本校都市情報システムコースでは,『防災・景観・交通』をテーマとして,まちづくり学習を実施しています(本校は平成25〜27年度・文部科学省研究指定校「中・高校生の社会参画に係る実践力育成のための調査研究」)。
景観まちづくり学習では,本校西側を流れる東高瀬川周辺の環境改善を目的として,地域の方々へのヒヤリングやアンケート調査とともに,京都市建設局の技術者による河川整備に関する学習会等を実施しました。そのうえで,生徒自身が考案した東高瀬川の改善案を3D・VR(バーチャル・リアリティ=仮想現実)ソフトを用いて,視覚的にわかりやすく表示するため,3次元空間シミュレーションで構築しました。
さる11月20日,都市計画・自動車・鉄道・製造など様々な分野の企業,大学からハイレベルな作品が発表されている第13回3D・VRシミュレーションコンテストに高校生で初めて出場し,3D・VRを用いた東高瀬川の改善案を発表しました。審査員の方々から本取組みに対して非常に高い評価を頂き,トヨタ自動車に次ぎ,準グランプリを受賞するという快挙を成し遂げました。
今回の取組に参画して頂きましたすべての関係の皆様をはじめ,全面的にご支援頂きました京都市教育委員会学校指導課の関係の皆様に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。