最新更新日:2024/07/17 | |
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日本建築士会連合会主催 第5回高校生の「建築甲子園」にて奨励賞受賞
システム工学科住環境システムコースでは、三年生六名が取り組んだ日本建築士会連合主催第5回高校生の「建築甲子園」において、奨励賞を受賞しました。
このコンテストでは、毎年地域のくらしに則したお題が設定され、全国の建築教育課程のある工業高校・高等学校・高等専門学校を対象に開催されています。本コースでは、今年度より三年次に取り組んでいる創造研究3(卒業設計)の一環として、生徒たちが学んできた建築の知識・技術を生かしこのコンテストへ出展しました。 京都という歴史と伝統ある地域性を生かし、生徒たちが普段何気なく目にしている地域の風景を再考することにより案を練り上げてきました。 審査の結果、奨励賞を受賞し三年間の集大成として身近な地域を見つめ直すことで、地域社会における新たな環境形成を考える契機となったのではないかと思います。また、生徒たちにとってチームを組んで意見を出し合い協力し、作品制作に奮闘した経験は、建築を通じて新たな学びの発見へと繋りました。 かがやきプラン事業 伏工×堀音「音楽ホールへの通路整備計画」完成式典が行われました!
システム工学科住環境システムコースでは、昨年7月より京都堀川音楽高校の敷地内にくつろぎの場を設計するため、本コース2年生が取り組んで参りました。昨年10月に京都堀川音楽高校で行われた最終発表会および投票により選出された作品が今年3月に竣工し、さる3月11日に完成式典が行われました。
この取り組みでは、かがやきプラン事業により京都堀川音楽高校の敷地内に「くつろぎの場を設計して下さい」との依頼を受け、本コース2年生がチームを組み、現地調査・意見交流を皮切りに、夏休みを返上して設計を行い最終発表会へ向け懸命に取り組んで参りました。完成式典当日は、京都堀川音楽高校学校自治会のみなさんと合同で挨拶とテープカットを行い、真新しいくつろぎの場を見学しました。自ら携わった作品が実際の形となって現れ、生徒たちは嬉しい表情だけでなく設計図面や模型では気づくことのなかった部分を発見し、意見し合う姿が印象的でした。 この取り組みを始めた当初、建築を学び始めて間もない2年生ではありましたが、手探りで設計に取り組み、実際の敷地から使う人にとってより良い環境を提供するため思考錯誤を繰り返し、チームそれぞれが思いの詰まったの作品を完成させました。投票により選出されたチームだけでなく2年生全員が完成を待ち遠しく感じていました。生徒たちにとって普段の学習を生かし、それぞれがモノづくりを通じて人の生活が豊かになる環境を考え、形にした経験は建築を学び・作品を作る熱意だけでなく今後の将来へ向けて大きな学びを得る機会になったのではないかと思います。 この「Healing Space」がたくさんの人に使われ・愛される「くつのぎの場」となることを生徒・教員共々願っています。 国家資格「測量士補」合格に向けたアクティブラーニング型集中補習講座の実施
都市情報システムコース・シビルクラブでは,5月17日(日)に実施される国家資格「測量士補」の合格に向けた取組として,3月12日(木)から現1・2年生に対象に特別補習講座を行っています。
今年度はアクティブラーニング型の講義を取り入れながら,土曜日や春季休業期間を活用して試験前日まで,集中補習講座を行っていきます。昨年度は5名の生徒が「測量士補」に合格し,測量に関する高度な技術と幅広い知識の習得を図ることができました。 その後の「第14回高校生ものづくりコンテスト近畿大会測量部門」の優勝はじめ,「G空間EXPO測量コンテスト(日本測量協会主催)」の5大会連続総合優勝や,「高知工科大学測量コンテスト(精密機器使用部門)」の総合優勝を果たすとともに,進路希望の実現に繋げることができました。 文部科学省指定事業『産官学及び地域との連携・協働によるまちづくり学習』の一環として,高大連携事業を実施しました。
システム工学科都市情報システムコースでは,昨年度より文部科学省の「中・高校生の社会参画に係る実践力育成のための調査研究」の指定を受けて,『まちづくり学習』を実施しております。
さる2月28日(土),高大連携事業として大阪工業大学へ訪問させてもらい,大阪工業大学工学部都市デザイン工学科教授の田中先生からの空間デザインに関するご講話を頂くとともに,空間デザイン研究室の大学院生から本研究室で実施しているGISやCAD/CG等を活用し構築した空間ミュレーションのご紹介及びご説明を頂きました。 さらに,『まちづくり学習』の景観班において,3D・VRソフトを活用して,3次元空間シミュレーションで構築した東高瀬川の改善案データを確認してもらい,田中先生から都市空間及び景観デザインに関する視点から,評価及び指導助言を頂きました。 本校生徒のために,ご指導・ご支援を頂きました大阪工業大学の田中先生をはじめ関係の皆様,ご多忙な中,誠にありがとうございました。 |
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