京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/10/03
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伏見工業高校全日制は平成29年度末をもって閉制し、97年の歴史と伝統を京都工学院高等学校へ引継ぎました。

重要 天ケ瀬ダム再開発事業の現場見学会に行って来ました!

 都市情報システムコースでは,さる10月21日(火),京都府建設業協会主催の天ケ瀬ダム再開発事業の現場見学会に3年生32名が参加しました。この再開発事業では,京都府南部地域の治水・利水を目的としてトンネル式放流設備の建設し,ダムの放流機能を高めるとともに,ダム湖の水をより効率的に使用するために,平成25年3月より建設工事が実施されています。

 当日は,はじめに京都府建設業協会から現場見学会の趣旨説明,国土交通省近畿地方整備局の琵琶湖河川事務所の方から天ケ瀬ダム再開発事業の概要説明,鹿島建設(株)及び大成建設(株)の技術者の方から工事概要の説明をして頂きました。そして,実際にトンネル式放流設備の建設工事現場の見学させて頂きました。生徒たちは,様々な視点から質疑を行い,それに対してわかりやすく応答をして頂きました。生徒にとっては,安全・安心で快適なまちづくりを構築するため,公共事業が地域へ果たす役割について理解を深めるとともに,現場で採用されている施工に関する最先端技術を体感することができたと考えております。

 主催して頂きました京都府建設業協会の関係の皆様をはじめ,事業主の国土交通省近畿地方整備局及び,施工主の鹿島建設(株),大成建設(株)の関係の皆様,お忙しい中,すばらしい見学の機会を設けて頂き,誠にありがとうございました。

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重要 文部科学省指定事業『産官学及び地域との連携・協働によるまちづくり学習』中間発表会の実施

 システム工学科都市情報システムコースでは,文部科学省の「中・高校生の社会参画に係る実践力育成のための調査研究」の指定を受けて,『まちづくり学習』を実施しております。
さる10月17日(金)5・6限目の「創造研求(課題研究)」の授業において,下記の学習テーマと内容による中間発表会を行いました。

【まちづくり学習のテーマ】 
「防災まちづくり」
 ・詳細な地域防災マップ及び防災新聞の作成
 ・防災アンケートの実施
 ・今年度は東野手町が対象
「景観まちづくり」
 ・東高瀬川の景観改善
 ・東高瀬川景観マップの作成
 ・砂川小学校との連携学習
「交通まちづくり」
 ・住民ヒアリング「交通カフェ」の実施
 ・伏工生から本町通に関する改善案の提示
 ・「安全・ゆったり本町通の会」(略省)について

 当日は地域の関係団体の皆様をはじめ,建築士会や京都市建設局河川整備課,まちづくりアドバイザーの方々など多くの方にご参加して頂き,様々な視点からのご意見や助言指導を頂きました。ご多忙の中,ご参加して頂き,誠にありがとうございました。

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重要 昨年度に引き続き,文部科学省「中・高校生の社会参画に係る実践力育成のための調査研究」の指定校として,本校が選定されました。

 文部科学省が地域や家庭との連携・協力の下,中・高校生の主権者意識の涵養や社会参画のための実践力の育成を図るため,「中・高校生の社会参画に係る実践力育成のための調査研究」に,研究指定校として本校が選定され,今年度から2年間,調査研究を実施していきます。

 本校では,これまでも新たな専門知識・技術に触れる機会を多く提供し,様な活動から学習と社会のつながりを実感させる取組を実施してきました。都市の課題に関する環境教育,防災教育など,社会との接点にかかわる教育との関連を重視し,課題研究,特別活動,その他専門科目などの有機的な関連の深化や,教科横断的なカリキュラムの開発を推進していきます。

 調査研究の具体的な内容としては,「防災」・「景観」・「交通」の3つを柱とした「まちづくり学習」を通して,地域住民や専門家との連携から地域社会の理解を深め,社会参画意識を高めるとともに,社会で自立するための基礎的な能力と態度の育成を踏まえた研究開発を実施していくことを考えております。また,実践的な「まちづくり学習」を通して,キャリア教育の観点から生徒の職業観・勤労観,人生観を育成するなど,全国に先駆けとなる『新たな工業高校づくり』をめざしていきます。

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重要 秋季休業期間を利用して,「第1回シビルキャンプin花背山の家」を実施しました!

