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最新更新日:2025/07/14 |
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美しき引き際 校舎が笑ってる!![]() いろんな学校に行くことが多いのだが、それぞれに工夫がなされ、すばらしい。ただ時々古い校舎は外壁が汚かったり、窓側の鉄のフェンスが真っ赤にさびていたりすると、ここがきれいになったら学校も見違えるし、生徒も喜ぶ、気分的にもずいぶん違うだろうにと思ってしまう。 これは大がかりな修復で何百万円、ひょとすると何千万円もかかかもしれない。しかしこういうところに教育費はかけてほしいと願うのだ。教育は中身であるが、見えるところから美しくすることは中身にも大いに影響を与える。10年ほど前から「快適トイレ」といって、どこの学校もトイレがきれいになった。耐震工事も進んだ。クーラーも2期制に伴い教室に付いた。非常にいいことだった。 醍醐中学校も64年も過ぎているので古い校舎になるが、その割にきれいな学校だ。先人の先生方が今日見かけたような努力をしてこられたこともあるだろう。 来年、定年退職を迎えるY先生に「いつも、ありがとうございます。」と礼を言うと「最後のご奉公と思ってやらしてもらっています。」と淡々と応えられる。人は何かから退くことが何回か必ずある。その時の引き際が大切である。「立つ鳥跡を濁さず」とは昔から大切にされてきたことわざである。 テニス部の夏季大会終了後の様子を顧問のI先生よりプリントを見せてもらった。今だからこそ言えること、今でないと言えないことなど、いい文章だった。いい引き際であったと思えた。3年生ももうすぐ義務教育最後の引き際が来る。何を思い、何を後輩に残してくれるのだろう。 醍醐中学校の校舎は古い校舎ではあるが、きれいな校舎だ。今は破れた服を着た子供はあまり見かけないが、昔はよくいた。だからどの子も破れたところが何回も縫ってあったり、あてがしてあったりしたものだ。それでも少しは恥ずかしかった。その時の小学校の担任の先生が「破れているのをそのままにして着ているのは恥ずかしいことであるが、しっかり縫ってあるものは何も恥ずかしいことではない。尊いことだ。」と言われたのを今でもなるほどと覚えている。 さて、7日には吹奏楽部のコンクール、夜には醍醐小学校で夏祭り、8日には生徒会のリーダー研修会があるのだが、別用でどうしても参加できない。代わりに教頭先生に参加してもらうことになっている。いい発表ができることを願っている。 学校は8月10日(水)より8月16日(火)まで全市的に学校閉鎖日となります。17日(水)の一言寺祭りの日より再開します。 MDRキャラクターイラスト完成 !![]() ![]() 腹一杯研修を受けて、宿題をたくさんもらって、大概、最後の言葉として「何より健康が第一です。しっかり休養をとられて、元気で明るい校長先生でいて下さい。」と激励を受ける。この研修がなかったらもっと休養をとれるのにと思うことは大であるが、同じようなことを生徒にも言っているような気もする。「無理をするなと無理を言い」という都々逸を思い出した。 さて体育館前のトイレが美しくよみがえった。これは少し前のHPでも触れたが、ブロックむき出しだった壁を塗り替えましょうと教頭先生が言ってくれて、ペンキを調達してもらった。それを生徒会担当の先生たちを中心にペンキ塗りしてもらって、MDR係の生徒が描いた何枚かのMDRのキャラクターイラストの中より生徒集会で選び、決定して、その下絵をもとに美術のI先生の指導の下、係の生徒が、時に通りかかった生徒も手伝い、みるみる間に完成した。 いろいろなところに子供の手が入っているところがうれしく、尊いことだ。8月25日はMDRの缶の回収日になっている。みなさん缶をためてもらっているでしょうか。今からでも遅くありません。お父さんお母さんは缶ビールも飲んで下さい。面倒でも洗って下さいね。 京都市教育委員会の生涯学習部より25日は見学を兼ねて手伝いに来られます。この前の「水と灯りのシンフォニー」でも醍醐中学校のこの取組を紹介してもらっています。MDR活動は人づくり21世紀委員会の「にこにこトーク」にもつながる取組の一つになる予定です。掲示板にも載せてあります。 また8月29日(月)の缶踏みには京都新聞社も来てもらう予定です。 まあ、こんなことを予想してのペンキ塗りではなかったが、自主的に展開していく学校を頼もしく思っている。 |
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