京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/19
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校是:夢・志をみつめる <学校教育目標>伝統と文化を受け継ぎ、地域や社会に貢献できる人材を育成する〜自分を律し、課題に挑戦し続ける姿勢を身につける〜

国際交流プログラム

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20日(土)に中学校英語研究会(中英研)の国際交流部会の取組が祗園にある旧弥栄中学校で行われた。全市に呼びかけてやって来た生徒とALT(教育委員会所属 外国人)6名、ボランティア(同志社大学の留学生 外国人)6名、中学校の英語の先生13名が集い、アイスブレーキングをして、近辺の観光地に旅行などで来ている外国人にインタビューに出かけ、協力してくれた人に折り紙の鶴などをプレゼントする。学校に戻ってきて写真を見ながら、その様子を発表するといった感じになる。本校からは北村さん、山田(悠)さん、山田(真)さんの3名が参加してくれた。私が担当して6年目になるが、4年連続、醍醐中学校より参加があり、うれしく思っている。
オールイングリッシュなので最初は緊張もあるが、外から戻ってくる頃にはいい表情になっている。ちょっとできないような経験をして、いい刺激を受けたことだろう。コミュニケーションにとって何が大切か英語だけでなく、得るものがあったはずである。次に生かしてほしい。1,2年生は来年もある予定なので是非参加してほしいものである。

立会演説会 実施!

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本日5,6限目を使って、生徒会本部役員の立会演説会が実施された。
先週一週間朝の選挙運動を経て今日である。それぞれに主張をし、応援弁士が盛り上げる。ユニークな語りかけがあったり、様々であるが、信任投票だけでなく、決選投票もある。そこに厳しい状況も起こるのであるが、そのような経験がうまくいっても、いかなくてもその子の成長に役立つものだ。
明日には結果が分かっているだろう。当選した者はその責任を自覚し、醍醐中学校のエンジンとして頑張ってほしい。残念ながら落選した者は、それを自分の糧として大きく成長してほしい。
3年生の本部役員のみんな、この1年間、ご苦労様でした。とともにありがとう!
君たちは本当にいい仕事をした。感謝している。

MDR活動目標達成記念式 !

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本日、MDR活動の盲導犬一頭達成記念式を行った。例年、子どもたちが一生懸命取り組んで得たお金を2月に関西盲導犬協会の久保さんに来ていただき、渡し、お話を聞くという取組をしているのだが、今回は盲導犬を一頭贈るという目標の300万円を達成したと言うことで少し大きなセレモニーとなった。

関西盲導犬協会より久保さん、盲導犬ユーザーとして森永さん、盲導犬のオレオ、18年前、醍醐中学校の先生(理科)で生徒会担当であった山本先生、当時の生徒会本部役員の奥野さん、久保田さん、田中さん、中捨(旧姓西本)さん、浦上さんにパネリストとして参加いただいた。また教育委員会や毎日新聞社の方、市民新聞「きらり伏見」の取材の方、NHKの方など報道の方も入ってもらい微妙な緊張の中、とてもいい記念式を行うことができた。

森永さんは小さな時は目が見えていたそうで、MDR活動のようなボランティア活動に幼い頃に参加したことがあるとのこと、目が見えなくなって一番先に困ったことは「歯ブラシにチューブをつけられないことでしたと」、あっけらかんに言われる。目が見えないことを逆に盲導犬と一緒にいろんなところに出かけられて幸せであると語る。
久しぶりに「幸せって何だろう」と考えた。不思議と話をしているとさわやかな気持ちになっていった。

缶を集めるのに懸命になるということだけなく、源流を見つめて「なぜこのような取組をしているのか」ということを考えなくてはならない。それは障害がある方への支援だけでなく、子どもたち自身のため、嫌なこと言ったり、したりしていないか、いじめと取られてもおかしくないことをしてないか、そのことで肩を落としている人はいないか苦しんでいる人はいないか、ということを考えるのにも繋がっていると思うのである。そういうふうに広く人権という観点で考える機会にしてほしい。

