心を込めること」「発せられた言葉から相手の心情を推し量ろうとすること」は,大切にしなければならないと思います。通信技術の発達により,多種多様なコミュニケーションの手段が生まれ,日常のツールになっています。不特定多数の人に対しても,手軽に言葉を伝えることができるようになり,格段に便利になっています。それだけに,「言葉の力」と「言葉の使い方」を十分に心に留めておかなければならないと思います。そして,自分の相手も幸せになれる温かい言葉の受け取りができる人になりたいですよね。 人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある。![]() 私たちは毎日,いや瞬間,瞬間に意識するかどうかは別にして,どうするかを判断しているんだと思います。そして,その結果の積み重ねの中で生活をしているんだと思います。あの時,そのときに違う判断をしていたら,別の今があるのかもしれません。「もしも,あの時にああしていれば」,「あんな決断をせず,もう一つの道を選んでさえいたら」などと,思わない人はいないと思います。だから,自分を信じて自分の信じる道を歩むことが大事なんだと思います。どうすればいいのかわからないとき,よく知っている(知っているのではないかと思う)人に相談し,その人の意見やアドバイスを参考にするのは自然なことです。そのときに,自分の中で,その意見についてどう思うのかを自分に問いかけたり,自分がどうしたいのか考え,決断することが必要なんだと思います。自分にとって最適なものは何かを,しっかりと考えて進んでいくことがよいと思います。 また,「無理をしない」ということも大切ではないでしょうか。頑張り努力することと無理をすることは別物だと思います。進む速さも自分で選んでいいんだと思います。自分に余裕があるときは全力で走ればいいし,少し気持ちに余裕がないときはゆっくり歩む時があってもいいんです。頑張れ!九条中生 「希望に燃えよ 我が九条」 追伸 この度,京都府警察本部サイバー犯罪対策課が,臨時休業措置や外出自粛中に児童生徒がインターネットの危険性やスマートフォンの使い方を自ら考え,家庭内で話し合うきっかけとなるように家庭学習教材を京都府警ホームページ上に公開しましたので,お知らせします。下の[京都府警 情報モラル家庭学習用プリント]の文字をクリックするとリンクしています。 [京都府警 情報モラル家庭学習用プリント] 自分の弱さを知ってこそ,人は他人に優しくなれるのではないでしょうか![]() 今日の言葉は,「強がってばかりいてもすぐに一杯になってしまいますし,自分の弱さを知ってこそ,人は他人に優しくなれるのではないでしょうか」です。この言葉は,長谷部 誠さんのものです。長谷部 誠さんは,元日本代表のプロサッカー選手です。2006年から代表引退を発表した2018年まで日本代表に選ばれ続け,キャプテンとしてワールドカップに3度出場し,ドイツ1部リーグにおける日本人最多出場記録を持っておられます。2019年にはドイツのサッカー専門誌選出のシーズンベスト11と,欧州サッカー連盟が選ぶヨーロッパリーグの優秀選手に選出されています。 「強がる」っていうのは,なかなかしんどいことですよね。「弱い自分」を隠すために多くの労力がいりますからね。「人から指摘されたらどうしよう。」「失敗したらどうしよう。」といった不安に打ち勝つために,常に意識を張って,緊張していなければなりませんから。そこで,「自分の弱さを知る・認めることをしてみませんか」というのが今日の言葉です。人は誰だって強さと弱さを持っています。得意なこともあれば不得意なことだってあるんです。成功したこともあれば失敗したことだってある。完璧な人なんてそもそもいないのなんて当たり前です。どんなに優れた人でも,普段弱そうな仕草を一切見せない人でも,弱さはあるものです。自分が決断したことを実行できないこともあれば,「ここでひと踏ん張りしなければ…」というところで逃げてしまうということはあるものです。そんな自分を責めるのではなく,自分の弱さを認め,そこから何ができるのかを考えるということです。弱いことが分かったなら,それを一つひとつ改善していくにはどうすればいいかを考えてみましょうということです。 弱さをも認めるということは,言うまでもなく別に自分に対するイメージを下げようとか,自分を卑下して考えようということではありません。弱さを認めることは,前進の第一歩です。弱さを知ることは強さにつながり,他の人にも弱さがあり,痛みがあることを知る,想像できる力をもつことにつながります。それは,他人に優しくなれる第一歩でもあると思います。自分のことを知るとは,長所や強さだけでなく,短所や弱さもはっきりさせて,それを認めるということです。