京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/25
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京大エコツアー

 8月8日,京都大学オープンキャンパスにあわせて,西京高校生のための独自企画「京大エコツアー」があり,1年生希望者が参加しました。
 これは,5月に本校で行いました「びっくりエコ発電所」主催の「環境シンポジウム」でもお世話になった浅利美鈴先生(京都大学環境科学センター助教・本校の「西京マネジメント会議」委員でもいらっしゃいます)からのお声掛けで実現したものです。
 百周年時計台記念館2階の国際交流ホール「環境コーナー」を振り出しに,学内見学と個別相談を行っていただきました。
 時計台記念館前のクスノキや現在は京大生協本部となっている「花谷会館」の由来,美しい工学部土木工学教室本館の外観や北側駐車場(テニスコート跡)にあるコンクリート製階段状の物体(審判台です)など,普通のオープンキャンパスではちょっと聞けない説明ばかりでした。
 学内探索後は,浅利先生の研究室にお邪魔させていただき,京大各学部の概略についての説明やサークルの紹介冊子を見せていただいたりしました。同じ名称でも学部学科によって切り口が違うので,「どのようなことをしたいのか」をよく考えて選択することが大切であること,また,先生の高校・大学時代の御経験から,今やれることに一生懸命取り組むことの大切さなどについてもお話しいただきました。
 その後大学院生の方々の研究室を見学させていただき,総合博物館前で解散となりました。博物館では常設展の他に「海」「地図」の企画展も行われており,生徒たちは説明に熱心に聞き入っていました。
 コース選択や選択科目登録を控えた1年生の生徒にとって,本日のツアーは大変示唆と発見に富んだものだったと思います。浅利先生には暑い中御案内下さり,誠に有難うございました。


(参考)花谷会館(生協本部)について
 終戦後,連合軍の占領が始まろうとする世情不安定な昭和20年9月初めから,京大医学部では救援調査団を広島へ派遣することとなった。医学部研究者の現地での献身的な研究・治療が軌道に乗り始めたころ,9月12日文部省(当時)は学会総動員で「原子爆弾災害調査研究特別委員会」を発足させることとなり,京都大学も全学あげて支援する気運が高まっていった。理学部では医学部に合流するかたちで調査隊を派遣することとなり,6名を第3次調査隊として広島に送り出した。9月16日激しい雨の中広島に到着,医学部のチームと合流し早速17日から仕事を始めた。ところがこの雨は戦後史に残る大災害を引き起こした「枕崎台風」によるものであった。台風は17日夜原爆の被害からまだ立ち直っていない広島を襲い,京大の調査隊も,研究・宿泊所である病院が台風による山津波で全滅し,前日着いたばかりの理学部の研究者3名と医学部研究者8名が命を落とされたのである。(広島県下の犠牲者は2,600名)
 このときの犠牲者の一人が大学院生の「花谷暉一」さん(24歳)であった。この死を悼み,ご遺族の兄花谷正明さんが京都大学へ学生の福利厚生のための施設として寄贈されたのが,「花谷会館」である。


[写真]
  左 土木工学教室本館北側にて
  右 浅利先生の研究室にて
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グローバルリーダー育成研修inシアトル その3

 8月11日までの現地研修も終盤にさしかかってきました。
 1週目の終わりに行いましたグループごとのプレゼンテーションや,ホストファミリーとの対面時の写真などが手に入りましたので,御報告いたします。
 プレゼンテーションは,準備時間がわずか4時間しかなかったそうですが,どの班もよく構成された素晴らしい発表を行いました。
 週末のホームステイも皆元気で,よい経験ができたようです。毎日の研修を通して,どの生徒も,英語を話す際のためらいがなくなった様子です。
 同じ京都市立高校に学ぶ生徒同士の交流,現地の学生やホストファミリーとの交流,日米のスタッフの支えなど,多くの出会いを大切にして,また実際に出向くことでわかるそれぞれの文化的背景や考え方の違いとそれぞれの良さ,日々のアクティビティを通して得たもの,生徒たちは多くの経験をしたことと思います。残りわずかとなりましたが,健康に気を付けて,たくさんの成果と思い出を日本に持ち帰ってほしいものです。

