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最新更新日:2024/06/12 |
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西京から見た皆既月食
10月8日(水)は,日本全国で皆既月食を見ることができるとのことで、本校でも教職員が東の空を眺めてみました。(今日まで秋季休業中につき生徒は居残りできませんので,理学部の生徒たちは各自で観測を行ったとのことです。)
左は7時20分ごろの本校中庭からの眺め,右は国立天文台のホームページにあった「皆既食」(月のすべてが本影に入り込む現象)の画像です。 ![]() 本校生が「英国流ディベート」を体感しました!
10月7日(火)の16時30分から17時50分まで,京都市下京区のキャンパスプラザ京都にて「白熱!英国流ディベート体感セミナー in 京都〜パーラメンタリーディベートが開くグローバル人材への扉〜」(主催:大学コンソーシアム京都・日本英語検定協会・京都市教育委員会)が開催され,本校1・2年生計10名が参加し,その魅力を体感しました!
「パーラメンタリーディベート」(Parliamentary Debate)は,その名が示すとおり「イギリスの国会形式を模したディベート」のことで,一種のパブリック・コミュニケーションとして,本場英国をはじめ世界各国で広く認知されており,身近なトピックについてその場でいかに柔軟に取り組み議論を組み立てられるか,また聴衆をいかに惹きつけ自らの立場を納得してもらうか,といった力が問われるため,今まさに求められているグローバル人材に必要な総合的な能力(論理的思考力,問題解決能力,発信力,コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力等)を育成するために非常に効果の高い教育手法として注目されています。 このセミナーでは,ディベートやパブリックスピーチの本場英国で優秀な戦績やコーチングの実績を持つ英国学生(及び大学院生)ディベーターを英国から招かれ,モデルディベートの実演やディベート学習手法の紹介等を行われました。 本校では,エンタープライジング科創設時から専門科目ECC(現EEC)の中で,準備型のディベートである「アカデミックディベート」に長く取り組んできましたが,昨年度から,即興型ディベートであるパーラメンタリーディベートにも部活(ESSクラブ)や有志を中心に取り組み始めました。本セミナーの参加生徒には,今年の3月に東京で行われましたパーラメンタリーディベート全国大会に出場した者もいるなど,大半の生徒がある程度の予備知識を持って本セミナーに参加しましたが,本場英国から招かれたトップディベーター4名によるモデルディベートを目の当たりにし,意見の構築の仕方や話し方,発表者が話している間の反対チームのリアクションなど,このセミナーに来なければ得ることができなかったような多くのことを体感して学ぶことができました。 高校生向けということで,本来のディベートよりは多少抑え目にしたということでしたが,生徒たちは食い入るように推移に注目しながら,白熱した展開に集中して耳を傾けていました。トップディベーターの中には,19歳でルーマニアから英国に渡ったという学生もおり,同じく英語を母語としない本校の生徒たちにとって,そこがまったくの別世界ではなく,自分達にも手が届くかもしれない場所と感じられたはずです。 この経験を糧にして,今後とも実践的なコミュニケーション能力を更に伸ばしていけるよう,期待しています! [写真(右)]開始前の会場の様子 ![]() ![]() 赤崎先生のノーベル物理学賞受賞をお祝いする「記念パネル」を玄関に掲示しています!![]() これは,学校としての祝意を表すとともに,中高の生徒たちにも広く周知したいということで,昨夜の受賞発表を受けて制作したものです。 パネルを見た生徒たちは,「前からいつかはノーベル賞をとられると聞いていたけれども,その時に出会えてうれしい」「一つのことを貫き通して社会に役立つ研究をされたのはすごいと思った。自分も社会に貢献できる人になりたい」「赤崎先生にまた西京に来てもらって講義をしていただきたい」など,口々に喜びと感動を口にしあっていました。 なお,受賞をお祝いする「懸垂幕」を,本館南側の壁面掲出場所に今週末には掲出する予定です。 祝 赤崎 勇 先生(本校学術顧問) ノーベル物理学賞受賞!
