最新更新日:2024/11/02 | |
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離任される先生方
平成26年度離任される先生方紹介
お世話になった退職、離任の先生方の連絡を致します。また離任式は下記の通りになっています。転勤先については3月31日の離任式のときに口頭で伝えます。また4月1日の朝刊で発表されますので、そちらでご確認下さい。 醍醐中学校・平成26年度転任・退職者のお知らせ一覧 今年度、下記の先生方が退職・転任されますのでお知らせします。 ○校 長 肥後 広文 先生(ご退職) ○数学科 岩本 公作 先生 ○理 科 清水 雅幸 先生 ○国語科 河上 謹三郎 先生 ○技術科 外山 修三 先生 ○養 護 東條 初美 先生 ○社会科 梅田 遼平 先生 ○スクールカウンセラー 藤井 直樹 先生 以上です。 本日午前に辞令を校長室にて恭しく、お渡ししました。ご苦労様でしたと共にありがとうございました。次のステージのご活躍を願っております。 上記の先生方は醍醐中学校の先生として、子どもたちを支えていただき、笑顔のために尽くしてもらいました。授業だけでなく、部活動や、おそらく私の知らないところでたくさんの汗を流されたことと思います。自分のポジションに関係なく、できることをできる者がする。「こうなったらもっとよくなるなと思うことはどしどしやって下さい。」とお願いしていることをやっていただきました。新しい学校でもその精神でご活躍されることを願っています。 結びにわたくし肥後も醍醐中学校で退職を迎えられたことを非常に喜んでいます。毎年のPTA役員の方々にはいろいろと支えて頂きました。また保護者の皆様の中には、腹立たしいことも多々あったと思いますが、辛抱強く学校を見守っていただいたこと本当にありがとうございました。今後の醍醐中学校の発展を願っています。 尚、離任式は、3月31日(水)体育館にて 9時30分 生徒集合 (体育館に旧クラスで整列して下さい。) 9時40分 離任式開始ですので遅れないように登校して下さい。 最後の修了式
こころ震わせた卒業式から、ちょうど1週間が過ぎた。学校の1年の終わりは3月である。今日は1,2年生の修了式があった。終業式ではなく、修了式に意味がある。それぞれに課程を終えて、次のステップへの進んでいく。
「人の話は目で聞くんだよ」と言う必要もなく、子どもたちの目が注がれている。 目の前の子どもたちがとても愛おしく思え、それも最後だと思うと集大成のように語った。 彼らには迷惑だったかもしれないが、おつき合い願った。 モビールの話からオモリが大きい、小さい関係なく、それぞれが意味を持っている。「こんな小さいもの」と思って切ってしまうと、全体のバランスが壊れる。地球があって、月があって、太陽があって、互いに引っ張り合いながらバランスをとっている。君たちも、「いてもいなくても、どちらでもいい存在じゃない。いないと困るんだ。」というような話と「パーソナルスペース」の距離間の話をした。一人の先生に立ってもらって、私が近づいていく「それ以上近づかないで」と思ったら手でストップをかけてもらう。時々注意することもあったので、煙たく思っていて、すぐに「ストップ」と言うだろうと思っていたら、思いの外、かなり近くまでOKで、こちらが途中で「えっ」と思った。4組のNさんにも前に来てもらって同じようにしたら、ほんの近くまで受け入れてくれた。これは毎朝、校門前で挨拶を交わし、遊んでいるので自信があった。 この論理は保護者の皆様も勉強されたらいいと思います。人は物理的にも心理的にも距離間というものを意識していて、過ぎると不快感を覚えるものである。 縁あって目の前に座っている子どもたちだが出会いの不思議さを思う。 26日まではぎゅうぎゅう詰めの仕事が有り、職責は31日まであるのだが、一応の子どもたちとの関わりは今日までとなった。いい結びになったと生徒や教職員に感謝している。振り返るとこの6年間で820を超える記事を書いてきたが、「何を書いたのやら」である。 3年生に退職を祝ってもらい、明日21日(土)13:30より堀川音楽高校で「教員音楽発表会」というものがあり、中学校の主に音楽の先生達がドレスアップし、自分たちの楽器を持ち寄って演奏会を行う。最後に歌のプレゼントをしてくれるというので楽しみだ。(これは保護者も生徒も鑑賞無料である。時間があればご鑑賞下さい。生徒は通学服で。)幸せな教師人生であった。 この後、26日の午後から異動の先生方の連絡と31日の離任式の内容については、原稿を教頭に依頼します。 保護者の皆様、生徒諸君、長い間、読んで頂きありがとうございました。遠くで読んで頂いた名も知らない方々もありがとうございました。 11年ほど前に書いた「哲学の小径」と同じ思いですので「哲学の小径」コーナーに載せました。時間があるときにご一読下さい。 醍醐中学校の更なる発展と子どもたちの幸せ、皆様のご健康を願っております。 新校長も私の時同様、優しい眼差しで応援を宜しくお願いします。 2015年3月20日 校長 肥後 広文 惜別の朝