たまたま2012年のこの瞬間に立ち会い、幸せなことであった。スポットライトを当てていただき、晴れがましいことである。こんなことなら床屋に行っておくのだった。ただ本当にたまたま居合わせたということだけで、これまで途切れることなく携わってこられた方々や協力していただいている地域の皆さんの力があればこその話である。みなさんが粛々と続けてこられたことが学校内だけでなく広く知っていただけることになったのは幸いでした。

平日の忙しい中、ご都合を付けていただき、参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。

後期生徒会役員選挙運動始まる!

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今週の月曜日より後期の生徒会役員選挙運動が朝早くから始まっている。学校の善し悪しは生徒会で決まると言っても言いすぎではない。赴任して4年目になるが、毎年これほどまでの生徒会は望めないだろうと思っているが、生徒のやる気と教師の指導の手で、私が期待している以上の結果を出してくれている。今年もそうだった。
ただ生徒会がいくら頑張っても、周りの者が協力しなければ、空回りになってしまう。そう言った意味でみんながよくやっているということだ。笑顔あふれる学校のために、自分のできるところで懸命にやってほしいと思う。

先日、「毎日、学校のために、子どものために何かいいことを2つやって下さい。生徒にも学校のために、友人のために何かいいことを2つやるように伝えて下さい。」と伝えた。それが実現すれば、毎日500以上のいいことが起こる。小さなゴミ一つ拾うでもいい。元気のない子に「やあ」でもいい。そんなさりげないつながりが広がることを願っている。

清々しくも、忙しい秋 !

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前回のアップから2週間ほどが過ぎた。忙しいのか何か分からないが夢のような日々が過ぎた。全日本中学校長会研究協議会大阪大会というのが2日間にわたって行われ全国から2800人の校長が集まった。全国に1万校ぐらいあるらしいので、それでも3分の1であるが、「 へえ」と思った。エスカレーターなど危険な感じだった。この会の中で、ノーベル賞が与えられる3日前に山中伸弥教授の「iPS細胞研究の進展」という講演を聞いた。その謙虚な人柄にすぐにファンになった。こんな人だから神様も奇跡の4つの遺伝子を発見させてくれたのかもしれない。彼は今、一月(ひとつき)に一回カリフォルニアに講義に行っているそうだ。積極性、アイディアは外国人、根気強さは日本人なのだそうだ。実験にはどちらも必要とされる。彼への依頼状には「professor without salary」と書いてあったそうだ。「給料無しの教授(無給の教授)」ということだ。びっくりしたと言っていた。交通費はでるのであろうが、ボランティア活動だ。それをあっさり言うところがいい。

また分科会で道徳の発表を聞いた。寝屋川と滋賀の近江八幡の先生だった。非常に感銘を受けた。力で人は変えることはできない。恨みしか残らない。内から変える力が必要だ。その一つとして道徳教育がある。我が校でもできたらいいのにと思った。私もやってもいい。そのように生徒が道徳の授業を楽しみにできるような学校にしていけたらと思う。

醍醐保育園、北醍醐小学校、醍醐小学校、区民の運動会とラッシュだった。自主防災訓練もあり、また大都市中英研研究協議会というのも宮城県の仙台市であったので市会議員、府会議員なみの忙しさだった。担当の方も顔なじみになっていくが、結構な年配の方もおられる。それが生き甲斐ならいいが、義務なら辛いことだろう。しかし、みなさん意気揚々とやっておられるのでいい。意識しないと、もう何十年もすると、みんなが面倒くさがり昔はこんなことがあったものだと誰もしなくなるかもしれない。地域とのつながりは、大変ではあるが、絆やつながりを感じるいい古からの伝統なのだろう。

