最新更新日:2024/12/19 | |
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赤崎 勇 博士 本校学術顧問に!
本校(京都市立西京高等学校/同附属中学校)の学術顧問に,窒素ガリウム(GaN)の結晶化に関する技術を開発し,世界初の高輝度青色発光ダイオード(青色LED)を実現したことで著名な名古屋大学特別教授,名城大学終身教授の工学博士 赤崎 勇 氏(写真上)が就任されました。
赤崎博士は,平成21(2009)年に財団法人稲盛財団による第25回京都賞(先端技術部門エレクトロニクス分野)を受賞され,その後の京都賞ウィークで高校生対象特別授業を本校で開催,これが御縁となって,昨年10月22日,青色発光ダイオードオブジェ『青色の滴』(写真下)を本校に寄贈されました。 学術顧問就任は昨年末にご内諾をいただいておりましたが,この度,正式にご就任の運びとなりました。 赤崎博士の略歴,主な業績及び受賞歴は,次のとおりです。 赤崎 勇(あかさき いさむ) 【略歴】 1929年鹿児島県知覧町に生誕 1952年京都大学理学部卒業 1964年名古屋大学工学博士 1981年名古屋大学工学部教授 2009年第25回京都賞(先端技術部門エレクトロニクス分野)受賞 現在 名古屋大学特別教授,名城大学終身教授 【主な業績】 ▪ 低温堆積緩衝層技術による高品質GaN結晶の作製成功(1986) ▪ p型GaNの結晶化に成功し,GaNのpn接合による青色LEDを実現(1989) ▪ GaNから室温における紫外線誘導放出に成功(1990) ▪ GaN/GalnN量子井戸電流注入誘導放出の観測に成功(1995) 【主な受賞歴】 ▪ 1996年紫綬褒章 ▪ 2002年勲三等旭日中綬章 ▪ 2003年日本学術会議会長賞 ▪ 2004年文化功労者 ▪ 2009年京都賞(先端技術部門エレクトロニクス分野) 赤崎博士は,本校エンタープライジング科創設からの学術顧問である堀場雅夫氏(株式会社堀場製作所最高顧問)・西島安則氏(京都大学第21代総長:故人)に続いて,3人目の学術顧問となります。 次は,赤崎博士から賜りました本校生徒へのメッセージです。 自然に学び,感謝の気持ちを忘れずに! 若い人たちには,夢を持ち,失敗を恐れず,一旦決めたことは最後まで諦めずに貫徹する行動力を期待します。「疑問」を大切にしてください。例え「我一人荒野を行く」の境遇の中でも『吾道一以貫之』の強い信念が必要です。 本当にありがとうございました。 今後とも,ご指導のほど,何卒よろしくお願い申し上げます。 ※ 赤崎博士の「崎」の文字は,博士の戸籍姓とは異なる文字を使用しています。ご理解の上,ご海容ください。 2年保護者対象進路説明会を開催!
4月23日(土)午後2時からEP科8期生,2年生の保護者の方々を対象に進路説明会を開催しました。大降りの雨の中,およそ220名の方々にお集まりいただき,充実した説明会となりました。
この学年は,いよいよ本校附属中学出身生徒と高校から本校に入学した生徒とが混合クラスを編成して,自然科学系(理系)と社会科学系(文系)にわかれて学習を進めることになります。高校生から受験生に転換する非常に大切な時期を迎えることとなり,中村和夫学年主任を中心とする担任団と保護者の方々とが大いなるサポーターを形成して,一丸となって生徒の進路指導に当たってまいります。 外部講師として河合塾近畿本部の森脇雄一氏をお迎えして「進路講演会」も実施いたしました。本年3月の大学別志願状況を全国統計で分析していただき,「基礎力」「バランス」「謙虚さ」の大切さなどをお話ししていただきました。 生徒も受験生となる学年なら,保護者も受験生の親となる学年です。中村主任が強調したとおり,前学年の時よりもさらに生活の改善を進め,適切で充実した日常生活・学校生活の上に,意欲的で志のある進路の開拓を目指してほしいものです。 ”何のために西京に来たのか?” ”何をしに西京に来たのか?” ”君は,いま,エンタープライジングか?” 原点こそを大切にしてほしいものです。 西京陸上部 今年も強化指定部に!
