京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/18
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《学校教育目標》〜「未来を切り拓き、心豊かにしなやかに生きていく力」の育成〜

生活費の計画を考えよう!2年生ファイナンスP事前学習!

 2年生は5月11日(金)にファイナンスパーク学習を行いますが、今日はその事前学習の3時間目として、「生活に必要な費用(家庭で使うお金)」のテーマで学習を行いました。
 生活を送るために必要な費用の項目には、どのようなものがあるのかを、班ごとに話し合いながら、次のような様々な生活費の費目を、分類しました。

 食料品、家賃、電気代、ヘアーサロンカット代、
 おこづかい、生命保険料、株の購入、市バス運賃、
 おやつ代、結婚祝い、コンサートのチケット、
 病院の診察代、電話代、高校の授業料、CD代、
 焼肉の代金、年金の積立、デート代、ガス代、
 誕生日のプレゼント代、大学進学のための預金、
 ユニセフへの寄付、自動車の保険料、洗剤代、
 Tシャツ代、映画代、料理教室の授業料、住民税、
 旅行の代金、自動車のガソリン代、家の修理代

これらの費目は、次の家計の支出のどの項目に当てはまるのでしょうか?

 住宅費食費、水道光熱費、教育費、交通費、通信費、
 娯楽費、医療費、食費、貯蓄・投資、保険、社会貢献、
 税金・公共費、衣料・被服費、日用品費、交際費、
 その他

そして、これらが本当に”生きていくために必要なお金”であるかを考えました。
 普段の生活ではこのようなことを深く考えていない人も多かったようで、少し悩みながらも、これからの人生設計に少し役に立ったのではないかと思います。ファイナンスパークでの学習が実のあるものとなるように、あと3時間事前学習を積み重ねていきます。難しい内容もありますが、しっかり学習してください。
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5月の「憲法月間」にちなんで、全校放送をしました!

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 5月は「憲法月間」です。この時期に、日本国憲法のこと、その”3つの柱”のこと、そして自分たちの身の回りの生活を考え直すきっかけとなるように、今日の朝学活時に放送で話をしました。以下はその要約です。
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憲法月間の話(一人ひとりが安心した楽しい学校生活を送るには)

1.「憲法月間」とは
・5月は「憲法月間」です。これは、5月3日の「憲法記念日」にちなみ、5月を私たちの社会生活の中心にある「日本国憲法」のことを国民みんなで考える月にしようと考え、定められたものです。今日は、「憲法月間」にちなんで、「日本国憲法」と皆さんの学校生活について、一緒に考えてみたいと思います。
・昭和22年(1947年)の5月3日に「日本国憲法」が効力を発しました。「憲法」は日本の国の最高の法律です。日本には、憲法以外にもいろいろな法律がありますが、社会の様々なルールを決めた全ての法律は、「日本国憲法」の目指すところと同じ方向を目指して作られています。
・「憲法記念日」や「憲法月間」があるのは、この機会に「日本国憲法」の内容を知り、「日本国憲法」が目指している社会を私たち一人一人が考え、自分たちがその社会を作る主人公であることを自覚する、そのことを毎年確かめるためなのです。

2.「基本的人権の尊重」とは
・憲法には3つの大きな柱があります。国の主役は国民であるという「国民主権」、戦争をしない、戦争のための武器を持たないという「平和主義」、そして「基本的人権の尊重」です。今日はその中の「基本的人権の尊重」について少し話したいと思います。
・憲法が効力を発した年、昭和22年の8月に発行された、中学校1年生の社会科「新しい憲法のはなし」には、「基本的人権の尊重」のことがこのように書かれています。
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 人間がこの世に生きていくからには、自分の好きなところに住み、自分の好きなところに行き、自分の思うことを言い、自分の好きな教えに従ってゆけることなどが必要です。これらのことが人間の自由であって、この自由は決して奪われてはなりません。  我々は人間である以上、みな同じです。人間の上にもっと偉い人間があるわけではありません。みな同じ人間であるならば、この世に生きてゆくのに、差別を受ける理由はないのです。この一番大事な人間の権利のことを「基本的人権」といいます。憲法は、この「基本的人権」を、侵すことのできない永久に与えられた権利として記しているのです。        
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・現在の日本の社会は、本当にこのことが実現できていると思いますか?全ての人が差別を受けずに生きていると思いますか?
・残念ながら、社会には、どこで生まれたか、どこに住んでいるか、男か女か、国籍はどこか、肌の色は何か、病気や障害があるか、など様々な「差別」が今もなお存在しています。
・「憲法」で「基本的人権の尊重」が保障されているのにもかかわらず、なぜ差別はなくならないのでしょうか。

3.自分の生活の「いじめ」
・皆さんの日常生活ではどうでしょうか。身の回りに友人の「人権」を侵していることはありませんか?たとえば、学級や学年、友だちの中で「いじめ」や「仲間はずれ」はありませんか?
・ここで、昨年度の「中学生人権作文コンテスト京都大会」で優秀賞を受賞した作品を紹介します。

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平成23年度「中学生人権作文コンテスト京都大会」優秀賞
 『思いやりは自分を大切にすることから始まる』
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・皆さんはこの作文を聞いて、どう感じましたか?
・皆さんの学校生活にこのような「いじめ」や「仲間はずれ」はありませんか?何気ない言動で悩んでいる友達はいませんか?
・「いじめ」や「仲間はずれ」を見たとき、皆さんは「いじめられる人にも問題があるのでは・・・」と思った経験はありませんか?「いじめられる人」や「仲間はずれになっている人」に問題があるのでしょうか?
・先生は、「いじめる人」がいるから「いじめ」があり、「差別をする人」がいるから「差別」があるのだと思います。
・人間には「顔かたち」「体の特徴」「性格」など、人間の持っている様々な「ちがい」があります。その中には、「いいところ」もあるし、「良くないところ」もあります。それはあたりまえのことです。違いがあるから人間なのです。それをお互いに認め合うことが、一人一人が安心して生活するために必要であり、それが「人権」を尊重する第一歩であるのです。
・しかし人権の尊重は、憲法で守られているから守らねばならないのでしょうか。そうではなく、皆さん1人1人の生活は、皆さん自身が守っていかねばならないのです。この烏丸中学校の生徒全員が「安心」した学校生活を送れるように、まず自分自身が今から何をすればよいのか、よく考えてみてください。
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学校行事
5/9 3年修学旅行事前注意(4限) 2年ファイナンスパーク学習公開授業(6限)
5/10 3年修学旅行1日目
預り金銀行振替日 6月給食振込締切
5/11 3年修学旅行2日目 2年ファイナンスパーク学習
5/12 3年修学旅行3日目
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