最新更新日:2024/09/27 | |
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1年学年アセンブリを行いました!
前期期末考査翌日の10月1日(水)3・4限に,7階大講義室にて1年学年アセンブリを行いました。
3限目前半は,内進生が「エンタープライズ1」(総合的な学習の時間)で取り組んだ「高校生ビジネスプラングランプリ」の各クラス優秀チームによる発表でした。これは,日本政策金融公庫主催による昨年度から始まった高校生対象のコンテストで,商品・サービスの内容をはじめ,ターゲットとなる顧客や人員体制,収支計画に至るまで,具体的なビジネスプランを作成・提出することが求められるものです。 各チームともパワーポイントをうまく用い,公共交通機関の新しい定期券システム,アフリカの「キコイ布」や旅行を支援するアプリ等の販売について,それぞれのアイディアをリズムよく説明していました。(中には動画を作成していたチームもありましたが,機器の不調により残念ながら映写することが出来ませんでした。) 発表終了後,日本政策金融公庫京都創業支援センター所長の金子孝幸様から御講評と激励を賜りました。アイディア・着眼点は素晴らしいので,これに加えてデータの更なる裏付けや同業他社の動向予測等に工夫を重ね,チームで磨きをかけることが大切である,といったこと等をお話し下さり,内進生はもちろんのこと,これから「エンタープライズ1」の時間に「アイディア企画演習国際版」に取り組む外進生たちも真剣に聞いていました。 3限目後半は,前期期末考査を終えての英語・国語・数学各教科担当者からのコメントと,海外フィールドワークに向けた「秋休み課題」の発表がありました。 4限目は「進路アセンブリ」を行いました。 まず,学年主任から西京高校における「学び」について講話を行い,次に進路部から模擬試験の分析結果解説をしていただきました。7月進研模試と8月全統模試のデータをもとに,1年生全体としての状況や,これまでの学年のデータとの比較から浮かび上がる「12期生の課題」について具体的にお話しいただくことができ,生徒たちは熱心に聴いていました。 最後に,コース(文理)選択や選択科目登録を目前に控えていますので,理科及び地歴公民科の担当教員から注意すべき点について説明を行い,2時間を通して大変盛り沢山の内容となった学年アセンブリを終了しました。 生徒・教職員あわせて約300人の熱気にも負けず,生徒たちはしっかりと集中してメモを取りながら聴いていました。 秋休み(3〜8日)をはさんで9日からはいよいよ後期が始まります。しっかりと気持ちを切り替え,日々の学習は言うまでもなく,部活動等さまざまな自主活動も,積極的かつ楽しみながら取り組んでいってほしいと思います。 12期生の今後の活躍に期待しています! [写真] 上段 左:学年主任の講話 右:会場の様子 中段 左右とも:内進生発表の様子 下段 左:内進生発表の様子 右:日本政策金融公庫・金子様講評 西京祭体育の部 その4
最後のプログラムである高校クラス対抗リレー・中高合同色別対抗リレーで今年の体育祭も大きく盛り上がりました。クラスの友情と団結を深め合いながら,今年の体育祭も無事終了しました。保護者の皆様,早朝から多数ご来校いただき誠にありがとうございました。
また,閉会式終了後,引き続いて高校後期終業式も行いました。明日(3日)から8日(水)まで秋季休業に入ります。 最後になりましたが,本校近隣にお住まいの皆様,本日は大変ご迷惑をおかけいたしました。深くお詫び申し上げます。今後とも本校教育に御理解賜りますよう,お願い申し上げます。 [結果] 色別総合順位 優勝=赤組,2位=青組,3位=黄組 学年別総合順位 1年 優勝=4組,第2位=7組,第3位=2組 2年 優勝=2組,第2位=7組,第3位=5組 3年 優勝=6組,第2位=3組,第3位=7組 [写真] 1枚目(上中下とも) 閉会式(中高合同) 2枚目(上下とも) 後期終業式(高校のみ) 西京祭体育の部 その3
午後の競技の様子です。
[写真] 1段目 クラブ対抗リレー 2段目 左:十人十一脚 右:ビーチフラッグ 3段目 左:ビーチフラッグ 右:大脱走(中高合同) 4段目 左:大脱走(中高合同) 右:騎馬戦 5段目 左:クラス対抗リレー 右:色別対抗リレー(中高合同) 西京祭体育の部 その2
西京祭体育の部,午前中の様子です。
保護者の皆様も多数参観にお越し下さっています。 午後は,クラブ対抗リレーから競技が始まりました。 何とか天気がもってほしいものです。 [写真] 1枚目 上段 棒引き 中段 台風の目(中高合同) 下段 左:障害物リレー 右:綱引き 2枚目 上段左 大縄跳び(中高合同) その他 ベストフレンズ(2人一組で協力しながら行います) 3枚目 上段左 玉入れ(中高合同) 上段右と下段左 変身競争(くじ引きで着替えます) 下段右 大玉転がし(中高合同) 西京祭体育の部 始まりました!
