![]() |
最新更新日:2025/06/27 |
本日: 昨日:44 総数:564900 |
5月の朝会![]() まず校長先生から,5月には深い思いが込められた記念日が2つあるというお話がありました。 『子どもの日』 松陽にも気持ちよさそうに泳いでいるこいのぼり。真鯉は江戸時代より,緋鯉は明治時代より,そして子鯉は昭和時代より家族を表すものとして添えられたもので,今も昔もわが子の成長を願う親の心が生んだものだというお話をされました。 『憲法記念日』 ・国民のために国民が ・人間らしく生きる ・戦争せず平和を …という大きな願いから生まれたのが日本国憲法であり,その大きなきまりの中でみんなは気持ちよく生活しているというお話でした。 次に,山口先生から5月の生活目標についてのお話です。5月の目標は,『名札』をつけようです。しっかり守りましょう。そして,厚東先生から安全についてのお話です。学校の登下校,車の往来が激しい校区なので,交通ルールをしっかり守り,気をつけましょう。 新年度初めての朝会でした。静かにしっかり聞くことができました。次の朝会もしっかりとした態度で朝会が行えるといいですね。 校長室から
松陽の空を泳ぐ鯉のぼりを見て
〜成長を願う2つのもの〜 校長 牧野雅彦 「あっ!鯉のぼりや!」 「ほんまや!鯉のぼりや!」 正門の横断歩道を渡りきり,ふと振り返った3年生の子ども達が叫びました。ガレージのポールには,昨年度創立40周年記念で新調した鯉のぼりが元気に大空を泳いでいます。 25日水曜日,青天の中90名の1年生が鯉のぼりを揚げました。入学して約2週間。松陽小学校で出会った友達との初めての共同作業です。1年生担任のO先生は,「鯉のぼりはみんなを守ってくれます。」と話していました。 江戸時代に武家の世界で始まった鯉のぼり。本来は真鯉(黒い鯉)のみで,明治時代から真鯉と緋鯉(ひごい)の対で揚げるようになり,昭和時代から家族を表すものとして子鯉(青い鯉)を添えたものが主流となったそうです。 わが子の成長を願う親の心が生んだ「鯉のぼり」。5月には,大きな願いで生まれたものがもう一つあります。それは,「日本国憲法」です。 1947年5月3日に日本国憲法が施行されたのを記念して,1948年に「5月3日を国の成長を期する日」と法律で定められました。それが,「憲法記念日」です。 国を治める主権は,国民にあるという「国民主権」。 人間が生まれながらにして持っている,人間らしく生きる権利を永久に保障する「基本的人権の尊重」。 世界の平和を永久に守るため,外国との争いが起きても戦争をしないで平和的に解決するという「平和主義」。 子どもの成長を願う「鯉のぼり」と国の成長を願う「日本国憲法」。大きく深い願いが込められたものが2つある。それが5月なのです。 |
|