 システム工学科都市情報システムコース・シビルクラブでは,花背山の家が有する様々な施設や広大な敷地を活用して,10月10日(金)〜12日(日)の2泊3日で第1回シビルキャンプを実施しました。

 このシビルキャンプの目的は,生徒の進路希望や適性に応じて主体的に学ぶ各分野別学習として,高校生ものづくりコンテスト全国大会及びG空間EXPO2014測量コンテスト,建設技術展2014橋梁模型製作コンテスト,2級土木施工管理技士の資格取得に向けた特色ある取組を行うことで,専門分野に関する高度な知識と技術を習得し,実際に実践で活用できる能力と態度を身に付けるとともに,仲間と協同で課題を探求し,その課題を解決していくことで自信と達成感を高めることができました。

 今回のシビルキャンプでは,秋らしい爽やかな気候の中,中身のある充実した特色ある取組を実施することができました。花背山の家の関係の皆様,3日間大変お世話になり,誠にありがとうございました。

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市立高校かがやきプラン事業 伏工×堀音 「音楽ホールへの通路整備計画」最終発表会を終えて

 さる10月10日、京都市立京都堀川音楽高校にて住環境システムコースの2年生(39名)による「音楽ホールへの通路整備計画」の最終発表会を行いました。

 この取り組みでは、京都堀川音楽高校の敷地内に「くつろぎの場を設計して下さい」との依頼を受け、本コース2年生が主体となって活動を行いました。夏休みから現在までの間、各班ともに豊かな創造性を生かし思考錯誤を重ね作品制作を行ってきました。プレゼンテーションではパワーポイントを使用し、生徒たちにとって慣れない作業もありましたが作品の良さを伝えるため最後まで粘り強く取り組み、最終発表会を迎えました。

 当日、生徒一人一人が練習してきた成果を発揮するため本番直前までリハーサルを行い、セリフを覚えようと練習を繰り返していました。本番では、言葉に詰まらせる場面もありましたが生徒自らの言葉でプレゼンテーションを行い、発表を終えた生徒たちは達成感を得た表情を浮かばせていました。

 今後、京都堀川音楽高校内で作品投票が行われ、10月15日に選出作品が決定します。選ばれた作品に関しては、京都堀川音楽高校敷地内に順次施工予定となっています。本取り組を通して、モノをつくる喜びだけでなく実際の問題を解決するために生徒自らが考える力を養い、クラスで取り組む協調性を身につけたのではないかと考えています。この経験を生かし今後ともよりよい作品作りへと繋げていけるよう取り組んでまいります。
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市立高校かがやきプラン事業 工業高校生徒が設計する「音楽ホールへの通路整備計画」への取組み

 住環境システムコースでは、京都堀川音楽高校から「くつろぎの場を設計して下さい」との依頼を受け、建築を学び始めて間もない本コース2年生(39名)が主体となって音楽ホールへの通路の整備を企画設計を行っています。

 この活動では、本コースの特色を生かし他校との交流を図りながら、生徒自らが実際の敷地に触れ、考え、形にする喜びを体感することで、「建築」という学びが生徒にとってより身近な存在となる大変有意義な取組みになると考えています。また仲間と協働でひとつの目標に向かって取り組む大切さを学ぶ機会となるよう、クラス内でチーム編成を行い、各班それぞれが意見を述べ合いながら作品作りに邁進しています。

 整備までの過程として、夏休の現地調査での情報収集に始まり、現在までの間に図面および模型制作に取り組んできました。はじめは、どのように考えを表現し、設計へと昇華させていくのかもわからず苦悩の表情を滲ませていましたが、京都堀川音楽高校のみなさんや地域の方々がよりよい時間をこの場所で過ごせるよう諦めずに向き合い続けてきたことで各班それぞれの形で「くつろぎの場」が表れてきました。

 現在、10月9日に京都堀川音楽高校にて行われる最終プレゼンテーションに向け、最終調整を行っています。最後まで諦めず作品制作に取り組む生徒たちの姿を大切に、一致団結して取り組んでいます。
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