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最新更新日:2025/07/03 |
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文化祭を振り返って !![]() ![]() 合唱コンクールは、テンポよく聴かせる歌や、しっぽりとした歌などいろいろあった。音楽科のO先生が「今年は本当に僅少差というのが特徴です。」と言っていたが、そうだったと思う。子どもたちにとっては金賞かどうかというのは大問題なのだが、どのクラスも2つの姿勢がよかったのが印象的だ。一つは背筋をまっすぐにして歌う文字通りの姿勢であるが、もう一つは歌に込める想いだ。一人ぐらいはよそを見たり、そわそわ雰囲気をつぶすような態度が見られたりするものだが、全学年、全クラスが指揮者の方を向いて一体になっていたのが感動的だった。 展示鑑賞は正直、もう少しこってもいいのではと思ったりもした。一生懸命やってくれているので失礼なのだが、3年生の高校訪問時の模造紙にまとめたものは価値ある作品になっていたので、あれも展示してもよかったかもしれない。ただ子どもたちは評価採点しなければならないので必死に記録を取っていた。 健康委員会の「STOP! ALCOHL」は寸劇で面白可笑しく、しかしアルコールの怖さもよく表現していた。I先生の天使の輪っかがタオルに見えたのがおかしかった。 2年生の劇は「MAJIC BOX」 で英語劇になっていた。これは頑張った。しかし英語の教科の私も今なんて言ったんだろうと思うところもあったので、難しかったかもしれない。日本語のスーパーをプロジェクターで映すとか、桃太郎などの誰でも知っている内容にするとかしてもよかったかもしれない。それにしても英語劇はアカデミックな面白い取り組みであった。 吹奏楽部の発表は子どもも保護者も誰もが楽しみなプログラムになっている。パイレーツオブカリビアンから始まり、嵐のヒットメドレー、何と言っても金賞曲「タナバタ」は何回聞いてもいい!アンコールがあったので、その場つなぎに私がテナーサックスを披露した。というよりも「ドレミファソラシド」一オクターブ上の「ドレミファソラシド」とライジングサンの出だしが吹けるようになりましたよ。リコーダーもハーモニカも吹けないのに偉い?ということだった。時々変な音も発したが、子どもたちは優しい!いっぱい拍手をもらって、来年もと言う気持ちになった。しめっくくりは、そのライジングサンを体育館一杯に広がって、踊りながら演奏してくれた。ブラボー!!! 1年生は「ジブリ劇場」として、寸劇と音楽を見せ、聞かせてくれた。分かりやすくて、とてもよかった。メイがトトロを追っかけるところ、マックロクロスケが出てくるところ私は幼い頃、マックロクロスケを見たことがあるような気がするのだが、初めて見たときこんなのいたと思ったが幻だったのだろうか。1年生らしく、非常に面白い工夫された構成になっていた。 エンディングの3年生の「ウチナーカジ(沖縄の風)〜イチャリバチョ−デー〜」は出だしが、修学旅行で行った飛行機からの沖縄の海が映し出された。この時、この構想があったのかもしれない。この学年は人権、特に平和学習に力を入れてきた学年であり、そのことが真摯に語られた。面白可笑しくという訳ではないが、みんなが静かに食い入るように聞いていたのが印象的だった。その後、和太鼓で沖縄の踊りが披露され、みんながハッピを来て、踊りながら小さな手作りの太鼓を叩きながら踊る。そして島唄で締めた。よくまあこんな構成を考えつくものだと感心した。文化の匂いがして、本当にいい締めくくりだった。 合唱の結果発表の前に職員の「見上げてごらん夜の星を」とアンコールを強要しての「翼を下さい」を子どもたちにプレゼントした。サプライズとしてI先生が演歌を歌い出したので、会場大盛り上がりだった。 まあ、こんな文化祭だった。ここまで指導してくれた教職員とそれに見事に予想以上のパフォーマンスを見せてくれた子どもたちに感謝である。あっぱれ!!! 明日より出張に出るので、夜遅く取り急ぎまとめた。おかしな表現もあるかもしれませんが、ご容赦下さい。 祭りの後の淋しさが、子どもたちには起こります。保健室の利用が急に増えるのもこのころです。しっかり体調管理に目を向け、栄養のあるものを食べさせて下さい。気持ちの切り替えには、家庭の存在も大きいです。 本日、来校していただきました保護者の皆様、来賓の皆様、本当にありがとうございました。皆様のおかげで、子どもたちも力を出し切ることができました。感謝! 教職員も寝食を忘れ、昼夜を問わず、深夜に及ぶほど、この取組のために頑張っていました。健康を損ねないかと心配していますが、そのあたりも理解していただき、温かい声でもかけていただけたら甲斐があったというものです。宜しくお願いします。 明日(10/3)は文化祭 & 岩手県大槌町よりお返事(2)
