最新更新日:2024/10/18 | |
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柔道 内山豪汰君 全国大会へ! おめでとう !
本日、岡崎の武道センターで柔道の府下大会が行われ、66kg級京都市一位の内山君が出場した。何とか時間のやりくりをして応援に行った。ちょうど準決勝の時に間に合った。が不戦勝だった。何でも相手の子が体調不良になったようである。気の毒なことである。決勝は京都共栄中学校のY君だった。積極的に攻められ、指導を受けた。京都に敵無しではないのかと「ひやっ」としたが、すぐに切り返し、寝技で押さえ込み、一本勝ちした。いろんな技をもっているものだ。これは快挙だ!
京都府の一位は大阪で行われる近畿大会と神奈川県で行われる全国大会に出場する。外には思いもしない強い者もいるかもしれないが、自分のやって来たことを信じ、今までと同じように冷静に戦って成長してきてほしい。 彼のいいところは勝っても有頂天になって、はしゃがないところだ。前回書いた礼節を重んじているところがいい。ガッツポーズさえしない。相手への思いやりか。 剣道で「残心(ざんしん)」という言葉がある。初めて聞いたときに感動して忘れられず、内地留学していたときに部屋の扉に「残心」と書いて貼ったところ、周りが心配して「肥後さん、大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。「こころのこり」と読んだらしい。 昔、侍が真剣で人を切った後、死者への礼儀として、そこに心を残す。決して侮蔑するようなことをしない。だから今でも剣道で優勝しても、ガッツポーズをしたり、はしゃいだりすると取り消しになるらしい。その話を聞いて感銘を受けた。剣道がオリンピック種目にならないのはそういうことかもしれない。 手と腰を痛めているようだが、自分で納得のいく戦いができるよう油断大敵の精神で頑張ってきなさい!今日はおめでとう! 夏季大会 途中報告(6)
7月27日(金)に西京極競技場にて陸上の府下大会が開催され、田中君が100mに出場した。暑い日であった。わずかな差で決勝進出を逃した。靱帯を痛めていたようであるが、陸上部が学校にない中で、よく努力し、府下大会までよく頑張った。レース後にじっとスパイクを見つめる姿が印象的だった。
同じ日に京都アクアリーナで水泳の府下大会が行われ、吉水君が200mバタフライの決勝に出場した。彼は前日の100mバタフライで優勝し、近畿大会への出場を果たしている。この日は100mまでは一位だったが、150mで追いつかれ、2位の結果だった。それでもまだ2年生である。大したものだ。100mと200mで近畿大会への出場になった。8月6日、7日の日程になっている。応援に行ってやりたいが、難しそうである。また広い世界でいろいろな経験を積んでほしいと思う。 今日は柔道の内山君が府下大会に出場しているはずだ。応援に行ってやりたいが、どうなるか分からない。頑張って全国大会へコマを進めてほしい。 8月8日(水)は吹奏楽部の京都コンサートホールでのコンクールである。今年は応援に行けそうである。毎日懸命に頑張っている。 昨日オリンピックで柔道の海老沼選手が前代未聞の判定を覆しての準決勝進出になった。会場のブーイングが後押しになってのことだった。誰が見てもということなのだろうが、あっていいことなのだろうかと思った。その前の「有効」の取り消しもそうだが、野球やテニスなどのラインから出ている、入っているの判定はビデオ判定して、科学的に判断したらいいと思うが、柔道等は難しい。日本人としてはうれしいことだったが、韓国の選手や審判のプライド、気持ちを思うと複雑な心境だった。 結局、海老沼選手は三位の銅メダルだったが、彼の試合場に臨むときの「礼」や試合が終わった後の相手への「礼」、試合場を出るときの「礼」に感動した。外国の選手は勝った喜びでコーチに飛びつき、喜びをあらわにして、退場の「礼」を忘れているか、いい加減な時を目にする。日本人選手の勝っても、負けても変わらぬ「礼節」の在り方に日本人としての誇りを感じる。 海老沼選手は「金」を取って会場のお客様やスタッフ関係者に恩返しをしたかったと肩を落としていたが、負けて「こんなもの」というような態度を見せる者には「国民の税金を使って行っているんだろ」と言いたくなるが、懸命にやって感動を与えてくれた者は結果に関わらず、胸を張って帰ってきたらいい。日々の血を吐くような苦しい練習を積み重ね、それに耐えて出場している選手たちに、みんなが温かい気持ちで拍手を送る! 夏季大会 途中報告(5)24日にソフトテニス部は桂中学校にて団体戦が行われた。団体戦はおおかたの時間の予想がつくのがいい。烏丸中学校に勝利し、西ノ京中学校とベスト16をかけて戦い、勝利した。