最新更新日:2024/11/07 | |
本日:157
昨日:492 総数:2955821 |
1年進路フィールドワーク保護者説明会を行いました!
10月31日(土)午後1時30分から3時30分まで,1年生の保護者の皆様を対象に,「1年進路・フィールドワーク(以下,FWと略します)保護者説明会」を行いました。
はじめに村上校長の挨拶があり,「本日は1〜3年生全学年が模擬試験を受験中であり,いわば“決戦の日”。1年生については,高校入学後の学習内容が定着しているか,よい学習習慣がついているかどうかを測るためのものである。しっかりと出来ていないという場合は,ここできっちりと仕切り直しを!」ということと,「このあとFWについて生徒や教員から御説明させていただくが,いずれのコースも法律・制度・習慣が日本とは異なる外国に飛び込むわけなので,生徒には実施に向けての“心構え”を指導している。またその一方,現地の情勢によってはやむなく中止することもありうるし,出発してからでも,行程の変更や活動内容の制限等を判断することも考えられる。リスクを見極めながら常に情報収集も行っているので,お含みおきをいただきたい。」といった点を中心にお話ししました。 次に,進路部の久保先生から,文理選択について・模擬試験の結果から見る13期生の現状・今後に向けて確認しておきたいこと(これまでの振り返りの大切さや先輩たちの様子からわかる成功の秘訣など)について説明させていただきました。文理選択においては,「思考停止」に陥ることなく視野を広く可能性を広げる考えを持つとともに,易きに走らずしっかりと「自分で」決断することの大切さを,模試については,7月と8月の結果の推移を先輩たちとの比較も交えて解説し,入学後の頑張りしだいで成績は上下しており,今やるべきことは何なのかもう一度よく考え,しっかりと西京の指導の流れに乗って,主体的・計画的に力をつけてほしいということを,それぞれお話ししました。 そして,学年主任の富永先生から13期生の現状について,「学習面の現状と指導方針」「球技大会や西京祭(文化の部・体育の部)での生徒たちの頑張り」を中心にお話ししました。最後に,2年生の8月に行われる「エンタープライズトップリーダー研修」(UCバークレー研修/希望者から選抜された15名によるプログラム)の募集に向けての予告も行いました。 続いて,生徒による海外FWについてのプレゼンテーションを行いました。 総勢73名から成るFW委員会は,「FW・交流・生活・しおり・広報」の5つの部署に分かれています。まずは「FW部」部長の浅田智裕さん(6組)から,FWの目標やこれまでの準備の流れ等について説明があり,続いて各コース長が,パワーポイントを用いながらプレゼンテーションを行いました。どの生徒も創意工夫に富んだ個性あふれる発表を行い,コースの目標・特徴・魅力やFWにかける意気込みなどを堂々と紹介していました。 *各コース長は,次の通りです。 シンガポール 兼清紗綾さん(3組) マレーシア 原帆花さん(1組) タイ 藤原諒大さん(4組) ベトナム・カンボジア 戸田愛唯さん(4組) *本日はコース長公欠のため,松尾深景さん(6組)が代理で登壇 インドネシア 橋本拓己さん(2組) 上海 竹添万夏さん(6組) グアム 横谷純一さん(7組) その後,教育企画・中高一貫教育推進部長の岩佐先生からFW付添団の紹介があり,続いて,FWの目的や今後の進め方,パスポート管理のお願いやアレルギー対応等について御説明させていただきました。 最後に,取扱旅行会社(日本旅行)からの保険等についての御紹介で説明会は終了いたしました。 選択制海外FWの実施に当たり,関係機関と連携を取りつつ,今後とも各地域の情勢を引き続き注視しながら,慎重に準備を行ってまいります。保護者の皆様,今後とも生徒たちの準備活動を温かく見守っていただきますとともに,御協力よろしくお願い申し上げます。 お忙しい中多数御出席賜り,誠に有り難うございました。 [写真] 1枚目 1段目:(左右とも) 会場の様子 2段目 左:校長挨拶 右:進路部からの説明 3段目 左:学年主任からの説明 右:生徒FW委員(FW部長と各コース長) 2枚目 1段目 左:FW部長プレゼン 右:「シンガポール」コースプレゼン 2段目 左:「マレーシア」コースプレゼン 右:「タイ」コースプレゼン 3段目 左:「ベトナム・カンボジア」コースプレゼン 右:「インドネシア」コースプレゼン 3枚目 1段目 左:「上海」コースプレゼン 右:「グアム」コースプレゼン 2段目 左:付添団紹介 右:FWについての説明 【ESS】ハロウインパーティー!
