京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/04
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校是:夢・志をみつめる <学校教育目標>伝統と文化を受け継ぎ、地域や社会に貢献できる人材を育成する〜自分を律し、課題に挑戦し続ける姿勢を身につける〜

投げたボールに見合ったボールが・・・

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卒業式のシーズンである。私立高校の早いところは2月中旬に、公立高校は3月1日に中学校は3月15日、小学校は3月21日、大学は3月20日頃、保育園は3月23日頃と別れの時が来る。

毎年、高校の卒業式と入学式にはお祝いのメッセージを醍醐中学校の卒業生、入学生のいる高校には贈っている。目に留める子どもは少ないかもしれないが、見つけて喜んでいる子どもの顔を想像しながら書いている。

すると、高校からお礼の言葉が返ってくる。中には校長と教職員と同じ文面ではあるが分けて返ってくる学校もある。さらに学校長の達筆な直筆で、解読に苦労する学校もあるが気持ちが伝わり、うれしくなる。

子育ても一緒です。投げた愛情のボールに見合ったボールが返ってくるものです。しかし返ってくるのに時間がかかります。子どもにいいボールを投げて下さい。

今日は3年生は思い出作りとして球技大会をやっている。グランドで男子がサッカー、体育館で女子はバスケットボールをやっていた。いい表情だった。この一週間で更に3年生は成長するものだ。いい締めくくりをしてほしいと願う。

公立一般入試 実施さる!

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■京都市、乙訓地区において、この制度最後の公立入試が始まった。来年は「中期選抜」という呼び名で実施される。

昨日、事前指導を行った。話の内容は「ここまできたら実力がというよりも、天を味方に付けることだ。その方法として2つあると私は思う。一つは「感謝」の気持ちである。もう一つは「一所懸命さ」である。」
 「朝はにっこり笑って家を出るように」と言ったが、どうだっただろう。「試験が始まったらゆっくり3回深呼吸をしなさい。」と、できているだろうか。もう試験が始まる頃である。私学を受けずに、この試験にかけている子どもが2名いる。祈るような気持ちでいるが、人の出会いと同じように、学校にも出会いがある。これも縁というものである。
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があるが、昔も今も心境は同じである。その子にとって一番幸せになる道へ導かれることだろう。今日は最後までがんばれよ!

■昨日、端山保育園の生活発表会の様子を紹介したが、礼状が届いた。また子どもの字で「ひごさま みにきていただいてありがとうございました。」とあった。この子たちが入学してくるまではいないが、楽しみな子どもたちである。

■写真は美術科の石坂先生が例年指導してくれている、1年生の漢字を使ったイメージ絵である。いつも楽しみにしている。彼女の指導力には感心する。心理学でバウムテストというのがあるが、内面が投影されるところもあるかもしれない。いつでも保護者の方々、来ていただいてご覧下さい。

■明日より2年2組の生徒が登校してくる。焦らぬように、健康第一である。

子どもは心の洗剤

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学級閉鎖をしたクラス以外の授業を見て回ったが、広がるような特に大きな変化はないようである。隣のクラス、学校全体に広がっても不思議ではないが、そうならないところがかえって不思議である。校医さんの表現を借りるとインフルエンザは普通の風邪と違って、えも言えない苦しさ、辛さがある。菌は水分に弱いらしく、川の近くの家では少ないらしい。加湿器は意味があると言うことである。心身を休めて早く帰ってきて下さい。

さて、2日(土)に招待状をもらっていた端山保育園の生活発表会に行ってきた。微々たるものかもしれないが保幼小中高のつながりは大切にしたいと思っている。以前、乳児保育所、幼児保育所、小学校、中学校、役所、教育委員会の週一回の四校園という会議を担当していたことが大きいかもしれない。

東部文化センターで行われたのであるが、まるで入場料を取ってもいいようなショータイムのようであった。満員の席に来賓席が設けてあった。
メインは卒園を迎えた子どもたちの今まで育んできたことの発表であり、保護者への感謝であり、思い出作りでもあるのだろうが、全員が熱演していた。

歌有り、踊り有り、演奏あり、オペレッタあり、朗唱あり、飽きさせない。保育園は人の成長段階が目で見て取れる。「英語であそぼう」では1月から12月まで歌の中で上手に発音していた。中学生諸君よ、大丈夫か!