その間に京都新聞にMDR活動のことについて取材をしていただき載った。反響は大きい。長の富田さんが「盲導犬一頭が育成できる額に達して晴れやかな思いです。全校生徒はもちろん、地域の人の協力がなければできなかった。今後も活動を続けていきたい。」と記者の前で言ったときには驚いた。私も似たようなことを書いて記者に渡していたが、しっかりカットされた。このような生徒が育っていることに喜びを感じる。本当に地域と共になしえたことで、これまでに携わってこられた多くの教職員、生徒に広く伝えることができてよかった。今後も宜しくご協力下さい。

※記事は掲示板に載せております。
写真は仙台空港、もう津波の後は見いだせないが、まだ仮設の学校で授業がなされているところもあるらしい。空から見る富士山が新鮮だった。

文化祭を振り返って !

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今年の文化祭も見応えのあるいい取り組みになっていた。オープニングの生徒会企画が場を和ませ、盛り上げてくれた。行事をするときいつも行う「校歌斉唱」がぐぐっときた。

合唱コンクールは、テンポよく聴かせる歌や、しっぽりとした歌などいろいろあった。音楽科のO先生が「今年は本当に僅少差というのが特徴です。」と言っていたが、そうだったと思う。子どもたちにとっては金賞かどうかというのは大問題なのだが、どのクラスも2つの姿勢がよかったのが印象的だ。一つは背筋をまっすぐにして歌う文字通りの姿勢であるが、もう一つは歌に込める想いだ。一人ぐらいはよそを見たり、そわそわ雰囲気をつぶすような態度が見られたりするものだが、全学年、全クラスが指揮者の方を向いて一体になっていたのが感動的だった。

展示鑑賞は正直、もう少しこってもいいのではと思ったりもした。一生懸命やってくれているので失礼なのだが、3年生の高校訪問時の模造紙にまとめたものは価値ある作品になっていたので、あれも展示してもよかったかもしれない。ただ子どもたちは評価採点しなければならないので必死に記録を取っていた。

健康委員会の「STOP! ALCOHL」は寸劇で面白可笑しく、しかしアルコールの怖さもよく表現していた。I先生の天使の輪っかがタオルに見えたのがおかしかった。

2年生の劇は「MAJIC BOX」 で英語劇になっていた。これは頑張った。しかし英語の教科の私も今なんて言ったんだろうと思うところもあったので、難しかったかもしれない。日本語のスーパーをプロジェクターで映すとか、桃太郎などの誰でも知っている内容にするとかしてもよかったかもしれない。それにしても英語劇はアカデミックな面白い取り組みであった。

吹奏楽部の発表は子どもも保護者も誰もが楽しみなプログラムになっている。パイレーツオブカリビアンから始まり、嵐のヒットメドレー、何と言っても金賞曲「タナバタ」は何回聞いてもいい!アンコールがあったので、その場つなぎに私がテナーサックスを披露した。というよりも「ドレミファソラシド」一オクターブ上の「ドレミファソラシド」とライジングサンの出だしが吹けるようになりましたよ。リコーダーもハーモニカも吹けないのに偉い?ということだった。時々変な音も発したが、子どもたちは優しい!いっぱい拍手をもらって、来年もと言う気持ちになった。しめっくくりは、そのライジングサンを体育館一杯に広がって、踊りながら演奏してくれた。ブラボー!!!

1年生は「ジブリ劇場」として、寸劇と音楽を見せ、聞かせてくれた。分かりやすくて、とてもよかった。メイがトトロを追っかけるところ、マックロクロスケが出てくるところ私は幼い頃、マックロクロスケを見たことがあるような気がするのだが、初めて見たときこんなのいたと思ったが幻だったのだろうか。1年生らしく、非常に面白い工夫された構成になっていた。

エンディングの3年生の「ウチナーカジ(沖縄の風)〜イチャリバチョ−デー〜」は出だしが、修学旅行で行った飛行機からの沖縄の海が映し出された。この時、この構想があったのかもしれない。この学年は人権、特に平和学習に力を入れてきた学年であり、そのことが真摯に語られた。面白可笑しくという訳ではないが、みんなが静かに食い入るように聞いていたのが印象的だった。その後、和太鼓で沖縄の踊りが披露され、みんながハッピを来て、踊りながら小さな手作りの太鼓を叩きながら踊る。そして島唄で締めた。よくまあこんな構成を考えつくものだと感心した。文化の匂いがして、本当にいい締めくくりだった。