4月22日(金)午後4時30分から京都市教育委員会による「京都市立高等学校強化部指定式」が,総合教育センターで挙行されました。
本校からは,昨年度に引き続いて,陸上部が「強化部」の指定を受け,顧問 渡邉為彦 教諭が,高桑三男教育長から指定証を授与されました(写真)。 最近刊行された陸上競技専門誌の全国高校陸上競技力集計に基づく「陸上競技ランキング」によりますと,総合TOP1188校中,本校は全国順位第12位(男子第44位,女子第7位)にランクされています。もちろん府内順位は第1位です。 特筆されるのは,種目別ランキングで”走高跳”が全国第1位に輝いたことで,EP科8期生(2年生)の中村太一君の千葉国体などでの活躍に因るものかと思われます。 また,4月17日(日)に開催された第46回京都府高等学校春季陸上競技大会においても,次のような顕著な成績を修め,6月に開催されるインターハイ予選を通じて,今夏,東北地方北部を中心に開催される全国高校総体への出場権確保が楽しみになっています。 第46回京都府高等学校春季陸上競技大会の競技実績 ■男子 【1位】800m 櫻井 大介(3年) 走高跳 松田 和成(3年) 【2位】1500m 櫻井 大介(3年) 砲丸投 森垣 悠磨(3年) 【3位】4×400mリレー 渡瀬・櫻井・大森・山口チーム 走幅跳 山崎 裕 (3年) やり投 瀧瀬 祥良(2年) ■女子 【1位】5000m競歩 栗村 奈江(3年) 4×400mリレー 森脇・鈴木・畑・松田チーム 【2位】400mH 鈴木 睦子(3年) 5000m競歩 青木 聡子(2年) 【3位】400m 松田 実果(3年) 400mH 森基 茉莉(3年) 5000m競歩 杉浦 万里(3年) 走高跳 宗包 麻里奈(1年) 砲丸投 瀧 沙恵 (1年) ガンバレ,西京・最強・最高! そして最幸!! 3年保護者対象進路説明会を開催!
4月16日(土),午後1時から3年生(EP科7期生)の保護者の方々を対象に「進路説明会」を開催し,およそ220名のご出席をいただきました。
校長のあいさつののち,進路部からの3年生生徒の現状説明並びにこの3月の進学実績等の報告,そして講師としてお招きした駿台予備学校の村谷通孝氏とベネッセコーポレーションの西尾隆広氏から「大学入試の現状と受験に向けて」「志望大学合格に向けて」と題した講演を実施していただきました。 本校は,エンタープライジング科開設以来,はじめていわゆる難関大学の合格実績を下げました。反面,東京大学文科一類や京都大学医学部医学科に合格者を出すなど,生徒の頑張りに支えられて充実した実績も残しています。現在,学校をあげて原因の分析と検証をおこなっているところですが,その一端も説明をさせていただきました。 生徒の進路志望の実現は,教師の指導力と生徒の努力という二つの「力」の総和であると言い続けています。これからも”目指すべきは生徒の第一志望の実現”を第一義として,学校を挙げての取組を進めてまいります。ご理解とご支援のほど,よろしくお願い申し上げます。 来週,4月23日(土)には「2年保護者対象進路説明会」が,5月28日(土)にはPTA主催の「卒業生の合格体験を聞く会」が開催されます。ふるってご参加ください。 ※2011年大学入試の合格状況一覧は,近日中にHPに掲載いたします。もうしばらくお待ちください。 東日本大震災義援金活動を引き続き!
