システム工学科都市情報システムコースでは,さる8月27日(火),京都大学宇治キャンパスにおいて,高大連携事業として衛星データを利用したGIS講習会を実施しました。
はじめに,本校の3年生が都市情報システムコースの学習内容及び,シビルクラブの活動内容を紹介し,参加生徒全員が自己紹介を行いました。その後,京都大学防災研究所准教授の畑山先生から「防災における実際のGIS利用について」のご講義をして頂き,次に,京都大学学際融合教育研究推進センターの副センター長である横田先生と技術員の樋本先生から「KMLを中心としたGISの活用方法について」のご講義並びにご紹介を頂きました。興味深く関心の高い講義内容だったこともあり,生徒たちからも積極的な質疑が出されました。
今回のGISや防災に関する実践的な学習を通して,高度な専門分野に関する知識と技術の習得,そして,高校での学習が,実社会でどのように活かされているかを体感することができ,自己のキャリア形成の向上を図ることができました。今後は,本日の体験をまちづくり学習やGIS学習に活かしていくとともに,引き続き,様々な形で連携して行きたいと思っております。
ご多忙の中,ご講義頂きました京都大学の横田先生,畑山先生をはじめ,今回の連携事業のご尽力頂きました京都市教育委員会学校指導課の関係の皆様に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。