10月30日(金)午後1時30分から4時まで,6階CALL教室にて,ESS部が恒例の「ハロウインパーティー」を行いました。
保護者担任懇談会期間中(最終日でした)ということで4限までで授業は終了しており,昼食後,部員たちは思い思いの仮装をして会場に集まりました。また,ALTの先生方も仮装をしてお越し下さり,楽しいひと時となりました。 廊下の向かい側のHR教室は保護者懇談実施中ということで,会話の音量に気を使いながらですが,“ジャックオーランタン”をテーブルのセンターに据え,ゲームやフリートークで静かに盛り上がっていました。 ゲームは,「ジェスチャーゲーム」(英語の動詞を聞いた代表者がジェスチャーをして,チームのメンバーが何の動作かを推測する)や「ピクショナリー」(市販のボードゲームではなく,英文を聞いた代表者がそれを絵で表し,チームのメンバーが答えるというもの),また文字を並べ替えて別の単語を作るゲーム(今回は「Halloween」と「Jack-o-lantern」の二つの語をお題として,使われているアルファベットだけを用いて,出来るだけ英単語を考えるというもの)等をして楽しみました。 参加した部員の感想です。 普段授業で習う英語とは違って,アットホームな雰囲気の中,ALTの先生方とたくさんお話しをする機会が持てて,いい経験になりました。会話の中では日本と海外の教育の違いなども話題になっており,普段の部活動で練習しているパーラメンタリーディベート(Parliamentary Debate/イギリスの国会形式を模した,即興型の英語ディベート)でもよく取り上げられる内容だったので,勉強になりました。今回のパーティーで英語にしっかりと取り組みたいという気持ちが更に大きくなったので,今後もこの経験を糧に,活動していきたいです。 この“ハロウイン”が日本に広まり出したのは,2000年以降のことであると言われています。(長らくハロウインは知らない人も多く,書物やテレビの中だけのものでしたが,グローバル化の進展の中で盛んになってきた“子どもの英語教室”でハロウインに初めて触れたり,有名なテーマパークが2000年前後から相次いで仮装やパレード等のイベントを行ったりしたことから,急に広まり出したようです。) 日本では,“クリスマス”同様,イベント・娯楽として楽しむものになっていますが,元来の宗教的背景やその来歴,それぞれのアイテムに込められた意味,またそこから“一年や一日の区切りの変遷”等にも興味関心の幅を広げて,異文化理解を深める一つの契機としてもらえればと思います。 HAPPY HALLOWEEN! 京都賞高校フォーラム・校内スタッフが準備活動を行いました!
10月28日(水)午後1時45分から,5階化学室にて,「京都賞高校フォーラム」生徒スタッフが事前勉強会を行いました。
本日から3日間,高校は秋の保護者担任個別懇談期間となり,4限目までで授業は終了しています。部活動や課外の活動を平日にじっくりと行える,数少ない期間です。 生徒スタッフ20人は,御講演下さいますミシェル・マイヨール博士(ジュネーブ大学名誉教授)の受賞理由「太陽系外の惑星の発見による新たな宇宙像の展開への多大な貢献」について理解を深め,一般参加の生徒(1〜3年生の希望者63名。当日はスタッフを合わせて総計83名で聴講します。)への事前学習会に備えるため,本校理科の鵜飼先生にお願いして,特別授業を行っていただきました。 系外惑星の発見がいかに困難であったか,そもそも惑星とは何か,どのように星が誕生するのかといった基本的な話から,惑星発見に至るまでを,スライドやホワイトボードでの図解を交えながらわかりやすく講義して下さいました。“系外惑星の見つけ方”の理論や探索の際に使用された観測装置のはたらきについても解説していただき,マイヨール博士の業績の一端を理解することができました。 1時間を超える講義終了後は,生徒同士で内容を復習し合ったり,疑問点を先生に質問したりしていました。そして,活動場所を6階エンタープライズ演習室に移し,役割分担に従って,18時30分ごろまでパートごとに準備を進めていました。 スタッフの皆さん,高校フォーラムでの御講演聴講をより実りあるものにするため,頑張って下さい! [写真] 上段(左右とも) 鵜飼先生による講義の様子 下段左 講義終了後の質問会の様子 下段右 場所を変えての準備作業の様子 2年進路保護者説明会を実施しました!
