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最新更新日:2025/07/11 |
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惜別の朝![]() ![]() ![]() 式が始まり、一人一人に卒業証書を渡しながら握手をした。そして一人一人に声をかけた。不思議と言葉が見つかるものだと思った。それぞれの生徒の表情に成長の跡を見た。 「式辞」の言葉に「噛まないように」「泣かないように」と思って壇上に上った。日頃紙面を見て話すことがないので、いい緊張があってよかったが、結びに昨日の思い出を綴ったのがよくなかった。「グッ」と言葉に詰まってしまった。「本当にうれしかった」のである。 今年の答辞も見事なものだった。仲間に、後輩に、教職員に、両親に配慮した泣かせるものであった。 落ち着いた学校で、一人、今日を振り返り、余韻に浸っている。本当にいい式だった。卒業おめでとう!そして保護者の皆様ありがとうございました。 こんな素敵な天気を準備してくれた天にも感謝しないといけない。ありがとうございました! 卒業式を前にして![]() ![]() ![]() 3年生のみんなと一緒に写真を撮るということで、学年主任の清水先生が呼びに来た。「いい卒業式にしよう」という言葉を言うのかなと思って体育館に行くと、予行練習を終えた子どもたちが待っていて、拍手で迎えられた。前生徒会長の森田君が感謝の言葉を述べ、副会長の益子さんが花束を贈ってくれた。堪えきれずに、目が潤んだ。お礼を言い、思い出を語り、明日のことを話した。そして明日の歌声のプレゼントを子どもたちにせがんで、その代わりにと、1曲「心の瞳で」を歌った。そして全員で写真を撮った。 校長室に戻り、思ってもいなかった退職祝いのサプライズに堪えかねて、声を出して泣いた。自分の教師人生を振り返ると楽しいことばかりでは無かった。辛く、厳しいことの方が多かったかもしれない。しかし全てが報われていく時間だった。3年生の生徒のみんな、職員のみなさん、生涯忘れられぬ思い出になりました。幸せに満ちた校長であると感謝しています。本当にありがとうございました。 公立中期選抜事前指導![]() ![]() ![]() 30名を超える生徒が受検する。「明日、家を出るときに、お家の人に、にっこり笑って行ってきますと出かけたら、半分合格です。」と言うと、前に座っていた女子生徒が「本当ですか?」と即座に反応したので、「そうだよ!」と答えた。 教頭先生が自分の大学受験の時の話を丁寧にされた。思わずみんながその展開に固唾をのんで聞き入った。受験場近くの旅館に泊まり込んでの受験であったらしく、毎朝ランニングをし、お参りをされていたそうだ。受験当日、同じようにお参りをし、鈴を鳴らしたときに、あろうことか、その鈴が落ちてきたそうである。しかし、近くに住んでおられる方が、「気にしなくていいよ、私はあなたが毎日お参りしているのは見ているし、あなたの周りのいろいろな人、神仏が見守っておられるから ・・」というような声かけをされたそうだ。「見守る」という言葉を何回も使って話された。あれだけ繰り返されると「見守る」「見守っていただいている」という言葉が頭に残る。 3年生は今日が義務教育最後の授業になった。1、2年生は「3年生を送る会」の準備に汗を流してくれている。 明日、受検を迎える者は、「粘り強く最後まで頑張れ」その他の者は彼らにエネルギーを送り「見守って欲しい」と思う。 |
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