京都市立学校・幼稚園
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1年生海外フィールドワークの直前準備を行っています!

 学年末考査が月曜日で終わり,本日(3月2日[水])1〜4限の時間をすべて使って,1年生全員で海外フィールドワーク(以下「FW」と略します)の準備活動を行いました。
 
 1限目は,7階大講義室に集合して「学年アセンブリ」です。
 冒頭,養護教諭の先生方から,学校保健安全法施行規則の改正で検査項目が追加されたことに伴う「四肢の状態の検査問診票」記入提出にあたっての注意点の説明と提出のお願いがありました。保護者の皆様にはお手数をお掛けしますが,趣旨を御理解賜り,御協力下さいますよう,何卒よろしくお願いいたします。
 次に,学年主任の富永先生から,模擬試験の振り返りと今後に向けての注意がありました。この中で,模擬試験の結果を見る時に注意してほしい2つのポイントとして,「それぞれの教科・分野ごとの状況をよく確かめ,弱点を克服するように。」「また,その時点の結果だけを見るのではなく,推移を見ること。変化の振れ幅はどれくらいか,またどの局面からそのようになったのか,自分なりにつかむこと。」とお話があり,「いずれにしても,授業や家庭学習を大切にして取り組んでほしい。1年から2年に進級するこの春にどれだけしっかり出来るかが大きな分かれ目となる。FW前の今からスタートを。」と注意喚起と激励をしておられました。
 そして,FW担当の土肥先生から,「FWレポート」の形式や作成スケジュールについて,「昨年度よりも完成・発表の時期が約1箇月前倒しになっており,5月上旬には完成している必要がある。」「日程が大変タイトなので,出発前からフォーマットに従って執筆をはじめ,グループ内での情報共有をしながら計画的に作成すること。」「更に成果発表会に向けて発表用ポスターの作成・準備もあるため,春休み中にいかに作業を進めるか,グループ内の情報共有を図るかがカギになる。」等の説明がありました。 
 締めくくりに,学年主任の富永先生から「安全に帰ってくるためのルールの確認と諸注意」「明日以降の予定」を説明し,アセンブリは終了しました。

 2〜4限目は,FWのコース別の教室に分かれての活動です。
 生徒たちは,まずは完成したばかりのコース別「しおり」を受け取りました。FW委員を中心に全体行程やルール等の読み合わせを行ったり,点呼(各局面で様々な種類の集合隊形があります)の練習をしたりするなど,細かいところまで確認していました。「早く行ってみたいという気持ちとともに,改めて自分たちがすることに対しての“責任”を痛感しました」と生徒たちは言っていました。また,4限目にはFWレポートの構想立案やフォーマットの確認をしながら,それぞれのグループでタブレット端末に向かって執筆を始めていました。

 出発当日までさらに準備を重ね,万全の態勢で出発して下さい。
 ガンバレ! 13期生。

[写真]
 1枚目
  左上〜左下 学年アセンブリの様子
   左上 養護教諭から
   右上 土肥先生から
   左下 学年主任から
  右下 コース別しおり読み合わせの様子

 2枚目
  左上〜左下 コース別しおり読み合わせの様子(続き)
  右下 点呼練習の様子

 3枚目
  左上 点呼練習の様子(続き)
  右上 FWレポート作成開始
  左下〜右下 FW連絡掲示板(あと4日となりました)

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エンタープライジング科第11期生卒業式を挙行しました!(その2)

(写真の続きです。)

1枚目
 上段左 西京同窓会会長祝辞
 上段右 卒業記念品目録贈呈
 下段左 在校生送辞
 下段右 卒業生答辞

2枚目
 上段左 歌「旅立ちの日に」合唱
 上段右〜下段左 式後の,卒業生から担任団への「卒業証書」贈呈
 下段右 式後の,保護者への謝意を込めた卒業生による合唱

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エンタープライジング科第11期生卒業式を挙行しました!(その1)