いろんな自分を認めていくことで「そのままの自分でいていい。」「どんな自分も自分だ。」と思えるようになれば,自信も自然とアップしていきますよ。頑張れ! 九条中生,「高くはばたけ我が九条」。 夢なき者に成功なし![]() 皆さんは,これから中学校でいろいろな学習や体験をもとに,自分で選んだ進路に進んでいくわけですが,自分の夢を大事に,夢に向かってコツコツと努力して,実現させていってください。そこで,「理想の未来から,今の自分に手紙を書く」という方法があるそうです。理想の未来をつかんだ自分から,今の自分に対して言葉を投げかけるというものです。今の自分から未来の自分へ手紙を書くというタイムカプセル的なものの逆になります。今から未来を考えると,どうしても自分の苦手を克服する方法やリスクを回避する方法ばかりに目がいってしまいがちになりますが,理想の未来をつかんだ自分から,今の自分に対して言葉には自分の強みを伸ばす道や,困難にぶつかりながらもそれを乗り越えていく道がかかれるそうですよ。 皆さん一人一人は,人と違う良さを必ず持っています。その良さを大事にして,理想の未来をつかみに行ってください。頑張れ! 九条中生。 頑張った自分を,自分で認める。他人は,なかなか認めてくれないものですから。![]() 誰もが何かを頑張っています。何を頑張っているのか。それは,自分にしかわからないことが多いのではないでしょうか。どこの誰よりも頑張っているのを知っているのは,自分自身だと思います。まず,自分で自分の頑張りを認めていきましょう。この「自分自身を認める」ことは時に難しかったりするのですが,少しずつ小さなことから自分のことを認めていきませんか。頑張ったこと,達成できたことはきっと見つかると思います。頑張った自分に「拍手」。 そして,確かに,「〇〇さん,□□を頑張っているねぇ。」とは,なかなか声をかけてはもらえないですよね。ただ,言ってはくれないものの,「頑張り」を見てくれていることは案外と多いと思います。見てくれている人の存在に気づいていないだけで,頑張っている様子を誰かが見てくれていたりすることも多いです。頑張っている自分自身を認めてあげても大丈夫ですし,口に出して言ってないだけで,あなたの頑張りを知っている,温かく見守っている人は,あなたの周りにきっといます。頑張れ,九条中生。 「きみの『楽しい』を見つけよう!」京都市家庭学習応援コンテンツ
臨時休業期間に活用可能な学習支援教材の紹介について
平素より,本校の教育活動に御理解と御協力をいただき,ありがとうございます。 さて現在本校では,新型コロナウイルス感染症対策に伴う臨時休業を実施しているところですが,休業期間中の子どもたちの自主学習に活用できるような教材や,インターネット上で利用可能なコンテンツについて,京都市教育委員会から紹介がありました。 これらの教材等や,前年度の教科書やプリントに再度取り組むなどし,ぜひ,家庭学習の習慣づけを意識して毎日の生活を規則正しく過ごしていただきますようお願い申し上げます。 詳細につきましては,下の「きみの『楽しい』を見つけよう!」「プリントひろば利用ガイド」の文字をクリックしていただき,プリントをご覧ください。 きみの「楽しい」を見つけよう! <swa:ContentLink type="doc" item="104208">プリントひろば利用ガイド</swa:ContentLink> 一人一人が自分の仕事をきちっとこなすこと。 この個人プレーの連携が,真のチームプレーなのだ。![]() ラグビーは,15人の選手がチームで一つのボールを相手の陣地までもっていく競技ですね。当然,ボールを持っている人の動きや判断は重要なのですが,ボールを持っていない人がどう判断して動きボールを受けたり,サポートしたりして,チームとしてボールを繋いでいくのかが大切になります。そのときに必要なのは,自分のやるべきことは何なのか,今自分のできる仕事は何なのかを考えて行動することだと思います。チームが勝つために,一人一人の選手が自分のできることをしっかりと行い,それを繋げていくことが大切だと思います。学校でも,社会に出てからも,いろいろな人と協力して活動することはたくさんあります。そんなとき,自分のやるべきこと,やらなければならないことは何なのかを自分で考え,適切な行動ができる人になってほしいと思います。頑張れ,九条中生。 私は,何度も何度も失敗した。それが,私が成功した理由だ。![]() 彼は,少年時代からバスケットボールを始めましたが,周りの友達よりも背が低いこともありなかなか試合に出ることができなかったそうです。高校入学時も代表チームには入れなかったそうです。その挫折を乗り越えて1年後に代表チーム入りを果たし,注目選手へと成長しました。「私は9,000回以上シュートを外し,300試合に敗れた。