少し早めに通勤すると今年もほうきを持って、最後の掃除をしてくれる職員が何人もいた。心配をしていた天気も太陽が顔を見せている。その一つ一つにこみ上げるものがあった。「これはいけない、いけない」今からこんなではと自分に言い聞かせる。
式が始まり、一人一人に卒業証書を渡しながら握手をした。そして一人一人に声をかけた。不思議と言葉が見つかるものだと思った。それぞれの生徒の表情に成長の跡を見た。 「式辞」の言葉に「噛まないように」「泣かないように」と思って壇上に上った。日頃紙面を見て話すことがないので、いい緊張があってよかったが、結びに昨日の思い出を綴ったのがよくなかった。「グッ」と言葉に詰まってしまった。「本当にうれしかった」のである。 今年の答辞も見事なものだった。仲間に、後輩に、教職員に、両親に配慮した泣かせるものであった。 落ち着いた学校で、一人、今日を振り返り、余韻に浸っている。本当にいい式だった。卒業おめでとう!そして保護者の皆様ありがとうございました。 こんな素敵な天気を準備してくれた天にも感謝しないといけない。ありがとうございました! 卒業式を前にして
今年もこの時がやって来た。誰もいない式場で明日を夢見るのが好きだ。今年はまた違った感慨がある。
3年生のみんなと一緒に写真を撮るということで、学年主任の清水先生が呼びに来た。「いい卒業式にしよう」という言葉を言うのかなと思って体育館に行くと、予行練習を終えた子どもたちが待っていて、拍手で迎えられた。前生徒会長の森田君が感謝の言葉を述べ、副会長の益子さんが花束を贈ってくれた。堪えきれずに、目が潤んだ。お礼を言い、思い出を語り、明日のことを話した。そして明日の歌声のプレゼントを子どもたちにせがんで、その代わりにと、1曲「心の瞳で」を歌った。そして全員で写真を撮った。 校長室に戻り、思ってもいなかった退職祝いのサプライズに堪えかねて、声を出して泣いた。自分の教師人生を振り返ると楽しいことばかりでは無かった。辛く、厳しいことの方が多かったかもしれない。しかし全てが報われていく時間だった。3年生の生徒のみんな、職員のみなさん、生涯忘れられぬ思い出になりました。幸せに満ちた校長であると感謝しています。本当にありがとうございました。 公立中期選抜事前指導
明日は公立中期選抜が行われる。要するに公立高校の2次試験が実施される。その事前指導が5限目に行こなわれた。3回も話しているので、私は短い話にするので教頭先生の方で激励をお願いしますと頼んだ。
30名を超える生徒が受検する。「明日、家を出るときに、お家の人に、にっこり笑って行ってきますと出かけたら、半分合格です。」と言うと、前に座っていた女子生徒が「本当ですか?」と即座に反応したので、「そうだよ!」と答えた。 教頭先生が自分の大学受験の時の話を丁寧にされた。思わずみんながその展開に固唾をのんで聞き入った。受験場近くの旅館に泊まり込んでの受験であったらしく、毎朝ランニングをし、お参りをされていたそうだ。受験当日、同じようにお参りをし、鈴を鳴らしたときに、あろうことか、その鈴が落ちてきたそうである。しかし、近くに住んでおられる方が、「気にしなくていいよ、私はあなたが毎日お参りしているのは見ているし、あなたの周りのいろいろな人、神仏が見守っておられるから ・・」というような声かけをされたそうだ。「見守る」という言葉を何回も使って話された。あれだけ繰り返されると「見守る」「見守っていただいている」という言葉が頭に残る。 3年生は今日が義務教育最後の授業になった。1、2年生は「3年生を送る会」の準備に汗を流してくれている。 明日、受検を迎える者は、「粘り強く最後まで頑張れ」その他の者は彼らにエネルギーを送り「見守って欲しい」と思う。 MDR贈呈式を迎えて
昨日、醍醐中学校の看板でもあるMRD活動の一環として、生徒や教職員が共に大粒の汗を流しながら頑張って得た空き缶回収の代金を贈呈する式を行った。醍醐ライオンズクラブさんが、アルミ缶、スチール缶の単価を2倍ほどにして頂いたので、例年より多額の寄付をすることができた。今年で21年目を迎える。毎年来て頂いている関西盲導犬協会の久保さんと盲導犬のプラム、それに今年は大きな寄付を頂いた地域の方で、ご自身も目が不自由な森本さんとその支援員の水田さんをお招きして盛大に行われた。
