さる10月10日、京都市立京都堀川音楽高校にて住環境システムコースの2年生(39名)による「音楽ホールへの通路整備計画」の最終発表会を行いました。
この取り組みでは、京都堀川音楽高校の敷地内に「くつろぎの場を設計して下さい」との依頼を受け、本コース2年生が主体となって活動を行いました。夏休みから現在までの間、各班ともに豊かな創造性を生かし思考錯誤を重ね作品制作を行ってきました。プレゼンテーションではパワーポイントを使用し、生徒たちにとって慣れない作業もありましたが作品の良さを伝えるため最後まで粘り強く取り組み、最終発表会を迎えました。
当日、生徒一人一人が練習してきた成果を発揮するため本番直前までリハーサルを行い、セリフを覚えようと練習を繰り返していました。本番では、言葉に詰まらせる場面もありましたが生徒自らの言葉でプレゼンテーションを行い、発表を終えた生徒たちは達成感を得た表情を浮かばせていました。
今後、京都堀川音楽高校内で作品投票が行われ、10月15日に選出作品が決定します。選ばれた作品に関しては、京都堀川音楽高校敷地内に順次施工予定となっています。本取り組を通して、モノをつくる喜びだけでなく実際の問題を解決するために生徒自らが考える力を養い、クラスで取り組む協調性を身につけたのではないかと考えています。この経験を生かし今後ともよりよい作品作りへと繋げていけるよう取り組んでまいります。