 3月1日(火)午前10時から,本館7階の京一商西京メモリアルホールにて,平成27年度卒業証書授与式を挙行しました。朝から雪が降る等寒い日となりましたが,本日卒業式に臨んだのは,自然科学系コース159名,社会科学系コース113名,総計272名(男子149名,女子123名)のエンタープライジング科第11期生です。彼らは,学校創立第128期生,西京第68回生となる生徒たちです。

 卒業証書授与に続く校長式辞で,村上英明校長は,「この式場は,130年を迎えようとしている本校の歴史の中で,連綿として続く輝かしい伝統を引き継ぎ,卒業された多くの諸先輩方の想いが息づく場所として,京一商西京メモリアルホールと名付けられています。このホールは,先輩方のみならず,ここにいる皆さん方が過ごしてきた学校生活の様々なシーンが記憶として積み重ねられていく,そういった意味でもまた,メモリアルな場所なのです。」
 「昨年7月14日に本校学術顧問で,株式会社堀場製作所の創業者であり当時最高顧問でいらっしゃいました堀場雅夫様がお亡くなりになりました。平成15年度の本校エンタープライジング科の立ち上げや翌年の附属中学校設立にも積極的にご尽力賜り,『進取・敢為・独創』という本校の教育理念やグローバルリーダーの育成,中高一貫教育の導入など,現在の西京のコンセプトの原点となる示唆をたくさんいただきました。その縁もあって,設立当初から13年の長きにわたって本校の学術顧問もお引き受け下さり,入学式には必ず新入生・保護者に対して記念講演を行って下さいました。堀場先生最後の御講演となりました昨年4月には,『西京生は,それだけでアドバンテージがある。この平和な京都に生活し,中学・高校時代も学校生活に集中する環境にある。世界をながめれば同じような年代であっても,戦争や病気の蔓延により明日の命さえ保障されず,将来の希望さえも描くこともできない青年も多く存在する。皆さんはそのような恵まれた環境を生かして,率先して世の中の役に立つ人間になる必要がある。そのためにはまず人間として魅力的である必要があり,素晴らしい人格を形成する必要がある。なぜなら,その能力で私利私欲に走り,自分が良ければそれでいいという人では,真のリーダーたりえないからだ。勉学に励んで自分の専門領域を持ち,常にそれを高めることに努め,その仕事を通じて世界に貢献できる人となってほしい。』と,熱くメッセージを語って下さいました。あらためまして堀場顧問のご冥福をお祈り申し上げますとともに,感謝の言葉を申し上げる次第です。」
 「昨年公職選挙法が改正され,公職に関する選挙権年齢が18歳に引き下げられました。ご存じのように,選挙権は憲法上国民に保障された参政権の重要な部分を占める権利であり,歴史的にはこの選挙権の獲得を巡って多くの市民・国民の血が流されることもありました。そうまでして手に入れてきた権利ですから,当然その選挙権の行使,すなわち投票するといった行動には,自分を取りまく社会全体に対する責任を負うことになります。すなわち政治の一端を担う,主体的に参加するという意識が必要となってきます。一人の若者として,これまで学んできたことを十分に活かし,その時できる範囲で構わないから十分に考えたうえで,社会の一翼を担う責任を最低限果たしていくよう,心がけていただきたいと思います。」
 「先の堀場顧問のお話にもあったように,比較的恵まれた環境で中学・高校生活を過ごしてきた卒業生の皆さんは,自分の将来の夢を実現することも大切なことではありますが,社会全体の幸福や人類全体の幸福のために自分に何ができるか,どう貢献できるかを常に考えてこれからを過ごしていただきたいと切に思っています。もちろん,家族や友人,ここでお世話になった先生方への感謝の気持ちも大切なことではありますが,社会で活躍し,様々な分野で社会の幸福に貢献している皆さんの姿を見せていただけることが,私たち,皆さん方を送り出したものの切なる願いであることを最後にお伝えして,卒業にあたってのはなむけの言葉といたします。」と述べられました。