10月2日(木),中高合同で行います「西京祭・体育の部」(体育祭)が始まりました。中学生・高校生がともに3つの色団にわかれて各競技に取り組みます。天候が若干気がかりですが,何とか最後まで進行できればと願っております。怪我には十分気を付けて,力いっぱい頑張ってください!
写真は,先ほど終了しました開会式と,昨日午後に実施しました「中高合同リハーサル」の様子です。 [写真] 上 開会式その1(挨拶・選手宣誓等) 中 開会式その2(準備体操) 下 前日リハーサル 「きらめき未来塾2014」参加生徒が学校長に終了報告をしました!
去る8月18日(月)から22日(金)まで4泊5日の日程で,淡路島にある「ウェルネスパーク五色」において行われました「きらめき未来塾2014・夏季合宿研修」(主催:認定NPO法人きらめき未来塾[理事長:水野彌一氏=本校OB])に参加した2年生の鳴橋杏里さんが,本日(9月22日[月])午後,村上校長に終了報告を行いました。
この合宿研修では,全国から集まった高校生75人とともに,各界の第一人者の方々の講義を聞いてグループに分かれてディスカッションをしたり,ワークショップやチームミーティング,パネルディスカッション等をしたりしたそうです。経済・平和・歴史・物理等さまざまなジャンルについて第一線の方々のお話を聞かせていただき,高校生同士でディスカッションするのは大変刺激に満ちた楽しい経験であり,この研修を通じて自分自身の成長を感じた一方,知識もスキルも全然足りないというもどかしさにも苛まれていたとのことです。日本の文化・他国の文化・英語等々,この「きらめき未来塾夏季合宿研修」に参加したことで知りたい・深めたいと思ったことをしっかりと勉強して成し遂げ,日本のため,世界のために,「きらめく将来の自分」を築きあげていきたいです,と力強く抱負を述べて報告を締めくくってくれました。 この研修での得難い経験からもたらされた成果をどんどん西京の中で広げ,良い影響を互いに及ぼし合ってもらえればと思います。 3年生理科(化学)でタンパク質を合成する実験を行いました!