次は桂中学校とベスト8をかけて戦ったが、残念ながら負けてしまった。私は武道センターで柔道と剣道の試合があったので、烏丸中戦が終わって、そこを後にしたが、雷雨のために水を差されたこともあるようである。しかし試合に出ない者は必死にフェンスの外から応援をし、砂でラインが消えるとほうきで、せっせと掃き、彼女たちの懸命な姿に感動をもらう。この部で頑張ってきてよかったと思えた3年間であっただろう。ご苦労さん! 武道館は建物の大きさにしては沢山の人で見つけられない。剣道は久能君、中谷君、竹垣君が出場しているはずであるが、胴衣の下の名前を探すが見つけることはできなかった。剣道の凜とした姿が何ともいい感じである。今回は2回戦で負けてしまったように風の便りに聞いた。 柔道の内山君は1時間後に見つけたが、試合が始まるまで2時間30分待たされ、勝負は10秒ほどで終わってしまった。学校にお客が来ることになっていたので、引き上げたが彼は春に引き続き66kgで優勝し、30日の府下大会にコマを進めたそうである。おめでとう!謙虚にもっと上を目指して頑張れ! 26日は京都アクアリーナで水泳の府下大会が行われた。吉水君、山名君、東川さんが出場した。それぞれに健闘していたが、吉水君が決勝にコマを進めた。その後中学校英語研究会の研修会があったために、気になりながらもあとにした。後で教頭先生より吉水君が決勝で優勝し(100mバタフライ)、近畿大会に行くことになったとのこと。おめでとう!100分の1秒を競う世界で大変であるが、近畿でももてる力を出し切ってほしい。 また学校では学習教室が開かれており、部活動を終えた生徒など、勉強に励む姿が見られる。気持ちの切り替えというのは大切なものだ。 予想通りの猛暑の夏になっている熱中症に気をつけ、のどが渇かなくても水分を取ることに努めて下さい。スポーツも勉強も何でもそうだが子どもたちの必死な姿にすがすがしい気分と元気をもらっている。 夏季大会 途中報告(4)
7月23日にソフトテニス部が市内大会のダブルス戦が西院コートであった。今日はテニスの団体戦、剣道、柔道もあったが写真が間に合わないので、昨日のもののみアップしておこう。最近、100近くアクセスがあるので楽しみにしている子もいるのだろう。明日、明後日は研修会等で学校に来ることがないので、夜の9時を過ぎたが頑張って昨日の準備をした。偉い?私はえらい!
4組出場したが仕事の都合で学校に帰らなければならなかったので3組のみ見て帰った。楽勝もあったが接戦になりながらも勝利したりだった。それでも3組とも勝った。たいしたものだ。その後は負けてしまったようであるが、テニスの子どもたちは笑顔ではつらつとしているので気持ちがいい!続きは月曜日辺りに! 夏季大会 途中報告(3)団体戦はシングル・シングル・ダブル・シングル・シングルの5回戦を行う。しかし前の3試合で負けると後の4,5試合は無くなる。いいところまで追い込むのだが勝てずにダブルスまで来た。そしてこのダブルスが見事に勝利し、4試合まで行われた。キャプテンの中村さんの1セットまで見ることができた。3名の卒業生も応援に着てくれていた。それからバレーボールの応援へ走った。卓球はこの後、個人戦ダブルスとまだやれるが、バーレーボールはこれに負けると最後になる。体育館の外に出ると大雨だった。カッパを着てバイクを走らせた。ヘルメットにもワイパーがほしいほどの激しい雨だった。 桂中学校に着いたときにはずぶ濡れで12時35分ほどだったので1セットは間に合わなかったと思ったが、ぎりぎり終わりの方だった。バーレーボール部は桂中学校において修学院中学校を相手に行われた。バレーボールはテニスと違って、ギャーギャー言いながら応援できるのでいい。2年生の時に長いこと入院していたTさんも元気に復帰し、修学旅行にも行け、部活動でも活躍の場が与えられてよかったなと思った。やさしく迎え入れてくれた子どもたちに感謝である。試合は負けてしまったが、そんなにミスがあったわけではない。よく頑張った。2名の卒業生が応援に来てくれていた。保護者の方も多かった。元気に駆け回る子どもの姿を見ていただいたのはいいことであった。それでも子どもたちはすすり泣いていた。負けて悔しいと流す涙はいろいろな意味で次に繋がる。仲間を大事にする君たちに「あっぱれ!」 終業式 無事終わる !2期制になり、また通年制になってから、途中を始業式、終業式と呼べなくなっている。が私は呼んでいる。今日は1期をしめくくる終業式であった。それも夏休みという長期休業に入る前の大切な日である。 人の話は耳だけでなく、目で聞くんだよ。そして「この人は何が言いたいのだろう。」と心で聞くことが大切ですと始めた。みんなの目がしっかりこちらに向いているのがうれしい。 