[写真]
 上 プレゼン準備の様子
 中 ホストファミリーとの顔合わせ
 下 フィールドワークで出かけた歴史産業博物館

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京都府吹奏楽コンクール「小編成の部」に出場しました

 本校吹奏楽部の活動の大きな柱である、京都府吹奏楽コンクール(会場:京都コンサートホール・大ホール)に出場しました。
 生徒たちが練習を始めたときはただ譜面を演奏するだけで、この曲で自分たちは何を表現したいのか、このコンクールで何を残したいのかが全く見えてこない合奏しかできませんでした。西京吹奏楽部としてコンクールの7分間にどんな思いを込めるのか、部員それぞれが悩み、ぶつかり、乗り越えながら練り上げてきました。
 当日(8月6日午後)の演奏は本校OBである藤川大晃君の迫力ある指揮に生徒たちがよく応え、これまでで最もよい響きが出せていました。悔しくも「銀賞」という結果ではありましたが、審査員の先生方から「音楽づくりは劇的でとても良い」「曲の表情を聴かせているところがすばらしい」など努力してきたところを褒めていただき、また、聞いてくださった方々からも「いい演奏だった」「楽しかった」との感想を賜り、西京吹奏楽部の音楽を精一杯表現できた演奏だったと感じます。演奏を終えて晴れ晴れとやり切った笑顔で舞台から降りてきた生徒たちの姿に、西京吹奏楽部はまだまだ変わっていけるという思いでいっぱいです。講評でご指摘いただいたハーモニーやバランスなどもう一度基礎基本に立ち返り、今後とも「心に残る演奏」「細部にもこだわった音づくり」のために日々努力を重ねていきたいと思います。  (吹奏楽部顧問)

[写真] 演奏後の集合写真
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優勝

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平成25年度京都府公立高等学校テニス選手権大会が8月3日(土)京都府立丹波自然公園においておこなわれました。この大会において西京高校が男子団体の部でみごと優勝いたしました。これにより、来年1月に行われる近畿公立高等学校テニス大会の出場権を獲得いたしました。

優勝!インターハイ女子フィールドの部

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北部九州インターハイ陸上競技女子走り高跳びで、3年生の宗包 麻里菜さんが1メートル82(高校歴代4位)を跳び、見事優勝しました。また、3年生の麓 沙恵さんが女子砲丸投げで4位入賞を果たしたことにより、女子フィールドの部において優勝をすることができました。
ご声援いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

インターハイ陸上女子 フィールドの部優勝!No2

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写真追加

2年生特別講演会を行いました

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 7月26日(金)午後,2年生(エンタープライジング科第10期生)は,イルコ・アレクサンダロフ(Ilko allexandroff)氏をお招きして特別講演会を行いました。
 講師のイルコ氏はブルガリア人フォトグラファーであり,現在は日本で若手の気鋭写真家として御活躍中です。
 イルコ氏が日本に興味を持ったきっかけに始まり,チャンスの生かし方,既成の枠から飛び出すこと,人生において大切なこと等の話に,生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

 講演の中にちりばめられていた,印象的なアドバイスをいくつか挙げてみます。
 仕事上の心構え・・・・「自信を持つ。人は自信を持っている人と仕事をしたいものだから」「自分でハードルを上げ,難しいオファーも受ける。今できないからと断ると,いつまでもレベルアップできない」
 写真について・・・・「被写体を愛し,人を尊敬する」「人は好きなモノと一緒に写ると,一番いい表情になる」
 人生で大切なこと・・・・「招待は絶対断らない。そこに一生を変える出会いがあるかもしれないから」「楽しむこと,それが一番大事」

 イルコ氏独特の雰囲気や間・リズム感を紙面ではお伝えできないのが残念ですが,実体験に裏打ちされた言葉の一つ一つが,生徒たちにもしっかりと響いていたようです。
 講演後は生徒たちから「ストリートスナップを撮るときのスタンスは?」「ヨーグルトは好き?」「写真は独学ですか?」「女性の写真が多いのはなぜ?」などなど,硬軟取り混ぜた質問があり,イルコ氏に一つ一つ丁寧に答えてもらいました。
 生徒たちは,夏休み直前にいい刺激を得られたようです。

グローバルリーダー育成研修inシアトル その2

 7月29日からは英語研修その他がスタートしています。語学クラスは,レベルに応じて3段階に振り分けられ,他国からの留学生(サウジアラビア,中国,韓国の学生が多いようです)と一緒にがんばっています。日がたつにつれ,生徒たちはクラスメイトとも随分打ち解けた様子で,皆口々に「楽しい」と言っています。クラスの先生方は,「普段はサウジアラビアの生徒が積極的に発言することが多いが,京都市からの生徒は授業中のプレゼンも一番に手を挙げて発表している」と驚いておられるとのことです。
 研修はまだまだ続きますが,体調を崩すことなく,全員元気に頑張ってほしいものです。