10月24日(土)13時30分から,7階大講義室にて,2年進路保護者説明会を実施しました。
初めに,村上校長から,つい先日(10月22日[木]),2年生が「受験生宣言」を行ったことを紹介され,受験に立ち向かうお子様に対して一番大切なことは「信頼」です,と御挨拶がありました。そして,「周りの大人たちに(保護者からも先生からも)わかってもらっている・信頼されている,ということが本人の自信(自己肯定感や自己効力感)につながる」「信頼の気持ちがしっかりとお子様自身に伝わるよう心掛けていただきたい」「相互の信頼関係はどのような局面でもやはり基本です」「家庭・学校が協力して,見守り・支え・励ましていきましょう」と話されていました。 続いて,駿台予備学校京都校の川本学校舎長から,「親子でのりきる大学入試」と題した講演があり,「受験勉強の意義」「大学入試の現状」「夢の実現に向けて〜受験勉強とは」「家族は受験生をどう支えるのか」という内容でお話し下さいました。 「大学受験や受験勉強は自分を成長させるチャンス」「現役生は試験当日まで伸びる」「安易に志望を下げず,粘り強く努力を続けることが大切」とした上で,「再受験生(不本意入学により,退学してもう一度大学入試にチャレンジする者)が推計で4万人を超えており,“楽な方向”に逃げても結局は大きな無駄が生じる」「大学全入時代と言われるが,難関大志向は高まっている。しかし,かつてに比べると難関大の間口は広まっているといえる」「復習はとても大切。帰宅したら部屋に直行し,制服のままで手を動かすように習慣づける」「まずは学校の授業を軸に基礎学力の定着と学習習慣の確立を」「模擬試験は“間違えた問題”にお金を払っていると捉え,3回は復習を」「本人とのコミュニケーションをしっかりととり,最大の応援者でいてほしい」等々,御経験談を盛り込みながらの,盛り沢山で有益なお話でした。 さらに,進路指導部の久保先生から,「模擬試験の結果を踏まえた12期生の現状及び受験生宣言の意義」について,去る10月7日に行いました2年進路アセンブリで生徒たちに説明した内容を中心にお話いたしました。「受験生だから今すぐ部活をやめなさい,といっているわけではない。部活引退後の切り替えをスムーズにするため,生活スタイルの優先順位を変えていく。何をどれだけするか(できるか)を計って,受験生になる準備を虎視眈々と進めること」等,スライド資料やプリントをもとにして分かりやすく御説明していました。 最後に,2年学年主任の岡本先生から,12期生の最近の様子についてお話がありました。西京祭(文化の部や体育の部)の写真を示しながら生徒たちの頑張りを紹介するとともに,後期進学補習受講にあたっての心掛けや保護者担任懇談会等についても御説明し,最後に「受験生宣言」の様子をまとめたビデオを御覧いただいて終了しました。 予定を大幅に超える長時間の説明会でしたが,保護者の方々は終始熱心な表情で話に聞き入って下さいました。お忙しい中多数御参加下さり,誠に有り難うございました。 京都賞高校フォーラム・校内スタッフ会議(第2回)を行いました!
