最新更新日:2024/09/19 | |
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「エンプラ祭」のご案内
エンタープライジング科誕生10年経過を記念し、京都市立西京高等学校・附属中学校において、全国に向けて中高一貫教育研究大会が盛大に行われます。それに合わせて、エンタープライズ教育の成果を振り返り、今後の教育活動に役立て、また卒業生同士の学年や業種を超えた交流を促進するとともに、在校生の進路意識の高揚を図るため、「エンプラ祭り」を下記の通り開催いたします。この機会に母校を訪ね、同窓生と情報交流をしませんか?
ご多用のことと拝察いたしますが、多数のご参加を賜りますよう、ご案内申し上げます。 記 第1部 「母校に錦を飾る! 卒業生によるプレゼン大会」 日 時 平成25年12月7日(土) 14時30分から15時30分ごろまで 場 所 京都市立西京高等学校(京都市中京区西大路御池角) 第2部 「エンプラ魂炸裂!夜のエンプラ祭り」 日 時 平成25年12月7日(土)※上記と同日 18時から 場 所 京都ロイヤルホテル&スパ(京都市中京区河原町三条上ル) 詳しい内容及び申込みは右側メニューの配布文書にある「エンプラ祭のご案内・申込」をご覧ください。 ※エンプラ祭りの申込み期限は25日(月)までとなっておりましたが、 12月4日(水)まで延長いたします。 まだ、申込みされていない方は是非ご参加ください。 能楽交流鑑賞会・事前学習会
11月16日(土)土曜活用講座終了後の12時から,金剛流能楽師の豊嶋晃嗣氏にお越しいただき,能楽交流鑑賞会の事前学習会を行いました。
冒頭,村上校長から今年で2回目となる能楽交流鑑賞会の意義やそれに込められた先輩諸氏や学校の思いについて説明がありました。 その後,羽織袴姿の豊嶋氏が演台に上がられ,8ページからなる資料をもとにして能楽の舞台や楽器などの基礎知識についてお話し下さり,道成寺のDVD(鐘入りの部分)を見て大まかなイメージを生徒たちにつかませた後,仕舞「屋島」「羽衣」を金剛流宗家内弟子の山田夏樹氏とともに実演して下さいました。そして,「羽衣」キリの一節を豊嶋先生指導のもと,「東遊の数々に,その名も月の宮人は・・」と皆で謡ってみました。単に聴くだけでなく,実際に声に出してみることで,「指揮者がいない中で息を合わせる」といったお話の内容がよく理解でき,来月実際に金剛能楽堂で行う鑑賞会に向けて,よい経験が出来ました。当日も印象深く鑑賞できそうです。最後に,生徒の中から希望者1名に能の装束付けを体験してもらいました。衣装の華やかさはもちろんのことながら,たくさんの衣装を身に着け,更に面をつけるということで,制限された動きや視界の中で演じる難しさを実感したようです。 生徒の感想の一部です。 「能を観ること自体とても貴重なことなのに,大講義室の小さな演台で舞って いただくという貴重な体験をさせてもらい,本当に感謝です。」 「足の運びに注目して観ましたが,足で舞台を踏む音が場面や心情によって 違ったり,なめらかな動きのシーンではまるで宙に浮いているかのようで, リニアモーターカーの走る様子が思い起こされました。」 「笛が200年,300年と使い継がれてきていることのすごさ,伝える苦労, 能に携わってこられた方の,お能への熱い情熱を感じることができました。」 今回のお話をよくかみしめ,能楽をはじめ,自らのバックボーンである日本の文化について,生徒一人一人が見識を深めていくよい契機としてほしいと思います。 豊嶋様,山田様,お忙しい中御来校下さり,誠に有り難うございました。 [写真] 1枚目 「羽衣」の一節を生徒と謡われる様子 2枚目 仕舞実演の様子 3・4枚目 「羽衣」シテの装束付体験の様子 2年生EEP特別講義・安成哲三先生講演会
11月16日(土)土曜活用講座終了後の13時20分から,総合地球環境学研究所所長で,名古屋大学・筑波大学名誉教授でいらっしゃる安成哲三先生にお越しいただき,7階「京一商・西京メモリアルホール」にて,EEP特別講義を行っていただきました。
これは,京都市社会教育委員による「第8回京(みやこ)まなびミーティング」(出前授業)として行われたものです。 演題は「地球温暖化と人類の未来について」。豊富なデータを示しながら,地球温暖化には二酸化炭素等の増加に伴う「水蒸気量の増加」によって温室効果が加速化しているという面も大きいことを示されました。また,人間活動の影響として,温暖化とは逆の,エアロゾル(大気中の汚れ物質)による直接・間接的な日傘効果(冷却効果)もあり,1970年代の寒冷化はこの影響ではないかと述べられていました。そして,温室効果ガスやエアロゾル等の放射強制力(エネルギー変化を通して大気を暖める,冷やす割合)を総合して考えると,気温上昇の原因の半分以上が温室効果ガスであること,そしてその放出量をどうするかという私たち人類の選択次第で今後の地球の気候状態も大きく変動することを述べられました。 