この3ヶ月余りに1年生が入学し、3年生が修学旅行に行き、2年生がチャレンジ体験学習に行き、春体、体育大会いろいろなことがあった。それ以前と今では目に見えなくても大きな成長があるはずだ。 人間が人の世を渡っていこうとすれば、人間関係であるとか、いろいろなことを身につけていかなければならない。私が最も大切にしていることは「あいさつ」と「時間」である。 あいさつは「あなたのことを尊重していますよ。大事に思っているんですよ。」ということの表現である。そのあいさつに笑顔をのせて、相手に伝わるように言えたら満点である。 京都市の生徒会を中心にできたアンケートの中に「あいさつ」のことがあった。その集計結果が送られてきた。 ■家庭内で自分で進んで声を出してあいさつをしていますか。 ・全市 できている 33%(どちらかといえばできている 45%) ・支部 できている 30%(どちらかといえばできている 45%) ・醍中 できている 39%(どちらかといえばできている 44%) ■学校内で自分で進んで声を出してあいさつをしていますか。 ・全市 できている 32%(どちらかといえばできている 48%) ・支部 できている 28%(どちらかといえばできている 48%) ・醍中 できている 33%(どちらかといえばできている 53%) これは勉強がと言われるよりも非常にうれしかった。グラフを掲示板に載せてあります。 時間はいつ始まるとも、終わるともない無限大のものであるが、一個人の人間には始まりも終わりもある。限られたものである。だから大事にし、大事にしてやらねばならない。 友達と待ち合わせしてもいつも5分、10分遅れる人は信用を失っていく。信用がなければ何事もうまくいかない。 「あいさつ」と「時間を守れる」ことが身につけば、世の中の大概に仕事にはついていける。それを何としても中学時代に習慣化してやりたいと思う。 それ以外にも (1)食べることに負けるな! (2)学習から逃げるな! (3)夢と希望をもて! (4)己の欲せざる事、人に施すことなかれ。(孔子) の話をしました。お子さんに「どんな話だった?」と聞いて下さい。「さあ?」と言われたら、私もまだまだなんです。 長い休みになります。くれぐれも大切なものを見失わないように、見つめてやって下さい。写真は壇上から撮った写真です。この1枚でバッテリー切れでした。貴重な一枚! またもう一枚は美術のI先生がアジサイが咲く頃にさりげなく、知らないうちに校長室に飾ってくれたものです。さりげなさに人の有り様を見る思いです。 子どもの力 !
夏季大会がこれからという部活動もあるのだが、もう新しい体制で始まっている部活動もある。担任が三者懇談をやっているので、その様子と部活動を見て回ろうと教頭先生を捜すが見あたらない。すると同じことを考えていたようで、野球部の様子を見ておられた。
野球、バスケットボール、サッカーと新たにキャプテンも決め、始動している。ソフトテニス部も炎天下暑い中、教えてもらったことを自分達で忠実に練習をしている。勝ち残っているので、熱も入る。バレーボール部は体育館で神妙にミーティングをしていたので「熱中症に気をつけて、こまめに水を飲むように」と声かけして、吹奏楽部を見に行った。音楽室の準備室にサックスを置かせてもらっている。笑顔で迎えてくれるのでうれしい。猛烈に暑い場所で元気よく頑張っている。部長の山口君がやって来て、「校長先生、今日は・・・」と面倒を見てくれる。ここ数回、30分程度だが教えてもらって音もそこそこ出るようになった。前回ロングトーンという練習方法を教えてもらって、肺活量が続かず、酸欠で倒れそうになったが、今日はうまくいった。でも何となくこのサックス壊れていないか、おかしくないかと懐疑的になっていたので、リードを取り替えて彼に吹いてもらった。同じ楽器とも思えぬほどきれいな音が出た。やっぱり腕の違いであった。園芸部は道具類の整理整頓、卓球部は担任が懇談が終わったのだろう、一緒に汗を流していた。 どこの部活動もこの暑い中、ご苦労様である。それでも初めて中学校にお子さんを通わされた保護者の方など心配でしようがないことであろう。最近のこの暑さだからなおさらのことである。大人が手を入れてやらないといけないこともあるが、子どもは子どもなりに考え、工夫しているものです。急激な無理はよくないが、「無理をするな、無理をするな」と言い過ぎると、本当に我慢することができず、だらけた活動になってしまう。 私が今までに学んだことの一つに「子どもを変えるのは子どもの力である」ということがある。どこで指導の手を入れるかということと、どこまで我慢して見守ってやるかということが大切になる。子どもは大人が考えている以上にいろいろと思いめぐらし、仲間を気遣い、子どもを変えていく。時に大人さえも変えていく。そんな力を持っている。 「待つことの大切さ]を思う !