毎年聴講させていただいております「京都賞高校フォーラム」に向けて,参加生徒への校内での事前学習会や当日の誘導等を取り仕切る生徒スタッフ会議を,10月23日(金)放課後,6階631教室にて,18時30分ごろまで行いました。
「京都賞」は,科学や文明の発展,また人類の精神的深化・高揚に著しく貢献した方々の功績を讃える国際賞で,公益財団法人稲盛財団によって運営されており,先端技術部門,基礎科学部門,思想・芸術部門の計3賞が贈られます。昭和60(1985)年に第1回京都賞が授与され,今年で第31回目となります。 授賞式および関連行事は毎年11月に行われ,この「高校フォーラム」もその一つです。以前は各学校単位で行われており,平成21(2009)年11月14日には,第25回京都賞(先端技術部門)を受賞された赤崎勇先生が,7階大講義室で本校中高生希望者を対象に特別授業を行って下さったこともあります。(平成23年からは本校「学術顧問」としてもお世話に与っております。) 今年度の高校フォーラムは11月13日(金)午後に行われる予定で,受賞者のうち,ミシェル・マイヨール博士(基礎科学部門・ジュネーブ大学名誉教授)の御講演を,京都府内の高校生とともにお聴きすることになります。 今年のスタッフは1年生15人,2年生5人の計20人です。「京都賞の歴史や稲盛財団」「博士の生い立ちやこれまでの功績」「宇宙科学の基礎や博士の研究内容」という3つのグループに分かれて準備を進め,11月の校内事前学習会で本校からの聴講希望生徒へのレクチャーを行います。 本日は前回に決めた役割分担に従い,パートごとに準備を進めていきました。昨年度を経験している2年生スタッフが1年生に去年の説明用スライドを見せて感じをつかませながら,自らの体験を踏まえてアドバイスしている姿が印象的でした。毎年連綿と続いている西京の伝統として,次の学年へのバトンの受け渡しがしっかりと行われていく様子を垣間見ることができました。 今後,スタッフでスライド資料やレジュメを作成したり,理科の先生を招いての「スタッフ学習会」を行ったりしながら,一般参加の本校生たちにレクチャーできるように取組を進めていきます。 スタッフの皆さん,高校フォーラムでの御講演聴講をより実りあるものにするため,頑張って下さい! [写真](撮影時は終わりがけだったため、スタッフの人数が少なくなっていました。) 左: パートに分かれての準備作業 右: 昨年度作ったスライドをタブレットに映して説明する2年生 2年生「受験生宣言」を行いました!
10月22日(木)7限,7階メモリアルホールにて,2年生(12期生)全員が恒例の「受験生宣言」を行いました。各期生のカラーを反映して生徒たちが創意工夫をしながら内容を考えており,毎年ふたを開けてみないとどんな「宣言」をするのかはわからず,生徒たちも教員も,どきどきわくわく期待をふくらませながら当日を迎えます。
冒頭の挨拶で村上校長は,「受験生宣言は,先生から宣言させられる日ではなく,自分たちが,自分たちのために,自らの気持ちをうまく(受験を乗り切れるように)もっていくスタートをする日,と考えてほしい。」「受験という大きな試練に対する不安はあって当然。その気持ちを自分でしっかりとコントロールしながら,準備としての日々の学習・苦労に耐えて乗り越えたという自信は,これからの皆さんの人生にとってきっと大きな糧になるはず。」「何もこの日を境に,“部活をやめなさい”ということではありません。部活動もコンテストその他の課外の活動も,どんどんやって下さい。大切なことは,今日のこの会をきっかけに気持ちを切り替えて,これからの高校生活を自分でデザインしながらしっかりと乗り切ることです。頑張って下さい!」と激励されました。 続いてのクラスごとの「受験生宣言」では,各クラスの代表が前に出て(全員が前に出たクラスもありました),寸劇仕立てや漫才形式など,思い思いの趣向で元気に<宣言>し,受験生として気持ちを切り替えるぞという意気込みを,それぞれの形で表現していました。 生徒たちが大好きなSNS(ツイッターやライン)をネタにしながら,“これからは勉強に専念していこう”というメッセージをこめた寸劇をしたクラス,「受験生Style」というファッションショー仕立てで自分たちの決意やあるべき姿を表現したクラス,クラス全員で歌を歌いながら,自分たちの受験に向かう姿勢を書いた紙を寄せ書きのように貼り合わせて完成させ,今後教室に飾って決意を日々新たにするというクラス等があり,今年初めて担任として参加した教員は,「限られた時間の中で,クラスで協力しながら,よくここまでのものを創り上げたと思います」と感動していました。 締めくくりに学年主任の岡本先生からまとめと激励の言葉があり,盛り上がりと笑いがある中にも,静かな決意が感じられる12期生の受験生宣言が終了しました。 この「受験生宣言」を一つの契機としてこれまでの意識を切り替え,取組が甘かった点を見直し,新しい気持ちで仲間とともに日々邁進してほしいと思います。 自分の道を切り拓くため,ガンバレ 12期生! 「2R研究プロジェクト」「COP21パリ開催記念プロジェクト」の参加生徒合同ミーティングを行いました!