合唱の結果発表の前に職員の「見上げてごらん夜の星を」とアンコールを強要しての「翼を下さい」を子どもたちにプレゼントした。サプライズとしてI先生が演歌を歌い出したので、会場大盛り上がりだった。

まあ、こんな文化祭だった。ここまで指導してくれた教職員とそれに見事に予想以上のパフォーマンスを見せてくれた子どもたちに感謝である。あっぱれ!!!

明日より出張に出るので、夜遅く取り急ぎまとめた。おかしな表現もあるかもしれませんが、ご容赦下さい。

祭りの後の淋しさが、子どもたちには起こります。保健室の利用が急に増えるのもこのころです。しっかり体調管理に目を向け、栄養のあるものを食べさせて下さい。気持ちの切り替えには、家庭の存在も大きいです。

本日、来校していただきました保護者の皆様、来賓の皆様、本当にありがとうございました。皆様のおかげで、子どもたちも力を出し切ることができました。感謝!

教職員も寝食を忘れ、昼夜を問わず、深夜に及ぶほど、この取組のために頑張っていました。健康を損ねないかと心配していますが、そのあたりも理解していただき、温かい声でもかけていただけたら甲斐があったというものです。宜しくお願いします。

明日(10/3)は文化祭 & 岩手県大槌町よりお返事(2)

■朝夕、清々しい気候になっている。朝の校舎から歌声が響き渡るのがいい。それぞれのところで、この文化祭のために努力がなされている。それは見てくれる人、聞いてくれる人がいるからこそ頑張れるところがある。人は評価を待ち望み、励みにしているところがある。ぜひとも明日はおいで下さい。前もって保護者の方に渡した予定表を掲示の所に載せてあります。ご参照下さい。

■岩手県大槌町よりお返事(2)

 こんばんは。
わざわざ返信ありがとうございます。
学校のホームページ拝見させて頂きました。
皆様にお礼が伝わって何よりです。
(略)
うちわにどのようなメッセージが書いてあったのでしょうか?
とホームページのコメントにありましたので、送ります。

表面
’ぼくは、京都の醍醐中学校の生徒です。
3月11日に地震がありとても辛い思いをされておられると思います。
僕たちはそんな被災者の方々に何かできることはないかと考えて
このうちわになりました。この暑い夏の暑さをしのぐ為に
すこしでも活用して頂ければありがたいです。実際に被災地の方には
行けませんが少しでもこの思いが伝わればと思っています。
京都でとても遠いところでありますが応援させて頂きます。
こんな小さな力ですが、日本は一つなので共にがんばりましょう。’
GO GOジャパン

裏面
’がんばりすぎず健康に気をつけてください’

このうちわは、家の茶の間の茶だんすにみんなに見えるように
大切に保管してあります。
昨年は、テレビ報道も、震災への支援の様子など
まだまだ日本も捨てたもんじゃないと心温まる報道が多いような
気がしましたが、今年は、学校いじめ、決まらない政治、企業の衰退
日中問題など、最近のテレビ報道に気がめいる毎日です。
それが現実なのかも知れませんが、もっと大事なものを報道して
頂きたいものですね。
校長先生も、昨今大変な学校業務と思いますが体に気をつけがんばって
ください。こちらも遠いところから応援します。

※励まされてしまいました。少し前「品格」という言葉をよく耳にしました。隣国と仲良くやっていく、いい方法は無いものですかね。「やられたら、やり返せ」ではなく品格のある冷静な対応というのが、かえって日本のためになっていくと思いますが。
これを書いた生徒も大したものです。「がんばりましょう」と投げかけ「がんばりすぎず」とフォローもしています。
それにしても、すごい時代です。昔ならなぞで終わっていたことが解明されていきます。諦めずに、追求してみることは大切です。「要求のないところに補償は無い」とは本当です。岩手県大槌町の○○さん、ありがとうございました。

敬老会 吹奏楽部盛り上げる !