4月15日(金),本校(附属中学校,高等学校全日制・定時制)と附属中学校PTA,高校全日制PTA並びに高校定時制子どもと共に歩む親と先生の会が一体となって進めてまいりました義援金活動で,お寄せいただきました義援金の総額100万円を郵便局を通じて日本赤十字社にお贈りいたしました。
ご理解とご協力,誠にありがとうございました。 本校は,今後も,義援金活動を続けてまいります。日本赤十字社がこの活動を継続する限り,本校も義援金活動を継続いたします。 重ねてのご理解,ご協力とご支援のほど,何卒よろしくお願い申し上げます。 中央信用金庫に設けます義援金振込口座は,次のとおりです。 ■ 中央信用金庫円町支店 普通預金 (口座番号) 0818526 (口座名義) 京都市立西京高等学校/附属中学校 校長 関目六左衛門 このホームページの「一行メッセージ」にも掲載いたしました。 本校玄関事務室前の「義援金箱」とともに,ご活用いただきましたら幸甚に存じます。重ねてよろしくお願い申し上げます。 ※ 税務署への申請等で利用できる「領収書」については,区役所・支所で発行されます。この場合は,区役所等での義援金活動にご協力ください。本校は,金融機関発行の振込領収書以外に領収書を発行いたしません 新入生に交通安全教室を開催!
4月13日(水)の午後,生徒部が主催して,新入生(EP科9期生)を対象に交通安全教室を開催しました。講師を務めていただいたのは,京都府堀川警察署交通課指導係の警部補 安野信太郎 さんと同じく交通課指導係の 柳生由紀 さんです。
自転車の交通マナーや道路交通法上の規則を中心に,約1時間,わかりやすく懇切なご指導を展開していただきました。自転車は非常に便利で簡便な乗り物です。通学に使用する生徒も多く,また休日などに生徒が利用する中距離移動の主な交通手段です。 痛恨の極みではありますが,本校では,2年前,当時の生徒会長であった 藤原志帆 さんを亡くしています。通学途上,西大路五条交差点の横断歩道上で,一旦停止を怠った大型クレーン車に衝突されるという悲惨な交通事故でした。 この悲劇は,絶対に繰り返してはなりません。 自転車に関係するマナーやルールは誰でもが知っていることばかりです。しかし,大人も含めてなかなか守られていないのが実情かと思います。 自分の命は自分で守る!人の命も自分が守る!! 次の質問,正しい答えは知っていますよネ!しかし,守れていますか? □ 友達の自転車と横に並んで走ってよい。 □ 高校生同士で自転車の二人乗りをしてはいけない。 □ 夜,自転車のライトをつけなくてもよい。 京都新聞ジュニアスポーツ賞
京都新聞ジュニアスポーツ賞が,本校陸上部の2名の男子生徒に授与されました。
このスポーツ賞は,ジュニアの各競技で,昨年度後半に顕著な競技実績を残した生徒に贈られるもので,詳細は京都新聞紙上でご確認ください。 本校の受賞者は,次のとおりです。 □3年 勝部 諒 君(EP科7期生) 2011日本ジュニア陸上競技大阪大会 男子ジュニア 三段跳(陸上競技) 第1位 □2年 中村 太一 君(EP科8期生) 第65回国民体育大会〔ゆめ半島千葉国体〕 少年男子共通 走高跳(陸上競技) 第3位 「文武を併修して両道を極める」が西京の訓えです。 本当におめでとうございました! ※写真は,両君に贈られた記念盾です。 薬物乱用防止を願って!
4月11日(月)午後1時10分から,講師に京都市教育委員会生徒指導課担当課長(京都府警察本部警部)の 堤 勇一郎 氏をお招きして,『心豊かな人生を送るために−少年非行・薬物乱用防止−』の演題の下,保健部・人権教育部・生徒部合同主催の講演会を高校3年生を対象に実施しました。
堤 氏は,芸能界の一部に蔓延する深刻な薬物乱用の実態などを紹介して,薬物が私たちの心に,体に,そして人生に与える深刻で破滅的な悪影響を力説,将来のある前途有為な青少年が決して薬物にふれることのないよう,警察官としての自らの経験も踏まえて渾身のご講演を展開されました。 「疲れてるの? 気分良くなるヨ!」「絶対クセにならへんし,いっぺんヤッテみたら!」 〜悪魔(売人)のささやきは,あなたの人生を奈落の底に!!〜 年度当初の,全校生徒のレントゲン写真撮影日というあわただしい中での講演会でしたが,非常に貴重なお話をしていただきました。決して他人事とは思わずに,悪の誘いには毅然とした態度でそれをハネツケましょう。 平成23年度入学式を挙行!