決勝シュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ。」と語っています。挫折を乗り越えるために誰よりも練習を重ね,努力を続けたわけですよね。 失敗をすると,次も失敗してしまうのではないかという怖さから,もう一度挑戦する勇気が出てこなくなることもあると思います。そんなときに,この言葉を思い出して,頑張ってみませんか。 「もし壁にぶつかっても,あきらめて引き返してはいけない。どうやって登れるか,突き破れるか,乗り越えられるか,考え抜くんだ。成功は,やみくもに追い求めるものじゃない。それに向かってたゆまない努力を重ねるものだ。そうすれば,成功は思いがけない時にやって来る。それがわかっていない人が多いんだ。」ともジョーダンさんは語っています。そこまですぐには行けすとも,少しでも近づくように,ぼちぼちと,そして一歩ずつ歩んでいきたいものですよね。 【お知らせ(再)】 臨時休校期間中における皆さんの学習などの一助として,今回,各学年各教科等で主に4月に学習予定であった単元の内容を短縮して紹介したり,家庭学習の進め方等を提案するコンテンツ画像が作成されました。このコンテンツ画像は,小学校4年生〜中学校3年生の各教科等を学年ごとに作成しており,1本15分〜30分の構成で約60本あり,各教科等の学習内容に加え,英語の歌やあいさつをALTと一緒に行うもの,親子で行うストレッチ運動,手作りマスクの方法等も紹介しています。KBS京都テレビで放送スケジュールや,動画投稿サイト「ユーチューブ」での配信などの案内を,右端「配布文書」「お知らせ」に載せています。また,下の「京都・学びプロジェクト」の文字をクリックすると案内にリンクしています。ぜひ,ご覧ください。 京都・学びプロジェクト がんばれ京都の子どもたち(京都・学びプロジェクト)
「京都・学びプロジェクト」
新型コロナウイルス感染拡大により、子どもたちの休校期間が長期にわたっています。 学校に行きたくても行けず、友達と一緒に勉強したり遊ぶことができない子どもたち。 京都市教育委員会、京都新聞、KBS京都テレビが一体となって「京都・学びプロジェクト」を展開し、休校中の子どもたちの学習や心と体のサポートをいたします。 ※上の「京都・学びプロジェクト」をクリックすると,「配布文書」「お知らせ」にあります記事にいきます。 感動してのめりこむ態度を育てたい![]() 「自分の脳の働きを変える一番いい方法は,『感動する』ということです。感動することほど,人を変えることはありません。逆に言うと感動は,人間を変えてしまう『劇薬』です。今までの人生を振り返ってみてください。何に感動したかで,おそらく,その人の人生は決まっていると,私は思います。それぐらい感動というのは,根深い」。これは,脳科学者の茂木健一郎さんの言葉です。確かに,感動的な出来事や映画などのシーンを見たとき,身体が震えるような心地よさを感じたり,胸が熱くなるようなことがありますよね。このような心の動きのことを科学的には「情動=感情が動くこと」といい,脳とホルモンの働きが関与するといわれているそうです。最近では,脳トレなどで頭を開発して可能性を広げようとする風潮もありますが,特別なことをしなくてもそれは可能なことだそうです。その一つが「感動する」ということのようです。感動するという情動が起こると,脳内では「ドーパミン」というホルモンが分泌されます。すると,次のような効果があるそうです。「ドーパミンは幸福感や快感を司っています。精神的なストレス解消や免疫機能を上げることでも知られています。ストレスや免疫力の低下は老化を促進し,心身ともに疲弊を招きます。これは言い換えれば,様々な病気に罹りやすくなるということです。心身ともに健康で愉しい毎日を過ごすためには,運動・栄養・休養が大切ですが,『感動』という情動は心に運動・栄養・休養を与えてくれる万能薬です。」とのこと。 今は,情報通信技術の発達で,驚くほど簡単に情報が手に入ります。つまり,「知る(もしくは知ったつもりになる)」ことは容易です。すると,知った気分になってしまっていると,それ以上,掘り下げようとしなくなるために,本当の意味での感動体験までなかなか至りにくいという指摘もあります。また,目に見えて派手で,特別な事がなければ感動を得られにくいという傾向もあるのでは…。日常の中で「感動体験」をどれだけ出来るかどうかは,自分のなかにどれだけの「受け皿」を用意して,キャッチしに行こうとするかどうかで変わるのかもしれません。知的好奇心をもって,さまざまなものをじっくり観て,しっかりと感じ取っていきたいものですね。 |
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