土曜練習のメニューは,「ミニ駅伝」です。赤・黄2色に分かれ,一人約600mを走り,襷(たすき)をつなぎます。600m(運動場3周)という短い距離ですが,ドラマは生まれます。それは,一人一人の子どもたちの「一生懸命」があるからです。最初からマックススピードに近いスピードで飛び出す者,最初はあえて抑えているが少しずつスピードを上げていく者,抜かれそうになったら本気を出して抜かれないようにする者…。そんなレースに指導者の檄(げき)が飛びます。先頭ランナーには「離せ〜!」,後続ランナーには「付け〜!」。そして,周りの子どもたちからは,「がんばれ〜!」。練習とはいえ,「本気」です。