4月8日(金)午前9時30分から,エンタープライジング科第9期生の入学式を挙行しました。入学を許可されたのは284名(男子生徒157名,女子生徒127名)です。西京の新しい歴史に,284名の精鋭がその仲間となりました。
校長は,その式辞の中で「未来社会創造学科エンタープライジングには,歴代の卒業生の信念ともいうべき次の言葉があります。『未来は予想するものではない。未来は創造するものである。』その意味するところは「未来は,座していたずらに楽観的に,また悲観的に夢想するものではない。未来は,君たちが高い志を掲げ,不断の努力で切り拓き,創り上げるものです。」ということです。決して安楽で順調な歩みではないと思います。いったん西京生となった限りは,自らの意志で果敢に物事に取組み,敢えて困難にも挑戦してよくそれを克服,自らの個性と創造性を十二分に発揮するとの「進取の気性」「敢為の気概」「独創心」を我が物としていきましょう!」と呼びかけました。 入学生代表の「宣誓」も力強く,また「答辞」も「これからは志を高く持ち,自分自身に限界をつくることなく,確固たる意志をもって,初志を貫くことを誓います。」と,もう立派にエンタープライジングです。 式後は,恒例の学術顧問 堀場雅夫 氏(株式会社堀場製作所最高顧問,医学博士)の講演会。『あなたの未来は』の演題の下,「天は二物を与えはしないが,必ず一物を与えている。何でもかんでも平均的にできるマニュアル人間は不要で,天から与えられた一物を最大限に生かしきることこそが大切である。・・・・・人生の瞬間は一度しかない。瞬間は,人間の意志とは関係なく勝手に進む。西京での生活では,日々刻々,その瞬間こそを大切にしてほしい。」と,新たな西京生を十分に鼓舞していただきました。 写真は,上から,次のとおりです。 新入生宣誓 新入生答辞 PTA会長 中村 潤 氏の祝辞 1年担任団の紹介 学術顧問 堀場雅夫 氏の講演 義援金 ありがとうございました!
3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」にともなう東日本大震災への義援金のお願いを,本校附属中学校PTA,高等学校全日制PTA並びに定時制子どもと共に歩む親と先生の会のご賛同を得て依頼申し上げましたところ,3月31日(木)までに
総額1,000,000円 のご芳志をお預かりいたしました。 ご協力,本当にありがとうございました。 近日中に,『西京義援金』として,日本赤十字社を通じて,被災地の方々にお届けいたします。 4月7日(木)午後8時現在の被災状況は,死者12,690人,行方不明者14,736人,避難状況157,600人(京都新聞社調べ)となっており,被災地は未だ深刻な状況下にあります。 本校といたしましては,引き続き義援金活動を継続し,本校所定の銀行口座を開設し続けてまいります。振込口座番号などは,次の電話又はファクシミリにてご案内いたしますので,ご支援,ご協力のほど,何卒よろしくお願い申し上げます。 在校生の保護者の方々には,別途,ご報告並びに御礼の文書をお届けいたしますが,皆さま方のご協力に対しまして,衷心より重ねての御礼を申し上げます。 校長 関目六左衛門 ※本校開設の銀行口座の振込口座番号などは,次までご照会ください。 京都市立西京高等学校 Tel(075)841−0010 Fax(075)822−5702 ※ 税務署への申請等で利用できる「領収書」については,区役所・支所で発行されます。この場合は,区役所等での義援金活動にご協力ください。本校は,金融機関発行の振込領収書以外に領収書を発行いたしません。 ※ 写真は,始業式で全校生徒により震災でお亡くなりになった方々に黙とうをささげた時の様子です |
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