本校学術顧問として平成23年4月からお世話に与っております赤崎勇先生が,今年度のノーベル物理学賞を受賞されました。
スウェーデン王立科学アカデミーの10月7日の発表によりますと,2014年のノーベル物理学賞を,実用的な青色発光ダイオード(LED)を開発した赤崎勇氏(名城大学終身教授)[85]と天野浩氏(名古屋大学教授)[54],中村修二氏(カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授)[60]に授与するとのことです。心からお祝い申し上げます! ノーベル賞の選考委員会は,この3人の受賞理由について,「3人の発明は革命的で,20世紀は白熱電球の時代だったが,21世紀はLEDによって照らされる時代になった。誰もが失敗してきたなか,3人は成功した。世界の消費電力のおよそ4分の1が照明に使われるなか,LEDは地球環境の保護にも貢献している。LEDは電力の供給を受けにくい環境にある世界の15億人の生活の質を高める大きな可能性を秘めている」とコメントしています。 (赤崎先生と本校との関わり) 平成21(2009)年に,財団法人稲盛財団による第25回京都賞(先端技術部門エレクトロニクス分野)を受賞され,その後の「京都賞ウィーク」で高校生対象特別授業を11月14日に本校生徒を対象に7階大講義室で開催して下さいました。これが御縁となって,平成22(2010)年10月22日に,青色発光ダイオードオブジェ『青色の滴』を本校に御寄贈下さいました。 そして,平成23(2011)年4月からは上記の通り本校の「学術顧問」として御指導いただいております。(本校エンタープライジング科創設からの学術顧問でいらっしゃいます堀場雅夫先生[株式会社堀場製作所最高顧問]・西島安則先生[京都大学第21代総長:故人]に続いての,3人目の学術顧問として御就任いただきました。) (本校学術顧問御就任時に赤崎先生から賜りました本校生徒へのメッセージ) 自然に学び,感謝の気持ちを忘れずに! 若い人たちには,夢を持ち,失敗を恐れず,一旦決めたことは最後まで諦めずに貫徹する行動力を期待します。「疑問」を大切にしてください。たとえ「我一人荒野を行く」の境遇の中でも,『吾道一以貫之』(吾が道一[いつ]以つて之を貫く)の強い信念が必要です。 改めまして,心から受賞をお祝い申し上げます! (おことわり) 赤崎先生の「崎」の文字は,使用可能文字との関係から,先生の戸籍姓とは異なる文字を使用しています。御理解の上,御海容ください。 [写真] 左上 本校での特別講義(2009.11.14.) 中上 先生の揮毫「吾が道一以つて之を貫く」(『論語』里仁篇の一節です) 本校に御寄贈下さった青色発光ダイオードオブジェ「青色の滴」 (2010.10.22.)の台座にも刻まれています。 右上 「青色の滴」が光る様子 左中から左下まで オブジェ寄贈式典の様子 ![]() 3年秋季進学補習始まりました!
台風18号接近に伴う暴風警報が解除された時間との関係で,午前中は取りやめとなりました「3年秋季進学補習」,午後は開始時間が30分繰り下げとなりましたが,先ほど無事にスタートしました。
高校は8日までの秋季休業中ということで普通授業はありませんが,学習室や3・4階廊下の学習スペースも,多くの生徒たちで賑わっています。 部活動で登校する生徒もおり,校内に活気が戻ってきました。 附属中学校は通常授業日ですので,「特別措置」の規定により13時から短学活を行い,5・6限目は通常通り授業を行っています。 なお,大雨・強風・洪水注意報は依然として京都市地域に発表中であり,「6日夕方まで土砂災害や河川の増水,強風に注意する」よう気象台も呼びかけています。登下校の際には,引き続き安全に十分注意して下さい。 ![]() ![]() 暴風警報 解除されました!
台風18号の影響により発表されていました「暴風警報」等は,本日(10月6日[月])8時44分に解除となりました。
これに伴いまして,本日の補習などは次の通りの対応とさせていただきます。JR等でダイヤの乱れも一部残っているかとは思いますが,大雨・洪水・強風の各注意報は9時30分現在も依然発表中ですので,登校される際は,安全に十分気を付けるようにして下さい。 [3年秋季進学補習] 1・2限は本日中止です。 午後の講座は,30分ずつ繰り下げて実施します。 3限(当初予定12時30分〜14時)数学・物理等 本日は13時〜14時30分に実施します。 特別講座(当初予定14時10分〜16時)センター漢文 14時40分〜16時30分に実施します。 [2年生] 国語:「本日・明日」に予定していた内容を, 「明日・明後日」にそのままスライドして実施します。 数学:本日は実施しません。 「明日・明後日」に通常通りの内容で実施します。 英語:本日予定していた追試は明日(9時から)に延期します。 明後日の補習は中止です。 [1年生] 国語:本日は実施しません。 明日(9〜11時)に順延して実施します。 [部活動・学習室] 「特別措置」記載の通り,最も早くて午後1時開始とします。 部活動については,顧問の指示に従ってください。
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