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最新更新日:2025/07/25 |
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笑っているような缶のフタ!![]() ![]() ![]() 今、教育の世界では「規範意識」と「学力向上」が叫ばれている。今に限ったことではないかもしれないが、要するにそれらが希薄であるということであろう。 規範が保たれていない、無秩序な学校、学級では落ち着いた授業は望めない。そのようなところから学力向上にはつながらない。 教職員はそのことを理解し、懸命にやってくれていると思う。ささやかでもできることをできる人が、できるところでやっていくことが大切であろう。 昔、「印刷室がきれいになっているなあ!」とそばにいた若い教師に言うと「先生が、学校のために何かいいことを1日に二つやってくれ!と言われたからです。」と返ってきてうれしかったことがある。 学校が健全であることのバロメーターとして分かりやすいのが体育の授業である。指示がしっかり伝わり、実技活動が展開されている。そのことをうれしいと思う。 分かりやすい授業の教材研究、居心地のいい学級、掲示物・・また教育環境というのは非常に大切なものであると考える。用務員さんは草や枯れ葉等の処理、できる先生が校舎のはげた壁のペンキ塗り、植物の手入れ、放課後の職員室前の自主学習・・手が入っている。 私も何かしようと思い、金ばさみとチリトリを持って校舎周りを回る。そのとき、MDR活動のときに転がった缶のフタだろう、きらっと輝いた。取ろうと手を伸ばすと「にっこり」フタが笑った。偶然にもそのような作りになっていた。意識したわけではないだろうが、それがうれしかった。 |
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