■朝夕、清々しい気候になっている。朝の校舎から歌声が響き渡るのがいい。それぞれのところで、この文化祭のために努力がなされている。それは見てくれる人、聞いてくれる人がいるからこそ頑張れるところがある。人は評価を待ち望み、励みにしているところがある。ぜひとも明日はおいで下さい。前もって保護者の方に渡した予定表を掲示の所に載せてあります。ご参照下さい。
■岩手県大槌町よりお返事(2) こんばんは。 わざわざ返信ありがとうございます。 学校のホームページ拝見させて頂きました。 皆様にお礼が伝わって何よりです。 (略) うちわにどのようなメッセージが書いてあったのでしょうか? とホームページのコメントにありましたので、送ります。 表面 ’ぼくは、京都の醍醐中学校の生徒です。 3月11日に地震がありとても辛い思いをされておられると思います。 僕たちはそんな被災者の方々に何かできることはないかと考えて このうちわになりました。この暑い夏の暑さをしのぐ為に すこしでも活用して頂ければありがたいです。実際に被災地の方には 行けませんが少しでもこの思いが伝わればと思っています。 京都でとても遠いところでありますが応援させて頂きます。 こんな小さな力ですが、日本は一つなので共にがんばりましょう。’ GO GOジャパン 裏面 ’がんばりすぎず健康に気をつけてください’ このうちわは、家の茶の間の茶だんすにみんなに見えるように 大切に保管してあります。 昨年は、テレビ報道も、震災への支援の様子など まだまだ日本も捨てたもんじゃないと心温まる報道が多いような 気がしましたが、今年は、学校いじめ、決まらない政治、企業の衰退 日中問題など、最近のテレビ報道に気がめいる毎日です。 それが現実なのかも知れませんが、もっと大事なものを報道して 頂きたいものですね。 校長先生も、昨今大変な学校業務と思いますが体に気をつけがんばって ください。こちらも遠いところから応援します。 ※励まされてしまいました。少し前「品格」という言葉をよく耳にしました。隣国と仲良くやっていく、いい方法は無いものですかね。「やられたら、やり返せ」ではなく品格のある冷静な対応というのが、かえって日本のためになっていくと思いますが。 これを書いた生徒も大したものです。「がんばりましょう」と投げかけ「がんばりすぎず」とフォローもしています。 それにしても、すごい時代です。昔ならなぞで終わっていたことが解明されていきます。諦めずに、追求してみることは大切です。「要求のないところに補償は無い」とは本当です。岩手県大槌町の○○さん、ありがとうございました。 敬老会 吹奏楽部盛り上げる !![]() ![]() ![]() 70才以上の方が200名以上参加され、祝いのセレモニーが行われた。この地域で最も年長の方は104才だそうである。70才以上の方は1000人ほどおられると言うことで醍醐も高齢化が進んでいる。主催者側の方が70才を越えておられる方もたくさんいらっしゃる。若手が育っていないと言うことか・・・ 風の影響もあったが参加された方に醍醐中学校吹奏楽部の演奏を聴いていただき、たいそう喜んでいただいた。「津軽海峡冬景色・与作等」また夏の吹奏楽コンクール金賞曲の「タナバタ」最後には「ふるさと」を1,2年生が演奏し、3年生が会場と一緒に歌うという趣向でやってくれた。手前味噌ではあるがうまい! 見事な演奏であった。それに加えて彼らのにこやかな態度が、やらされている感がなく、本当に心も育っているなとうれしく思ったことだった。顧問の先生、子どもたちよ、ありがとう!!! その後の式典の中で総本山醍醐寺 内侍長 田村照晃さんが醍醐寺の由来について話された。 メモをしていなかったが、確か日蓮聖人の孫弟子に当たる 聖宝(しょうほう)というお坊さんが今の醍醐の方角の空に五色の雲を見られて、山の頂上まで登られた。その時に白ひげの千人のような者が現れ、のどが渇かれたことでしょうと、一杯の水をさしだした。それが聖宝には何とも言えず美味しくて、これは「醍醐味、醍醐味」と言って飲まれた。 醍醐味とは仏教用語で醍醐とは牛や羊の乳を精製した濃厚な甘みのある液汁を言うらしい。そこから彼は874年に観音像を彫刻し、安置した。これが醍醐の由来であり、醍醐寺の基礎となったということらしい。その後、醍醐天皇などが登場してくる。 お坊さんらしく、諭すようにゆっくりとお話しをされ、非常に感銘を受けた。醍醐中学校と書くときには画数が多くて、大変だが、そんな由来のある地域に縁あって仕事をしていると感謝して書こうと思う。 ■醍醐寺と聖宝 http://mori70silver.dousetsu.com/11YuuhoClub120... ■醍醐味の意味 http://gogen-allguide.com/ta/daigomi.html |
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