[写真]
 左 授業の様子
 中 ACE顧問・シェパード氏による特別講演の様子
 右 現地高校生とのサッカーの様子

 ※注 ACE・・・American Cultural Exchangeの略。アメリカワシントン州にある非営利教育財団で,本研修にACEが実施している語学インスティテュートの授業が組み込まれています。

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グローバルリーダー育成研修inシアトル その1

 京都市教育委員会主催の「京都市立高校グローバルリーダー育成研修」に,本校から5名の生徒が選ばれて,参加しています。(京都市立高校全体では7校・22名が参加)
 この事業は,グローバル化が進展する中,市立高校の代表生徒たちがともに切磋琢磨しながら,我が国の伝統文化等を深く理解するとともに,国際貢献の大切さを学び,他国の若者との交流,語学研修に積極的に参加することを通して,豊かなコミュニケーション能力,世界に対する幅広い教養を身につけるなど「グローバル人材」としての素地を育むことを目的とするもので,本年度新たに実施されるものです。
 国内での事前・事後の研修と海外研修とから成っており,事前研修は6・7月に4回行われ,英語力を高めるとともに,京都や日本文化への理解を深めるための講義や実習を行いました。
 現在実施中の海外研修は,7月27日から8月11日までの16日間,米国シアトル市の大学寮での生活や現地個人宅での宿泊体験など,他国からの留学生と一緒に語学研修を受けたり,現地高校生との交流アクティビティを行ったりすることを通して国際的な幅広い教養や豊かなコミュニケーション力の大切さを学ぶとともに,京都の良さのPRも行うという,まさに盛り沢山な内容です。

 初日(7月27日)は,関西空港からシアトルに向けて出発しました。経由便なので長時間フライトの上,アメリカの入国審査で2時間待ち等,大変ハードなスケジュールですが,皆疲れよりも今後の期待でいっぱいといった様子です。シアトル到着当日には早速英語のクラス決定のためのプレースメントテストを受験しました。(以下,その2に続きます)

[写真]
  左 関西空港出発時の集合写真
  右 到着後早速受けたテストの様子

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全国高等学校かるた選手権に出場しました

 7月28日(日)に滋賀県立武道館で行われました「第35回全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会」の個人戦に,本校の競技カルタ同好会から12名(全員)が出場しました。
 この大会は昭和54年から毎年7月下旬に近江神宮を主会場に行われており,「近江神宮大会」とも呼ばれる,競技カルタのインターハイです。初日は団体戦,2日目は個人戦と,2日間の日程で行われます。今年度は全国各地から187校・約1,000人もの選手が大集結し,歴史と伝統ある全国大会ということで,会場は緊張感でいっぱいでした。
 引退前の最後の大会となる3年生は皆集中して試合に臨みましたが,特に同好会長の奥田君(自然科学系コース)の1回戦は,逆転,また逆転の激しい展開の末にもつれ込んだ「運命戦」(下記[注]参照)となり,応援の生徒たちも固唾をのんで見守る中,敵陣の札をはらって劇的な勝利を収めるなど,思い出に残る試合となりました。
 また,1年生の三原さんが4回戦まで勝ち進んでD級のブロック4位となり,入賞の賞状と盾をいただきました。
 少人数で活動を開始した競技カルタ同好会も現在3年生5名(この大会で引退),1年生7名の計12名で賑やかになり,日々の練習もより充実してきています。3年生引退後も一人一人の力がしっかりと発揮できるよう,これからの大会に向けて日々の練習に取り組んでいきます。

[注]「運命戦」とは
 自陣・敵陣ともに,残りの札が1枚ずつになった試合のこと。一般的に,この状態では敵陣の札を取るのは難しいので,自陣の札を確実に取る方が良いとされています。お互い自陣の札を狙っていると,勝敗はどちらの札が先に読まれるかという運命にゆだねられた状態なので,このように呼ばれます。

[写真]上 会場の様子
    中 試合の一場面
    下 入賞した三原さん

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全日制
3/26 追認考査
3/27 追認考査
3/28 追認判定会議
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