10月21日(水)昼休みの12時45分から,5階535教室にて,本年3月から活動しています「2R研究プロジェクトチーム」(2年生有志12名)と,このほど結成されました「COP21パリ開催記念プロジェクトチーム」(1年生有志13名)との合同ミーティングを行いました。
「2R研究プロジェクト」は,京都市において,全国に先駆けて「こころのしまつ条例」が制定され,「2R」(リデュース・リユース)が強化されるのに伴い,一般社団法人「びっくりエコ発電所」等の呼びかけに応じた有志生徒12名(本年3月当時は1年生)が,浅利美鈴先生(京都大学環境科学センター助教)の御指導のもとで行っている調査・研究プロジェクトです。ディスカッションを重ね,主に高校のごみを対象に,排出実態調査や分別実験,アンケート調査などを組み合わせて,削減を目指して活動しています。(6月20日には京都大学百周年時計台記念館で中間発表やパネルディスカッションを,また10月15日には校内で中学・高校全校生徒の前で発表とごみ分別徹底の呼びかけを行いました。) 「COP21パリ開催記念プロジェクト」は,今年の11月30日から12月11日まで,パリで「COP21」(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)が開催されることを記念して若者たちが行う,「盛り上げ企画」です。 ここ京都は,平成9年12月に「COP3」が開催され,「京都議定書」が採択された地です。そこで,フランス等を拠点に,若者を巻き込みながら持続可能性を追求するプロジェクトを実施しておられる団体が,COP21開催を記念した若者参加型の取組を企画されており,パリの若者との交流の海外パートナーとして,京都の高校生や大学生との協働を呼びかけておられます。本校では,これまでから京都大学の浅利美鈴先生との協働で環境教育の取組を続けており,その関わりから,参加の呼び掛けをいただきました。 本日の合同ミーティングには,御指導下さっています浅利美鈴先生(京都大学環境科学センター助教)がお忙しい中お越し下さいました。そして,2Rプロジェクトの最終まとめに向けた状況の確認や,COP21記念プロジェクトの概要及び準備スケジュール,また一般社団法人「びっくりエコ発電所」様主催によります「環境シンポジウム」との関連を含めた見通しの説明を行って下さいました。 今後,両チームが連携しながらまとめや準備を進めることとなります。環境モデル都市・京都で学ぶ高校生として貴重な経験を積む機会ですので,楽しみながら取り組んでいただければと思います。 プロジェクトチームの皆さんの活躍に期待しています! [写真](左右とも) 浅利先生と,持参した昼食をとりながらミーティングに臨む両チームの生徒たちの様子 【陸上部】日本ジュニア・ユース選手権大会で好成績を収めました!
10月16日(金)から18日(日)に瑞穂公園陸上競技場(名古屋市)で開かれました,日本陸上競技連盟主催「第31回日本ジュニア陸上競技選手権大会」(U-19)及び「第9回日本ユース陸上競技選手権大会」(U-17)において,本校陸上競技部の女子選手が,それぞれ「優勝」「第2位」に輝きました。
ジュニアは大学生もいる中で3年生が,ユースは高校2年生もいる中で1年生が,ともに素晴らしい結果を残しました。応援にお越しくださいました皆様方に感謝申し上げます。 今後とも練習に励み,さらなる記録に挑戦してまいりますので,なお一層の御声援を賜りますよう,よろしくお願いいたします。 [結果] 【ジュニア】女子三段跳 優勝 武村明香(3年) 記録:12m58<京都高校新> 【ユース】 女子三段跳 第2位 森山玖実(1年) 記録:11m99 【高大連携】1年生特別講義を行いました!
