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最新更新日:2025/07/25 |
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3期 始業式 !![]() ![]() ![]() 今回は「飢えた山羊」の話をした。これは心理学で出てくる例え話であるが、お腹がすいて、今にも倒れそうなヤギの目に2つの美味しそうな草が飛び込んでくる。生徒2人に昨夜作った草の絵を持ってもらい、私がヤギを持ってミニ演技をやった。「さてこのヤギはどのような行動をとるか」と投げかけると、「近い方に行く」「両方食べる」と反応が返ってくる。(この3分ほどの話のために小道具を昨夜1時間ほどかけて作った。) まずどちらにしようか悩んだ上で決めた方に近づいていく。近づくにつれ、もう一方の方が遠のくほど美味しく思えてくる。そこで引き返してもう一方の方に行く。だが、近づくにつれ、「やっぱり最初の方が」ともとに戻っていく。この同じ行動を繰り返しながら、真ん中で飢え死にするというお話しだ。 どちらでもいいので、決めた方を食べて、まだ食べられたらもう一方も食べたらいい。 このヤギは誰を?草は何を?指しているのか考えて下さい。 ■2014年に成りました。あの第一次世界大戦より100年という話をラジオのニュースでやっていた。世の中がきな臭い。戦争のお話しをされるお年寄りが少なくなって行く中で、平和がいかに大切で、かけがえのないものかを伝えて行かなくてならない。 昨年「半澤直樹」の「倍返しに」に沸いて、私もスカッとするような思いに駆られた。あのドラマがもてはやされている現代に欠けているものがあるからだ。本当は悪い意味での倍返しをしてはならない。昨年亡くなったアパルトヘイトのもとで闘ったネルソン・マンデラ氏の言葉に下記のようなものがある。 「もし、あなたが敵と平和を築きたいのであれば、あなたはその敵と一緒に話し合わなければいけません。それから、敵はあなたのパートナーとなることでしょう。」 子どもたちにとって、あなたにとって、今年がすばらしい飛躍の年となるよう願っています。今年も宜しくお願い致します。 |
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