2歳児のオペレッタでみんなと一緒におれない子どもがいた。とことこと歩いて行って保育士の膝の上にちょこんと座った。「どうするかな」と思ってみていると、自分のあるべき場所に戻すでもなく、膝の上に乗せたまま、ぐっと抱きしめて、その子の手を持っていっしょに踊り出した。感動した。「ここは、あなたのいるところじゃないでしょ」と校種が上がる毎に指導が入っていくのだが、「秩序」と「許容範囲」、「おおらかさ」と言ってもいいかもしれないが、発達段階に応じた、それも個人的な発達段階もある中で「とてもいい対応をされたな」と目頭が熱くなった。普段の生活でくすんだ心が洗われて行くような思いに浸っていた。

バックの背景画から、大道具、小道具、衣装、大変なことである。演奏にはクラシックの「カノン」、歌には「旅立ちの日に」が入っていた。とくに「旅立ちの日に」の歌詞に私の好きなフレーズの「意味のないいさかいに泣いたあの時 心かよったうれしさに抱き合った日よ」とある。中学生、高校生ぐらいでちょうどいい詞である。ことばはリズム、音なのだろう。朗唱には昭憲皇太后の「金剛石」、宮沢賢治の「雨にもまけず」、清少納言の「枕草子」二宮尊徳の「報徳訓」などがあった。「報徳訓」などあとで調べて「ふーん」と思った。百人一首もそうであるが、子どもは意味が分からなくても覚えられるものだ。一つの道徳教育である。地獄、極楽の話しをしなくなって久しいが、今またその話しが出てきているとも聞く。いいことだ。NHK大河ドラマの「八重の桜」でまた脚光をあびている会津の「什」も。昔に学べと言うことは多い。いいものを見せてもらった。感謝!

■二宮尊徳 「報徳訓」
http://www.ninomiya.or.jp/sontoku/houtokukun/

http://www.toyokoro.jp/07life/074education/file...

■会津の什の掟
http://aizumonogatari.com/yae/material/367.html

http://www.nisshinkan.jp/about/juu

2年2組を学級閉鎖にする!

2年2組(29名)のインフルエンザ感染数6名、風邪2名、その他2名の欠席がありましたので、校医さんと相談の上、学級閉鎖にしました。今日の1限後より6日(水)までの期間とします。配布文書コーナーにも載せましたので、ご確認下さい。それに伴い、学校給食弁当を申し込んでいる者については6日まで止めました。その間に教室はアルコール消毒をしておきます。

花粉症やPM2.5のことで大変ですが、インフルエンザも依然として残っているようです。どうぞ、ご自愛下さい。

ちなみに、今のところ、2年2組以外はインフルエンザの報告はありません。

MDR活動総括集会 体験!

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生徒会企画として昨日(28日)、MDR活動総括集会が行われた。ゲストに関西盲導犬協会の久保さん、ユーザーの森永さん、それに森永さんのパートナーである盲導犬オレオ、そしてもう一匹盲導犬フェローが参加してくれた。「一匹」と呼ぶのに、若干の躊躇がある。校長室で話しをしているときに、森永さんは「この子、この子」とよく表現される。「この子なんですね」と言うと「別に私が生んだわけでもなんですが」と返される。
彼女との話は実に面白い。オレオは3頭目の盲導犬でもっとも相性がいいらしい。とにかく活動的でコンビニにもよく行かれて、「おそらく中学生か高校生だと思うんですが、缶コーヒーの場所を聞くと、親切にすぐに連れて行ってくれて、『目の不自由な人って、目が見えないだけで、あとは一緒なんですね。』と言われました。」という話しに思わず大笑いしてしまった。しかし、そう発言した生徒の気持ちはよく分かる。障害のある人に対して失礼の無いようにと思うあまり、過剰に反応していることは多いのだろう。それをあっけらかんに言う森永さんが、またすばらしい。垣根をどんどん低くしている。
「傷害がある者は不便ではあるが、決して不幸ではない」という言葉が思い出される。
「最近は本当によく中学生、高校生の方が声をかけて頂くようになりました。とてもうれしいです。」と言っておられた。人権教育が少しずつ功を奏してきたのか。

体育館では久保さんが感謝の言葉を述べられ、二頭の盲導犬を使って、生徒に体験学習をさせて頂いた。会場からは笑い声やキラキラする目が見受けられた。非常に貴重な時間になった。盲導犬は背中に「仕事中」という黄色のバッグを背負っている。その時に盲導犬を触って、遊んでやると、もう遊びモードになってしまって、ユーザーには非常に危険な状態になるそうである。

 また目が見えないと言っても、まったく見えない人ばかりではなく、ぼんやり見える。一点だけは見えるが周りは全く見えないという人もいて、その体験のためのメガネを持って来ておられた。生徒がはめて体験すると、どっと笑いが起こった。私も興味津々で校長室で試してみたが、ほとんどと言っていいほど見えない。何かものが動いたかなという気配のみである。一方は一点はクリアに見えるのだが、急に視界から消える。

このお二人と盲導犬との出会いは醍醐中学校にとって、非常にいいものとなった。
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