久保さんは「3年前、当初の目的を達成したので、終わりかなと思っていたのに、続けて頂いて、話をすると涙が出てくるのです。」と校長室で涙される。 森本さんは明るい方で「私も参加できて、とてもうれしいです。」と帰られてからも学校にお礼の電話を頂いたそうである。こちらからしなくてはいけないのに。 MDR係や生徒会の生徒が上手に進行してくれて、またプラムがいい仕事をしてくれた。久保さんの話の中で「上手にできたらほめて、失敗したらゲンコツではなく、上手にできたらほめて、失敗しても怒らない、信頼関係を築いていくには、盲導犬を育成するにはこれが大切です。」というような話をされた。人間も同じかなと思った。 生徒と共にいい時間を共有できたことをうれしく思う。 久保さんからは石田由香理・西村幹子著「<できること>の見つけ方 〜全盲女子大生が手に入れた大切なもの〜」という本を頂いた。帯に「誰もが必要とされている!」と書いてある。図書館に置くこととします。読んで下さい。 MDR贈呈式は子どもたちの苦労を慰労する大切な取組となっている。 トイレの神様
今、和式トイレを洋式トイレにしようとする工事が始まっている。全てではないが、かなりの数が洋式になる。以前、和式トイレでは「よう出来ない」という話を聞いたことがある。日本のものは大概において、理にかなっており、伝統として大事にされてきたが、確かに洋式トイレは幼い子どもだけでなく、老人にも親切な設計だ。
3Kという言葉がある。「キツい、汚い、危険」である。その、人が敬遠したくなることこそ人にとって大切なものであることが多い。かつて「トイレの神様」なる曲がヒットしたことがある。ヒットしたことに人間の中にある大切なものが消えていなかったとうれしくおもったことがある。 比較的きれにトイレを使っているとは思うが、「まだまだ」とも思う。こんなところや、目立たぬところに気配りのできる学校であってほしいと思うし、そうしていかなければならない。それがさりげなくできる人間育成を目指す必要があるとも思う。 1・2年生学年最後の校内テスト始まる
3年生は私学受験も公立前期選抜も終わり、合格発表と中期選抜の願書提出日を待っている段階になっている。私立高校はうまくいっていると聞くので胸をなでおろしている。前期選抜は定員の30% という高校もあるので厳しい状況である。
そういった先輩を前にして1・2年生も学年最後の試験が今日から始まった。真剣な眼差しで答案に向き合っていた。次は君たちの順番だ。今のコツコツが進路の幅を広げていく。中学校時代の学習がしっかり入っていると人生を渡って行くのには困らないような気もする。人間が社会を生きていくのに最も大切なものは「感情」を理解すると言うことである。その意味でも温もりを理解できる、温もりを発信できる人になって欲しいが、勉強をしていると、興味がわき、感動が生まれ、もっと豊かな人生を過ごせるような気もする。高校、大学に行くためだけに勉強をするのではない。ということを理解すれば勉強はもっと楽しいものになっていく。とは言え、この試験を頑張れ! 昼食試食会
本日、来年度入学のお子さんがおられる両小学校の保護者の方と、PTA本部役員の皆様の15名で、「食育がいかに大切か、特に中学校でのバランスの取れた食事とは」ということで教育委員会の体育健康教育教室より2名の主事に来て頂いて講演会が行われた。
その後で昼食試食会となった。成長期の運動、食事がいかに大切かである。私自身、大きくはない父親であったが、中学時代に20cm伸びて173cmに、高校で3cm伸びて176cmになり今に至っている。 ご主人と子どもの気持ちを掴むには、まずは胃袋からと言います。レンジでチンだけの食事ではなく、手間暇入れての作業が心の育成に繋がっていきます。たまにご一緒に作られたらどうでしょう。 「健全な肉体に健全な精神が宿る」とは本当のことです。今の時代、こんな言葉は適切でないのかもしれないが、とにかく笑いながら食事して下さい。 最初の一歩はそこからではないでしょうか。 ※大口の私立高校は大概に10日、11日に入試を終えたが、今日が入試という学校も2,3ある。14日、15日が合格発表という高校が多い。専願、推薦受験の人で、公立前期選抜に願書を出している人は、私学の合格が分かった場合、すぐに担任の先生へ連絡して下さい。公立前期受検辞退届けを出さなければなりませんので。また入学金等の納入日も併願受験者より早いので、お忘れ無く! ファイナンスパーク学習小学校時代にスチューデントシティという取組が同じ施設の中に有り、疑似職場体験を行っている。中学校では理論的な学習になる。少し難しいかもしれないが、何事も体験こそが真の知識となっていく。 そして、そんなややこしいことをしながら親が自分たちを育ててくれていることを学んでいく。学校ではなかなか学べないことを学び、大切なものが育ってくれることを願う。 |
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