京都市立学校・幼稚園
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トップリーダー研修 その1

第1日目
8月3日(日)

 本校主催のトップリーダー研修参加者15名は,8月3日(日)午後5時,関西国際空港からアメリカ・サンフランシスコへと飛び立ち,約10時間のフライトの後,無事,現地に到着しました。

 この研修は,今年度初めて実施するもので,グローバル社会の急速な進展にともない,それに十分対応できる人材を本校から輩出するため,第1学年における「海外フィールドワーク」の成果をさらに発展させ,生徒が自らのキャリア像について考え,国際的な感覚を身につけるとともに,グローバルリーダーとしての資質を磨く一助とすることを目的としています。8月11日(月)までの9日間の日程で,アメリカ合衆国カリフォルニア州における現地研修を中心として,事前事後の学校での研修やオリエンテーションなどにより実施するものです。
 現地での研修内容は,カリフォルニア大学バークレー校における学生チューター等とのセッション,シリコンバレーの企業やスタンフォード大学等の訪問,生徒自身のキャリアに関する英語プレゼンテーション,英語によるディベート等です。

 第1日目の今日は,日付変更線をまたぎますので,17時に離陸したにもかかわらず到着は同じ日の11時で,身体は「日本時間8月4日の午前3時」と真夜中のところですが,第1日目の今日は昼間の市内観光(わずかですが)と寮でのオリエンテーション(夕食後)が待っているという,文字通り長い一日を駆け抜けるハードな日程をこなしていきます。

 体調には十分に気を付けて,元気で頑張ってください!

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1枚目 説明を受ける参加生徒
2枚目 集合写真
3枚目 滑走路に向かうUA034便
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グローバルリーダー育成研修inシアトル その7

 第4報の続きです。

第7日目
7月31日(木)

 朝食後,生徒たちは,ACE(語学学校)での最後の授業を受けました。
短い間でしたが,「日本の学校とは違った形式の英語授業は新鮮で楽しかった」と口々に言っていました。そして,いろいろな国出身のクラスメートとも写真を撮りあったりして別れを惜しんでいました。

 その余韻に浸る間もなく,今日は金曜日のプレゼンに向けての準備を行いました。
 シアトル中心部にあるMuseum of History and Industry (歴史産業博物館)を訪問して,日系の方々,アメリカ原住民やシアトルの歴史と産業について見聞を深め,その後Queen Anne Farmer's Marketで,販売に当たっておられる農家の皆さんに地元の農産物や農業についてインタビューを行いました。

 夕食後は,今までの資料をまとめて,プレゼンの仕上げにかかりました。明日は,それぞれのグループが発表を行います。プレゼンテーションそのものもさることながら,生徒たちは,市バスを乗り継いで目的地まで移動する,地元の人たちに直接インタビューをする,などの取組をする中で,アメリカの生活に直に触れる貴重な体験をしています。

 いよいよ,週末はホームステイです。

 そして,このシアトル研修と並行して,明日(3日)からは,本校主催の「トップリーダー研修」(UCバークレー研修)も始まります。ともに健康に気を付けて元気で頑張ってください!

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1枚目 歴史産業博物館前にて
2枚目 Farmer's Marketでのインタビューの様子


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グローバルリーダー育成研修inシアトル その6

 京都市教委主催のグローバルリーダー育成研修(7月25日〜8月10日)が,現在進行中です。1週目は「地元とのつながり」,2週目は「グローバルなつながり」をテーマにプログラムが組み立てられています。
 現地から,第4報が届きました。


第6日目
7月30日(水)

 ACEでの授業3日目,さまざまな国出身のクラスメートと仲良くなり,いろいろな話ができたようです。ACEの授業は明日で最後なので,生徒たちはお互い名残惜しそうです。

 午後はIndigenous to Local Learning for Peaceのプレゼン準備を班ごとに行いました。テーマは「シアトルの人々」で,生徒たちはこれまでの研修で実際に見聞きして学んだことをもとに,班ごとにトピック(Native Americanや日系アメリカ人など)を決め,プレゼンの形や原稿を考えました。
 その後,Seattle Art Museum Sculpture Parkを訪れました。快晴の空の下,青くきらめく海を背景に,さまざまな芸術作品が鮮やかにそびえていました。美しいPuget Soundとユニークなオブジェを存分に楽しめました。

 夜はTalent Showで,King's Highの生徒も加わって全員がパフォーマンスを披露し合いました。京都チームは,個人やグループで,歌やダンス,バレエ,ピアノ,茶道,トランプマジック,ボディペインティング,カップダンス等,パフォーマーもオーディエンスも一緒になって楽しみました。
 グループ演技は,いつの間に練習したのかと思うほど息の合ったパフォーマンスでした。国や文化,言語を超えて,見ている人を楽しませたり感動させたりすることのできる何かを持っているのは,この上ないtalentだと思いました。ますますお互いを知る機会となり,親睦を深めることができました。

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1枚目 授業の様子
2枚目 Sculpture Parkで作品と
3枚目 Talent Show
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1年アセンブリで卒業生による講演会を行いました!