夏目漱石の「草枕」の一節に「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい」というのがある。と言っても「草枕」を最後まで読んだことはないのだが、この一節は残っている。
この本当の意味は分かっていないのかもしれないが、私は次のように思っている。「智に働けば角が立つ」 正しいことだと理屈、理論で物事を推し進めようとすれば、感情の動物である人間は面白くなく、うまくいかない。 「情に棹させば流される」棹さすというのは、流れに乗って更に勢いをつけるために棹をさす。勢いづかせることである。気の毒であると同情してばかりの対応をしてしまえば、本質を見失い、あるべきところへ行くことはできない。 「意地を通せば窮屈だ」これが正義だ真理だと周りの空気も考えず、これが俺の生きる道とやろうとすると自分自身もその生き方に疲れてしまう。私はこのことが多いように思う。 「兎角に人の世は住みにくい」ややもすれば、とにかく人生というものは生きにくいものである。人間というものはやっかいなものだ。 時に智に働くことも、情に流されることも、意地を通す事も必要な時がある。しかしそのタイミング、さじ加減が難しい。 「生徒を育てる、教職員を育てる」とはどういうことかと思う。自分自身が人間として教員として、それなりに育ってきたのか、育っているのかも棚に上げてもの申すのであるが、「あれも言いたい、これも念を押しておかなければ」と思うことは多い。それは先輩から受け継いできたものと、自分が経験として学んだことがある。しかしそれが生きるか、どうかは相手が学ぼうという姿勢があるか、ないかによって大きく違う。小さな親切、余計なお世話になってしまうのである。何もかも言わない方がいいときもある。 吉川英治の「宮本武蔵」の中に、「人間には教えなければならないことと、教えない方がいいことがある」というくだりがある。真の知識とは経験の中からの「気づき」から生まれる。せっかちであってはならない。「待ってやることの大切さ」がある。私が一番できていないところである。 プール上がりの子どもが髪を乾かしている。ベルが鳴っても反応しないので、校長室より声をかけようかどうかと思っていると10秒もしないうちに急いで教室へ戻っていった。せっかちにならずによかったと思った。 ご家庭でもこのような経験は無いだろうか。関係が近ければ、近いほど、愛していればいるほど、言いたくなるものである。それに反抗すれば、こちらもまた頭に来るものだ。ちょっと待ってやりましょうかね。あなたの愛は届きます。 校長室の横に園芸部の子どもが植えてくれたアサガオと向こうにヒマワリとある。 夏季大会途中報告(2)
7月16日(月)に野球部が殿田球場で伏見中学校を相手に戦った。前日の横大路公園での試合が延びて、この日になった。顧問は変更を何回も連絡してくれたが、気づかず、
横大路公園に行ってみるとリトルリーグがやっているが、夏季大会は延期になっていた。16日も暑い日になった。コントロールが定まらず苦しんでいたが、最後まで投げきった。なかなかチャンスを生かせず、敗れてしまった。こちらも沢山の保護者の方が応援に来ておられた。コツコツ頑張ってきたことは人生の思いがけないところで生かされるものだ。 3年生は残された中学校生活をしっかりやってほしい。本物の部活動をやってきたかどうかは、引退後の生活に表れるものだ。受験に向かって準備をしなさい。1,2年生は基礎をしっかりと鍛えていってほしいと思う。先輩の悔しい気持ちをエネルギーに頑張れ! 夏季大会途中報告午後からサッカー部の試合が桂中学校で上京中学校を相手に行われました。苦しい場面を何回もしのいでいましたが、2−0で敗退しました。沢山の保護者の方が応援に来ていただいていたのがうれしかった。 7月15日(日)にソフトテニス部の試合が音羽中学校でダブルスの個人戦が行われました。だいぶ待たされましたが、始まるとあちらも、こちらもと試合が始まるので集中して応援できない。12組までが市内大会に出場できるということであるが、醍醐中学校は4組が出場するそうだ。これは支部リーグというのだろうか、ここでの優勝らしい。よく頑張った。これから市内大会と団体戦が始まる。苦しいときこそ笑顔の精神で頑張れ! |
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