10月17日(土)11時50分から,7階大講義室において,1年生全員を対象としたEEP特別講義を,今回は京都大学の「高大連携事業・学びコーディネーター大学院生による出前授業」として実施いたしました。
講師は,京都大学大学院農学研究科博士後期課程の米田有希先生で,「歩けない植物は武装する」と題して,約50分間御講義を行って下さいました。 冒頭に,「今日の授業は,“サイエンスに興味を持ってほしい”“いろいろな人生があるんだなあ”の2つがポイントです。」として,まずは先生の自己紹介と,学位の流れについてお話し下さいました。 先生が理系を選択されたのは,お母様が花屋を営んでおられ,植物に興味があったからだそうです。学部の卒業研究は「遺伝子組み換え作物の作出」で,大学院の修士(博士前期)課程で研究の中で自ら仮説を立てて検証していく楽しさに気づかれ,研究を通して社会貢献することを目指されたそうです。園芸学と英語力の双方を鍛えるためにアリゾナ大学にgraduate studentとして1年在籍されたのち,現在は博士後期課程で研究を続けておられます。 1つ目の話題は,植物がどのような方法で環境に適応しようとするのかについてです。 植物は動物と異なり自由に体を移動させることが出来ないため,生活環境の影響を大きく受けます。しかし,植物にとって生活する環境が自分に最も適したものであるとは限らず,さまざまなストレス(乾燥・強い光・虫・塩害等)を受けることになります。そこで,植物は外見や中身の成分を変化させたりして生き抜く手段を取るそうです。 その例として,乾燥地帯で育つ野生種スイカ(乾燥に耐えるため,アミノ酸の一種であるシトルリンを多く含む)・シロイヌナズナ(ペンペン草の仲間のこと。害虫が自身を食べる際の音[葉をかじる振動]を感知し,アリルイソチオシアネート[カラシ油]を分泌して防御)等を挙げられ,人間への応用(例えば,シトルリンは保湿のための化粧品に)についても説明して下さいました。 2つ目の話題は,理系大学院生の1日の生活風景です。研究室の3人の院生を例に,「実験→実験結果の処理→次の実験準備・論文調査」というサイクルを繰り返している様子を,実験方法や,実験準備の具体的な内容も織り交ぜながら紹介して下さいました。学会発表やマラソン大会,フィールド調査の一コマ,また時には研究室に泊まり込む様子等もお話し下さいましたので,忙しい中でも充実している研究生活の一端が理解出来たのではないかと思います。 3つ目として,米田先生の研究内容の一端を紹介して下さいました。 研究の際に作っておられる,全体像と細部の関係が一目でわかるノートの一部を示しながら説明して下さり,「植物は自身の形態を変化(葉の厚みの増加や棒状組織の発達等)させて光合成活性を最適化する」「シロイロナズナにおいて,下位葉のみが強い光を感知して強光シグナルを上位葉へと伝える」などのトピックについて平易に解説して下さいました。 最後に,まとめとして,御自身の中学・高校の頃の様子を絡めながら,進路選択に関する大切な話をして下さいました。 研究はとても楽しいものだが,物事を楽しく感じるためには,土台(基礎知識)が必要である。その基礎知識を丁寧に教えてくれているのが高校の授業。人は絶対に強みや才能を持っているものであるから,見聞を広めて興味のある分野を見つけ,常勝志向(ポジティブ・シンキング)で将来に繋げて欲しい,と13期生たちに熱いメッセージを送って下さいました。 文理選択を決定する大切な時期を迎えているということもあり,生徒たちは皆熱心に講演内容に耳を傾け,自分の進路について真剣に考えている様子でした。 米田先生,お忙しい中御講演下さり,有り難うございました! 【理学部】秋の観測合宿を行いました!
理学部では,10月9日(金)から10日(土)の1泊2日で,校内セミナーハウスに泊まりこみ,西館屋上プールサイドにて天体観測を行う秋の合宿を実施しました。
1・2年生計10名の部員たちは,少々曇り気味で肌寒い中,何とか星をとらえようと必死にレンズをのぞいていました。 思わぬ機器の不調があるなど,うまく星をとらえることができないというハンデを背負いつつ,観測技術の向上にも努めました。2年生から1年生へとその技術を伝えるべく,お互いに積極的に取り組む姿が印象的でした。 今後も努力を重ね,よりよい観測が行えるようにがんばっていきます! [写真] 1枚目 明けの明星 2枚目 明け方の月 3枚目 木星 |
|