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9月30日(日)に醍醐小学校で醍醐学区社会福祉協議会主催の「敬老会」が実施された。当日は台風17号の影響が心配されたが、無事に終えることができ、胸をなで下ろしている。

70才以上の方が200名以上参加され、祝いのセレモニーが行われた。この地域で最も年長の方は104才だそうである。70才以上の方は1000人ほどおられると言うことで醍醐も高齢化が進んでいる。主催者側の方が70才を越えておられる方もたくさんいらっしゃる。若手が育っていないと言うことか・・・

風の影響もあったが参加された方に醍醐中学校吹奏楽部の演奏を聴いていただき、たいそう喜んでいただいた。「津軽海峡冬景色・与作等」また夏の吹奏楽コンクール金賞曲の「タナバタ」最後には「ふるさと」を1,2年生が演奏し、3年生が会場と一緒に歌うという趣向でやってくれた。手前味噌ではあるがうまい!

見事な演奏であった。それに加えて彼らのにこやかな態度が、やらされている感がなく、本当に心も育っているなとうれしく思ったことだった。顧問の先生、子どもたちよ、ありがとう!!!

その後の式典の中で総本山醍醐寺 内侍長 田村照晃さんが醍醐寺の由来について話された。
メモをしていなかったが、確か日蓮聖人の孫弟子に当たる 聖宝(しょうほう)というお坊さんが今の醍醐の方角の空に五色の雲を見られて、山の頂上まで登られた。その時に白ひげの千人のような者が現れ、のどが渇かれたことでしょうと、一杯の水をさしだした。それが聖宝には何とも言えず美味しくて、これは「醍醐味、醍醐味」と言って飲まれた。
醍醐味とは仏教用語で醍醐とは牛や羊の乳を精製した濃厚な甘みのある液汁を言うらしい。そこから彼は874年に観音像を彫刻し、安置した。これが醍醐の由来であり、醍醐寺の基礎となったということらしい。その後、醍醐天皇などが登場してくる。

お坊さんらしく、諭すようにゆっくりとお話しをされ、非常に感銘を受けた。醍醐中学校と書くときには画数が多くて、大変だが、そんな由来のある地域に縁あって仕事をしていると感謝して書こうと思う。

■醍醐寺と聖宝
http://mori70silver.dousetsu.com/11YuuhoClub120...

■醍醐味の意味
http://gogen-allguide.com/ta/daigomi.html

音楽の力

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どこの学校も今は文化祭の時期、合唱コンクールの練習で放課後は賑わっている。朝も朝練として歌声がこぼれる。
校庭を走りながら歌っているユニークな練習をしているクラスもある。この時期の放課後はそれぞれの思いが通じず、よかれと思ってやったことでトラブルになることも多い。みんなが仲良く、楽しく、トラブル無く取り組んでくれたら、それに越したことはないが、何も起こらないようにと願うことの方が無理がある。「学校は」何かあって当たり前のところである。「人生とは」と言った方がいいかもしれない。何かが起こるのを恐れるのではなく、懸命にやって生じた問題をいかに解決していくのかということを学ぶ方が意味がある。とくに学校は安心して失敗できるところなのだ。
いいものを創り上げようと努力する中で様々なことを学習してほしいと思う。

それにしても音楽の力は世界共通で、計り知れない魅力を持っている。私はいつも次のことを口にする。

生きにくい世の中に神様がプレゼントしてくれたものが2つある。それは「音楽」と「お酒」であると。中学生よ大人になるというのはいいものだよ!20才になったら、30才になったら、40才になったら・・100才になったら、それぞれに素敵な世界がある。

岩手県大槌町より うれしいお便り !