9月17日(水)3・4限,3年4組理数化学の授業において,無細胞系タンパク質合成実験を行い,あわせてDNA翻訳,蛍光タンパク質の性質などについても学習しました。通常,タンパク質は生物細胞内で合成されるものですが,「無細胞系タンパク質合成」とは,細胞外でタンパク質を合成する技術です。
今回の実験では,愛媛大学の遠藤重弥太特別栄誉教授が開発された乾燥コムギ胚を用いた合成技術を利用し,作業は愛媛大学プロテオサイエンスセンター様から提供していただいた「実験キット」を用いて行いました。合成したタンパク質は,平成20(2008)年にノーベル化学賞を受賞された下村修先生が発見された「緑色蛍光タンパク質(GFP)」です。実験操作は単純なものの,合成技術は最先端の科学技術です。 合成できるまでに時間がかかる(2時間程度の時間が必要です)ので,その間を利用して,このタンパク質をつくるDNAの翻訳(DNAからタンパク質をつくるアミノ酸の配列順を決定する作業)と,緑色蛍光タンパク質と青色蛍光タンパク質(BFP)との違いを考察する実習を行いました。GFP・BFPともに239個のアミノ酸配列により構成されているのですが,その違いはわずかに2箇所のみです。このわずかな相違にもかかわらず蛍光色が異なる,ということに生徒たちは大変驚いていました。 4限目の最後に,合成したタンパク質にブラックライトを当て,実際に合成できたことを確認しました。きれいな緑色蛍光が発光し,生徒たちは実験の成果を得たようです。 普段の授業はどうしても口頭での説明や映像資料などを示すことにとどまることも多いのですが,実際に手順を確かめながら行う「実験」の重要性とその過程での気づきをこれからも大切にして学習活動を進めていきたいと思います。御協力いただきました愛媛大学プロテオサイエンスセンターはじめ関係の皆様方に,感謝申し上げます。有り難うございました。 [写真] 1段目 教員からの手順説明 2段目 タンパク質合成実験 3段目 DNAの翻訳と考察 4段目 ブラックライトを当てて結果確認 1年生で数学と理科(生物)のコラボ授業を行いました!
9月17日(水)2・3限,1年6組の数学の時間に,理科(生物)とのコラボレーション授業を行いました。中高合同公開授業としても行われており,附属中学校の数学科担当の先生方も熱心に参観されていました。
今回は「条件付き確率」と「遺伝」を題材とし,「遺伝カウンセリングを訪れた相談者にどのように回答するべきか」についてグループで知識を整理しながら議論を行い,発表・交流・質疑応答を通じて妥当な結論に至ることを目標としました。 まずは問題を読んで,これまで授業で学習してきた様々な知識を活用しながら,未知の単語や問題設定についてグループで話し合いました。そして,数学科・理科の教員からそれぞれこの授業の目的・意義や遺伝に関する補足説明を行った後,さらにグループでの議論を深めました。 質疑応答では,各グループの考え方の論理性や妥当性についてそれぞれ意見を戦わせ,生徒たちは白熱した議論を展開していました。 この授業は1年生の各クラスで行っており,最終的にはすべてのクラスで実施する予定です。このような取組を通じて,互いの知識を出し合いながら協力して問題を理解し解決すること,様々な解法を交流することで生じる新たな発見・ひらめき,答えのない学びへの挑戦,といったことの楽しさを感じてほしいと思います。 ガンバレ! 12期生 京都・大阪数学コンテストで,本校生5名が表彰されました!
9月14日(日)午後,京都大学百周年時計台記念館・国際交流ホールにて「京都数学グランプリ2014 1stステージ 京都・大阪数学コンテスト」の表彰式及び講演会があり,本校生5名及び附属中学生1名が表彰されました。
このコンテストは,生徒の数学に対する興味・関心を喚起し,課題を正しく理解する読解力や課題を解決する過程における論理的思考力など,数学的な見方や考え方を培い,数学的資質の向上を図るため,京都府教育委員会の主催で,京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻との共催により行われているものです。8回目を迎える今回からは大阪府教育委員会も主催に加わり,「京都・大阪数学コンテスト」という形になりました。 コンテストは,去る7月13日(日)午後に京都大学等を会場として行われ,中学・高校生591名の受験者が,平面幾何,空間図形,場合の数・確率,数論等を題材とした問題に3時間にわたって取り組みました。 この日の表彰式では,コンテスト参加者のうち,成績が優秀であった者及び発想力・思考力において優れた者52名が表彰されました。また,講評・解説の後,京都大学大学院理学研究科浅岡正幸准教授による講演「ビリヤードの数学」も行われ,出席した生徒たちは熱心に聴いていました。 本校からの入賞者は,次の通りです。(敬称略) 最優秀賞 佐 藤 里 真 (1年4組) 奨励賞 鎌 田 麻衣子 (2年2組) 西 本 俊 持 (2年4組) 藤 井 慧 (2年6組) 奥 田 修 平 (1年2組) なお,附属中学校2年生1名(女子)も,「アイデア賞」を受賞しました。 [写真] 左上 最優秀賞受賞者(7名) 右上 受賞者記念写真その1(最優秀賞など) 左下 受賞者記念写真その2(奨励賞など) 右下 西京中高受賞者集合写真(当日出席した3名のみ) 1年生特別講義を行いました!