そして,地球温暖化が地球の降水過程に与える影響(全体の降水量変化はそれほどでもないが,内容が変化し,降るところは降り,降らないところは降らなくなって,豪雨の割合が増える)についても説明され,人間が地球環境に与えている影響は温室効果ガスのみにとどまらず,地球環境はもう臨界点(tipping point)に達しているのかもしれないこと,つまり「ししおどし」のように突然平衡状態が崩れてしまう可能性についても警鐘を鳴らされました。講演後の質疑応答では,自分たちの行為の影響は,ずっとあとから出てくるものであり,後の世代のために価値観を変えていくことが大切であることなどを述べられました。 このお話しいただいたことを一人一人が真摯に受け止め,今後の行動に反映していくことが大切です。安成先生,お忙しい中御講演下さり,有り難うございました。 [写真] 1・2枚目 御講演中の様子 3枚目 終了後の質疑応答(聴講しておられた京都市社会教育委員齊藤修氏 =京都新聞相談役=からの質問) 4枚目 生徒からの謝辞 「教員公募制募集要項」掲載について
平成26年度「教員公募制募集要項」を,右側メニューの[配布文書]に掲載いたしました。
京都賞「高校フォーラム」
第29回京都賞ウイーク・青少年育成プログラムの一環「高校フォーラム」(稲盛財団・京都大学の共催)が,京都大学百周年時計台記念館を会場として,11月15日(金)午後に行われました。京都市内の8校から約430人が参加し,本校からも1・2年生の希望者65名が参加しました。
京都賞先端技術部門の受賞者であるロバート・ヒース・デナード博士(アメリカ・1932年生まれ・IBMフェロー)による「志を高く―世界を変えるのは君だ―」と題する講演でした。 現在の半導体メモリーの基本構造を発明されたデナード博士は,「個人の力でも世界を大きく変えることができる」という信念を持って課題に取り組むことの大切さやそのことで創造的な研究や仕事が可能になることを,御自身の経験を織り込みながらお話し下さいました。 数学や物理などの基礎的な学問を身につけることの重要性を述べられたうえで,「今日の社会を良くするには創造性が必要である。」「必要な姿勢をもつ者だけが世界を変えられる。」「正しい姿勢・適切なタイミングで真摯に取り組んでほしい。世界には皆さんの世代の助けが必要である。」と説かれました。 本校では,10人の生徒スタッフが高校フォーラムの準備として広報活動を行ったり,学習会を開催したりしてきました。むずかしい講義でしたが,生徒が講師となって実施した2回の事前勉強会のおかげで,内容を理解しながら興味深く聞くことができました。 生徒たちは, ・「どこまで行くかではなく,どこまで行くべきか」という言葉がぐっときました。 ・「何事においても取り組み方が大切だ」「姿勢がすべて」という言葉に共感 しました。 ・「学ぶことを楽しむ」ということが重要だと気づきました。 ・(処理能力を早めるためにトランジスタを増やすのではなくあえてシンプル にするというお話から)博士のように発想の転換を大切にしたいと思い ます。 等,直接講演を聴講させていただいて,それぞれ得るところが大きかったようです。 スタッフとして活躍した西京生,会場まで足を運び博士の講演に耳を傾けた西京生,本当に貴重でかけがえのない経験を積んだことと思います。デナート゛博士は,質疑応答の中で「参加しなければ勝つこともできない。」とも述べられていました。目の前にある大きな機会に向かって,今後とも,正しい姿勢で志高く挑戦していってもらえればと思います。お疲れ様でした。 [写真] 1枚目 講演中のデナード博士 2枚目 300ミリのシリコンウエハーを手に語る博士 3枚目 博士と西京生との記念写真 4枚目 生徒スタッフの集合写真 Yishun Junior College(シンガポール)来校
11月13日(水)午前,イーシュンジュニアカレッジの第1学年生徒・教員合わせて41名が国際交流を目的にシンガポールから来校されました。
イーシュンジュニアカレッジとは平成22年から相互交流をさせていただいており,今回が3回目(平成23年のみ震災などにより訪問がなかったため)の訪問受け入れとなります。 9時から始まった今回の交流では,歓迎行事のあと,英語のみで授業を進める専門科目(EECなど)のクラスに入り,本校生徒(2限目は1年生,3限目は2年生の各1クラス41名)と7階のメモリアルホールでそれぞれペアになり,英語を用いたゲームを通じて交流を行いました。約80人の生徒たちが「しりとり」ではいかに早く英単語をつなげてゴールまでたとりつくかを競ったり,「ビンゴ(Cross Culture Bingo Game)」では,「京都の人口は何百万人か」「シンガポールの最低気温の記録は何度か」など,各国の事情についての問いに答えて升目を埋めていくために互いに協力して答えを出し合ったりするなど,英語を仲立ちとした,和やかで活気に満ちた交流のひとときとなりました。 昼食は,地下1階の食堂で,来年3月にフィールドワークでシンガポールを訪問し,同校訪問・交流を予定している1年生の生徒52名と交流しながらの「スペシャルランチ」となりました。本校生徒の挨拶に始まり,互いに向かい合って食事をしながら会話をするのですが,話に夢中になって箸がなかなか進みませんでした。生徒たちは連絡先を交換したり,写真を撮りあったりと,予定の時間が過ぎても名残りが尽きない様子で,来年3月の再会を約束し,別れを惜しんでいました。 イーシュンジュニアカレッジの皆さん,有り難うございました。有意義で貴重な経験となるこの交流を,今後とも続けていければと思います。 第2回学校説明会に多数の御参加ありがとうございました。