 また,祝辞の中で,PTA会長村上久明様から「皆さんは,ここ西京高校で高い志を同じくする友人と出会い,全てにおいて高いエネルギーを使って,より良い価値のあるものを得られたことと思います。それを誇りに思って,これからも歩んでいってほしいと思います。」「皆さんは,海外フィールドワークやリーダー研修などを経験して,世界的に普遍的な価値観に気づき,肌で感じて帰ってこられたことと思います。これからは更にグローバルスタンダードを学んでいただき,『社会から求められる人』になっていってほしいと思います。」「しんどい・苦労は本人の感じ方次第。西京で培ったエンタープライジングな精神とともに,自分の人生をたくましく,楽しいものにしていって下さい。」とエールを送られ,西京同窓会会長平野正路様からは,「今日の社会環境は大変厳しいものがあります。結果が見通せないからこそ挑戦してみる価値や面白さがあります。既成の概念にとらわれることなく,斬新な発想で夢を追い求めて飛び立って下さい。さまざまな失敗の経験が皆様の将来の糧となります。西京という絆で結ばれた縁を大切に,悔いのない未来の自分に向かって一歩を踏み出して下さい。」とのはなむけの言葉をいただきました。

 続く送辞で,生徒自治会長山河絵利奈さんは,「エンタープライジング科を御卒業されると,様々な困難が待ち受けていることと思います。しかし,先輩方なら,エンタープライジング科で学んだ行動力や意見を伝える力,そしてチャレンジ精神で困難を乗り越え,更にはこの社会を引っ張っていく存在になるでしょう。」と述べるとともに,11期生の活躍を讃え,後輩としてその伝統を継承し発展させていくことを誓いました。

 この送辞を受けて,卒業生代表の義村聡志さんは,「エンタープライジング科第2ステージ1期生」と言われた11l期生の軌跡を振り返りながら,「進取・敢為・独創,この三つの力を身に付けた西京高校エンタープライジング科11期生として,どんな苦難も乗り越え,前を向いて生き続けることを誓います。」と力強く決意を述べました。

 式後には卒業生から3年担任団や保護者の皆様への謝辞も披露され,感動的な卒業式となりました。


[写真]
1枚目
 上段左 朝の校内(雪景色のグラウンド)
 上段右 朝の校内(雪景色の中の梅花)
 下段左 正門付近
 下段右 学校長による卒業認定

2枚目
 上段左 卒業証書授与
 上段右 式場の様子
 下段左 学校長式辞
 下段右 PTA会長祝辞

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3年生,最後の学年アセンブリを行いました!

 2月29日(月)13時20分から,7階大講義室にて,3年生最後の学年アセンブリを行いました。
 村上校長からは,本校の同窓会組織「西京同窓会」と「一般社団法人京一商西京同窓会」のそれぞれについて,構成員や会費の仕組み,行っておられる事業の紹介等を中心にお話しいただきました。
 そして,進路部からは卒業後の各種協力依頼について呼び掛けを行い,最後に3年担任の先生方一人一人や学年主任から,はなむけの言葉を贈りました。

 その後,場所をメモリアルホールに移して卒業式の予行を行い,村上校長からは熱のこもった歌唱指導をいただきました。(「エンプラ第2ステージ」であるこの学年は,入学直後の「学習合宿」で校長先生から“効果的な校歌指導”を受けているだけのことはあって,しっかりと歌声が響いていました。)

 明日はいよいよ卒業式。晴れの舞台で思う存分輝いて下さい!

 なお,第11期生卒業記念品として保護者の皆さまから御恵贈たまわります「置き時計」は1階入口に,「トロフィー展示台」は3階校長室前に設置させていただいております。末永く大切に使わせていただきます。有り難うございました。

[写真]
 上段・中段 学年アセンブリの様子
 下段左   卒業式予行での校長先生による歌唱指導の様子
 下段右   卒業記念品
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全日制
3/3 2年学年末考査
3/4 2年学年末考査
3/6 1年海外フィールドワーク(〜11日)
3/7 1年海外フィールドワーク(〜11日)
3/8 1年海外フィールドワーク(〜11日)
2年学年末考査
京都市立西京高等学校
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