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16日(日)に折戸公園にて「醍醐ふれあいプラザ」が行われ、市長を始め、教育長たくさんの人で賑わった。PTA役員の皆様はご苦労様でした。醍醐4校(醍醐中・栗陵中・小栗栖中・春日丘中)のPTA合同でハッシュポテトの店を出しておられた。昔の教え子が3人保護者としてPTAとして参加していたのでびっくりした。時は流れた。

18日、19日は校内テストが行われたり、部活動の新人戦が行われたりいろんなことが引き続きあったが、出張も続き、PCの前に座ることもできず、今になっている。

そんな中、うれしいメールが届いたので紹介したい。

■ 私は、昨年東日本大震災を受けた、岩手県大槌町在住のものです。
昨年度、震災にはいろいろな励ましのものをお送り頂きありがとうございました。
1年以上経ってからお礼ですが、私の母が震災当時避難所に届いた
1枚のうちわを家に持ち帰り、何気に読んでたら皆様から頂いたものと気付き、
お礼がこんなに遅くなりすみません。
私の息子も皆様と同じ、中学生で、今年3年生になります。
震災のときは、野球部4人でヘルメットをかぶり、地域の復旧に貢献してました。
もう二度と野球もできないものかと思いましたが、皆様をはじめとする全国からの援助で、野球できる環境が整いつつあります。
皆様も、震災は忘れたころにやってくると言われますが、是非日ごろから有事に備えた訓練を怠らないよう励んでください。
以上  簡単ではございますがお礼に代えさせて頂きます。

■○○ 様

京都市立醍醐中学校 校長の肥後でございます。
うれしいお便りを本当にありがとうございました。

想像を絶する大震災、津波、放射線とテレビの映像を見てはあっけにとられています。
報道されていない状況も多々あるかと思います。
昨年、募金活動に合わせて生徒会の子どもたちが何かできないものかと知恵を絞っておりました。吉里吉里中学校の校長先生と電話でお話しをさせて頂いたときには文房具類は支援で足りているということでしたので、生徒会本部役員の子どもたちが「励ましのメッセージ団扇」として届けようと全校生徒に呼びかけて夏に作ったものでした。(今年の夏は教員4名が5名の生徒会の子どもをつれて福島にボランティア活動に行っていました。)

吉里吉里中学校に送らせてもらいましたが、届いたものかどうか気にはしておりましたがそれを尋ねるのも野暮な気がしましてそのままになっていました。
このようなメールを頂き、労が報われたような気になっています。さっそく、子どもたちと教職員に伝えておきます。大喜びだと思います。

私は「人間力のすばらしさ」というものを信じています。必ずや復興をとげて輝かしい東北になると確信しています。東北の方の窮地に立たされたときの人間の有り様を世界に示して頂き、「日本人はすばらしい」という形で返ってきました。感動しました。ありがとうございました。

息子さんも3年生とか受験ですね。野球部なのでしょうか、友人と復興にむけて活躍されたとのこと、きっと神も仏もあります。いい進路に導いてくれることでしょう。大変ではありますが、人間にとってかけがえのない人生の教訓を学ばれたことだと思います。
下記は私が書いている学校のHPです。保護者からはブログと言われていますが、この話も近々載せて頂きます。ご了解下さい。

まだまだたくさんの壁はありますが、プラス思考で歩んでいきたいと思います。
お互いに頑張りましょう! ○○さん始め皆様が健康でありますように願っています。どうぞ、ご自愛下さい。

と返事をすぐに打った。妻にもいい話と話すと「労が報われる・・」というのは何かを期待してやっているととられかねないので、あまりいい表現ではないとビシッと的確な指摘を受けた。なるほどと思ったが、制作を指導している教師や作っている生徒たちを見ていると、そう言いたい衝動に駆られる。

避難所に届いたウチワにはどのようなメッセージが書いてあったのでしょうね。このように礼状が届くというのは、非常にうれしいものです。大切なことですね。見習いたいと思います。久しぶりに心温まる思いです。
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3/19 修了式

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