11月9日(土)第2回学校説明会を実施しました。中学3年の生徒・保護者約670人の方が参加して下さり,「西京高校における学習活動及び入学後の学校生活」「前期選抜の実施概要」等について説明させていただきました。
26年度選抜から本校でも実施方法などが一部変更になるということもあり,熱心にメモを取りながら聴いていらっしゃる御参加の皆様の姿が印象的でした。 途中,1年生フィールドワーク委員長の生徒からの説明や,今春卒業の8期生(藏君・中井君・中西さんの3名)に聞く受検決定時期や高校生活などのミニ座談会なども挟み込みながらの90分間でした。 全体会の後は,教員や1年生生徒による「個別相談」や「施設見学」などをしていただきました。 参加者の感想をいくつか御紹介します。 「とても分かりやすく,また内容も濃く,西京の中身が,先生・現役生・卒 業生など,様々な視点からよく理解できました。」 「入学後の学校生活だけでなく,卒業後の自分もイメージできる,とても ためになる説明会でした。」 「部活をしながら,勉強や行事などどれにも手を抜かずにすべてを頑張る, というところがとても心に残りました。」 「説明会に来るたびに,新しい発見や西京の良さを感じています。」 「卒業生の方の話を聞いて,受け身ではなく,自分から進んで挑戦していき たいと思いました。」 「今日来たことで悩んできた気持が吹き飛び,この高校に行きたいと思い ました。」 本日御都合のつかなかった皆さんには,12月14日(土)にも同じ内容で第3回学校説明会を本校にて行います。ぜひお越しください。 [写真] 左上=校長挨拶 右上=学校生活説明 左中=1年生徒説明 右中=卒業生ミニ座談会 左下=各検査の説明 右下=生徒による個別相談 秋の天体観測合宿を校内で行いました
秋の天体観測合宿を,理学部の主催で11月8日(金)から9日(土)にかけて校内で行いました。参加者は,高校生・附属中学生を合わせて約50人でした。午前3時頃まではほとんど雲もなく,空気も澄んでいて快適に観測ができました。大半の参加者が流星を見ることができたようです。
写真1 望遠鏡にカメラを取り付けて撮影した月 写真2 東の空から星が昇ってくる様子 写真3 望遠鏡にカメラを取り付けて撮影したオリオン大星雲 ESS部・高校生英語ディベート大会全国大会出場決定!
本校ESS部が,去る11月4日に行われました「第8回全国高校生英語ディベート大会京都府予選」において全勝を収め,5年連続で全国大会への出場を決めました。
今年のディベートのテーマは「日本政府は輸入米の関税を撤廃すべきである。是か否か」です。6人のメンバーのうち2年生2名は全国経験者。そして1年生4名はディベート初心者です。他の部員たちのサポートに感謝をしながら今後も更なる成長を続け,松本大学にて行われます全国大会でも実力を十二分に発揮してまいります! 拠点校事業・英語教員研修会及び生徒向け講演会を行いました (その2)
教員研修会終了後の15時から17時30分まで,会場を7階大講義室に移して,生徒向け講演会を行いました。本校をはじめ,協力校や夏のシアトル研修に参加した生徒たち28名が参加して,「グローバル社会で求められていることは何か」について,Samuel M. Shepherd氏(フルブライト・ジャパン事務局長・A.C.E.最高顧問)・David B. Woodward氏(A.C.E理事長)・西川美香子氏(京都大学国際交流推進機構特定助教)それぞれからお話を聞きました。
講演開始前にも,シアトル研修参加者たちは,現地でお世話になったSamuel M. Shepherd氏との再会を喜び,話に花を咲かせていました。 豊かな海外経験と,これからの社会で役立つコミュニケーション能力についてのお話に生徒は刺激を受けたようです。生徒の感想の一部を御紹介します。 「様々な文化を知り,理解したい。」 「人とのつながりは大切である。」 「もっと英語を勉強したい。」 「英語は道具であり,英語を通して何を学ぶかを考えたい。」 「いろいろな経験を通して,視野を広げていきたい。」 「英語と,更に他の言語も学びたい。」 生徒の感想にもある通り,ツールとしての英語のスキルを磨くことも大切ですが,文化を異にする人々との交流に当たって,自らの文化的背景や伝統などについてよく知ること,異なる文化への理解を積み重ねていくこと,そして何よりも好奇心旺盛にいろいろなものに取り組んでいくことを心がけてほしいと思います。 |
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