9月13日(土)11時50分から,7階大講義室において,1年生全員を対象としたEEP特別講義を,今回は京都大学の「高大連携事業・学びコーディネーター大学院生による出前授業」として実施いたしました。
講師は,京都大学大学院人間・環境学研究科・博士後期課程の塚本明日香先生で,「平安京の都市計画」と題して,約60分間御講義を行って下さいました。 文理選択を控えた1年生対象ということで,まず自己紹介を兼ねて高校から大学の頃のお話をしてくださいました。塚本先生は,小学生のころに横山光輝氏の『三国志』にはまったことをきっかけに,中国や日本の古典に興味を持つようになられたそうです。高校時代の文理選択では理系で,進学も理系の心づもりだったそうですが,京都大学総合人間学部なら入学後の専門は自由ということから,こちらへの進学を決意されました。入学後は中国史と地学を専攻され,東洋建築史を御専門として,特に「中国正史災異史料の中に見られる建物描写の変遷」をテーマに研究活動を行っておられるそうです。 また,平安京の〈居住と住宅〉研究会にも参加され,「国際観光都市・京都を知る」というテーマで大学でも講義を行っておられるとのことで,今回はそれをベースにお話し下さいました。 まず,京都の町が人為的な意図によって大きく作り変えられたことは3度(桓武天皇の平安京遷都,豊臣秀吉による京都改造,第二次世界大戦中の空襲対策)ある,ということについて簡単に御説明くださり,今回のテーマである「平安京遷都」にお話しが進んでいきました。平安京以前の状況,遷都の政治的背景,長岡京と平安京,陰陽五行思想という当時の最先端科学によって四神相応の地に「天円地方」(天は丸く大地は四角い)の考え方からグリッドプランに基づいて右京(長安城)と左京(洛陽城)が造られたこと,などをクイズを交えて丁寧にお話し下さいました。 そして,研究方法の一端を紹介ということで,生活圏がだんだんと左京に移っていったことを調べるには,貴族の日記から火災の記事を抜き出して場所を特定し,地図上に落とし込んで分布の推移を見るという方法があり,実際にこの方法で作成された図表を示しながら説明して下さいました。 終了後も質疑応答や追加の余談などもして下さり,生徒たちは興味深く聞いていました。 生徒の感想です。 ・1年生では日本史の授業がなく久しぶりで,また「京都」について新たな発見があって面白かったし,わかりやすい講義でした。 ・自分たちが住んでいる地域なのに知らないことが一杯あって,すごくためになりました。 ・歴史は深く学べば学んだだけ他の事とも結びついて面白くなるんだなと思いました。 ・海外フィールドワークを3月に控えている私たちにとって,まず自分たちのことを知る大きなきっかけとなりました。もっと京都や日本のことを知っておきたいと思いました。 ・先生のように,自分から「学びたい」と思うものをこれから見つけていきたいです。 この御講義を通じて,学問研究の世界の一端に触れるとともに,日本文化の中心地であり,自分たちが暮らすまち「京都」の成り立ちについて知るよい機会となりました。塚本先生,お忙しい中御講演下さり,有り難うございました。 |
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