今日14日(木)の5・6時間目に、体育館で体験型防煙教室を実施しました。この取り組みは、NPO法人京都禁煙推進研究会・社団法人京都府医師会・京都府立医科大学地域保健医療疫学教室の協力で、たばこに興味関心を持ち始める時期に当たる中学生を重点的な対象として、たばこによる健康障害に関する知識の普及・啓発を推進し、喫煙防止に取り組むことで、未成年者自身や家族の認識を一層深め、未成年者の「吸い始め」防止に役立てようとするものです。
最初にタバコの害について、そしてそれがタバコを吸う本人はもちろんのこと、周りにいる人々の健康も阻害することになることを、写真や映像を交えて話していただきました。タバコを吸うことは、ニコチン・タール・一酸化炭素を体の中に取り入れることになり、それがどんな健康被害をもたらすか、恐怖すら感じたと思います。そして、たばこを吸っている人がタバコをやめるための「あ・い・う・え・お」について話していただきました。近くにいる人にも話してあげるといいですね。
その後、4つのコーナー(病気モデル、禁煙補助グッズ、世界のたばこ、タバコって何?)に分かれ、展示物を手に取ったり、掲示物を読んでクイズに答えたり、思い思いに喫煙の怖さについて考えを深めました。体験した人は、クイズ、川柳、イラスト、謎かけに答え、優秀作品にはメモ帳やファイルを頂きました。
「喫煙は百害あって一利なし」といいます。TVのコマーシャルに乗せられ、大人びた行動と勘違いして喫煙をする人がいるようです。自分にとって必要なことと必要でないことをしっかりと見極め、責任が取れる成人なった時にどうすべきか、冷静にしっかりと考えてほしいと思います。とても良い経験が出来たと思います。家の方にも話してあげてください。