フェデックス・ジュニアアチーブメント主催のITC京都会場説明会が西京高校6階エンタープライズ演習室で行われました。このコンテストは、アジア・太平洋地域(日本・韓国・マレーシア・シンガポール・香港・ニュージーランド・タイ・フィリピン・ベトナム)の高校生を対象にした大会で、「ある商品(またはサービス)の海外市場参入戦略のビジネスプランコンテストです。(プレゼンテーションや質疑応答は英語で行います。)
今回、本校からは1年生1チーム、2年生2チームの計3チーム6名の生徒がエントリーしました。
今年度のお題は「ミャンマー」に「クール・ジャパン」の商品(またはサービス)をプロモートするというものです。
まず、ジュニア・アチーブメントの黒木さんから「なんとなく決めたものでなく、根拠のあるもの。実際にビジネスになりそうだと思わせるようなもの。英語は伝わる程度で良い。」といった説明がありました。
その後、練習として「インド」に「ペット関連商品(サービス)」を提案せよという課題が出され、30分後に各チームが模造紙にビジネスプランを描き、英語でプレゼンテーションと質疑応答を行いました。高校生の柔軟な発想力と英語運用力には驚かされました。
練習が終わると、フェデックスの尾上さんからプレゼンテーションのコツや「フェデックス」の企業概要などの話を伺いました。
最後に昨年度国内大会で準優勝し、タイでの国際大会にも出場した本校現3年生の大井さんと堀江さんから書類審査に向けて準備すべきことやこのコンテストを通じて得られたことなどの話があり、下級生にエールが送られました。
このコンテスト、勝ち負けを争う単なるコンテストではなく、生徒たちは知らないうちに「学びの場」としても活用しているようです。