 7月31日(木)夏季学習講座の締めくくりとして,14時から7階メモリアルホールにて行われました「1年生学年アセンブリ」において,本校エンタープライジング科第8期生卒業生(附属中学第4期生)の大井美里さん(京都大学経済学部2回生)が,講演を行ってくださいました。
 演題は「皆が笑顔の未来に向かって −インドネシア100人の友の『幸せな時』−」。映像や音楽を交えた,コンパクトで素敵な講演でした。
 事前に大井さんは6階のホームルーム教室前のスペースに,100人の友人との写真と,彼らに聞いた「幸せな時」の回答を展示していました。生徒たちは思い思いに見て,自分たちと同じだなと思ったり,考えさせられる回答があったりと,講演の前にも多彩なメッセージを生徒たちに与えてくれました。
 講演の内容は「私の活動」「研修旅行に向けて」という2つの柱から成っていました。
 前半はこの取組をしようと思ったきっかけや,現在行っている活動について話して下さいました。「Happiness Project」でインドネシア・ベルギー・台湾で合計250人から「幸せな時」を聞いたり,「TOMODACHI MetLife Women's Leadership Program」(東日本大震災後の日本の復興支援から生まれた,日米の次世代リーダー育成を目指す官民パートナーシップ「TOMODACHIイニシアチブ」の一部門である「リーダーシップスキル養成」事業で提供されている,数多くのプログラムの中の一つとして行われているもの。)に参加して女性の暮らしやすい社会について考えたり,現在は今年の8月25・26日にオーストラリアで行われる「G(irls)20 Summit」に日本代表として参加し,各国代表の女性たちとの討論を楽しみにしているとのことでした。(「ガールズ20サミット」とは,G20首脳会合に先立ち,その年の議長国の都市に各国・地域から18〜20歳の女性が集い,討論を行って成果としての「提言」にまとめるという取組です。)
 後半の「3月にコース別アジアフィールドワークに行く皆さんへのアドバイス」では,
 「世界を知る」・・・・世界は自分の知らないことだらけであり,文化や習慣,ものの見方や考え方等といった「違い」を受け入れること,そして積極的にコミュニケーションをとって友達をたくさん作ってほしいとおっしゃっていました。
 そして「日本を知る」ことがいかに大切であるかも強調されました。まず足元の日本文化を知ることで自分を表現する自信が生まれ,また心の通う交流が可能になる,と実体験を背景に話して下さいました。
 最後に「自分」。一人一人,その人なりの違った貢献の仕方があるはずであり,自分が夢中になれることを見つけ,「近い将来」「遠い将来」それぞれなすべきことをはっきりと自覚し,失敗を恐れず挑戦してほしいと熱く語ってくれました。
 年齢が大変近い先輩からの実感のこもったお話ということで,生徒たちも感じるものが大きかったようです。

生徒たちの感想です。
・一人で海外に行って活動するというのがすごい。一人でしたこととは思えません。
・自分自身の活動に明確な目標があるというのも,見習うべきだと思いました。
・3月のアジアフィールドワークに向けて,行き先の国についてばかり調べていたけれど,まず自分の住んでいる日本のことや自分自身のことを知るのが第一だと気づきました。
・「違いを受け入れる」というのは異文化交流に当たって大切なことだと思います。フィールドワークをより良いものにし,多くのことを学ぶためにも気を付けようと思います。
・今回学んだことを生かして,フィールドワークでは積極的に人と関わりをもって自分の世界を広げたいです。
・エンプラ魂が卒業してからも生きているんだと思いました。
・自分ももっと積極的に身の回りの問題などについて考え,実際に行動していきたいです。

 先輩からいただいたメッセージをよく噛みしめ,3月のフィールドワークやこれからのエンタープライジング科生としての日々が実り多いものとなるよう,しっかりと準備と努力を重ねていくことを願っています。

[写真]
 1枚目 上段  6階での展示の様子
      下段  講演の様子
 2枚目 左   講演のスライドの一枚
      右   G(irls) 20 Summit 日本代表・大井さんのページ
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全日制
1/17 大学入試センター試験
1/18 大学入試センター試験
1年2年センターチャレンジ(外)
1/19 3年センター自己採点
1/22 3年追認考査
1/23 3年追認考査
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