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最新更新日:2025/06/20 |
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センター試験 団体戦で挑む
西京高校エンタープライジング科 3年生281人が、大学入試センター試験に挑みました。
会場になった京都産業大学は、全体の80%近くが西京生となり、生徒たちは、「何か、校内で模試受けているみたい。」「まさしく、これが西京のモットーの受験は団体戦やな。」と、平常心を保ちながら受験に臨む事ができたと思います。 月曜日には、全員が自己採点を行い、自己採点シートを提出しました。その後、3年生が大講義室に集まって学年アッセンブリーが行われ、進路部長・学年主任から、これからの個別試験へ臨む姿勢・スケジュールの最終確認がなされ、3年生はそれぞれ決意を新たにしていました。 ![]() ![]() ![]() 西京名物 「センター激励会」
センター試験を前日に控えた本日、3年生全員(280人)がメモリアルホールに集まり,教職員が生徒たちに贈る恒例の「センター激励会」を実施した。第一部は、進路部長の受験上の注意など最終確認がなされ、いよいよ受験生お楽しみの第二部は、校長が平安朝貴族に扮して登場し、前副校長からの「激励の書」を紹介した。3年担任女性団は「あたりまえ体操」を行い、生徒たちのセンター前の不安を和らげた。会場全体は大盛り上がりで、最後にPTA役員から激励のためのプレゼントが配られた。
![]() ![]() ![]() 井上章一先生講演会![]() 演題は,「海をこえた日本」。 どのようなお話が聴けるのか,興味津々で生徒諸君がうかがった最初のトピックは「ブラジルのキョウト」。「KIOTO」と書かれたトラックが街中を走っているそうです。実は害虫駆除の会社名なのですが,イギリスの「日本」など多くの会社名や商品の例から,<世界の人々の日本や日本人に対する認識はどのようなものなのか>についてお話が広がっていきました。その後,ハノイの「河内」,日本のビーフカレー,オランダのいなりずし,アメリカの盆栽,フランダースの犬,あんぱんなど,数多くの事例を挙げながら日本と世界の文化の相互影響のありさまやその面白さ,感覚の違い等について,ゆっくりと丁寧にお話くださいました。 生徒たちは,次のような感想を述べていました。 「例がたくさん出てきて,短編小説みたいだった。」 「講演の進め方は,唐突に脈絡のない話を持ってきて,聞いているうちに前の話などと関連があるという,あまり聞き慣れない方法に驚いたが,印象的だったので,頭の中に残りやすかった。」 「今日の講演会はあっという間に終わってしまった感じがした。メモを書く手はほとんど止まらなくて,紙が足りなくなってしまうんじゃないかと思ってしまうほどだったし,とても充実していた。先生の御著書も読んでみたいと思った。」 「海外に行っても目のつけどころが全然違って,面白いお話ばかりだった。」 「各国が一つのものをいろんな目で見て,それをどう思っているかを先生から聞いたことで,世界会議を開いているような気分になった。」 「知っているのと知らないのとでは全く違う。知れば新たな世界が広がるし,また新たな発見が生まれる。」 「いろんな国に行って,いろんな視点から日本を見るのはとても面白いことだと思った。」 以上ごく一部のみ御紹介しましたが,パワーポイントやレジュメを利用した講演とはまた一味違った,興味深い話題と巧みな分析が満載の,聴衆の様子に応じて臨機応変に進めつつも,最終的にはあるテーマにつながっているという先生の御講演スタイルに感銘を受けていました。そして,様々なものに興味を持って自分の力で追究していくことの大切さや面白さを今まで以上に理解してたようです。 講師の井上先生,司会や質疑応答の運営に当たってくれた生徒スタッフの皆さん,そして社会教育委員特別講義の場を設けてくださいました関係の皆様,有難うございました。 ![]() |
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