京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/18
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校是:夢・志をみつめる <学校教育目標>伝統と文化を受け継ぎ、地域や社会に貢献できる人材を育成する〜自分を律し、課題に挑戦し続ける姿勢を身につける〜

社会を明るくした演奏 !

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伏見地区・醍醐地区保護司主催の「社会を明るくする運動」の取組が7月2日、3日とパセオダイゴロー 2階アトリウムステージで行われた。醍醐4校の吹奏楽部に「ふれあいステージ」として毎年、出演依頼がある。今年は2日に春日丘中、栗陵中。3日に小栗栖中、醍醐中がステージをつとめた。

取組のタイトルは実態から生み出されるが「社会を明るくする運動」とはまた直接的なタイトルである。
『おまえの心を明るく楽しくしようと思うならば、ともにくらす人びとの長所を思え』
マルクス・アウレリウス (ローマの皇帝・哲学者)というのがある。たくさんの時が流れたといえども今にも通じる言葉である。

さて案内パンフレットに醍醐中学校の吹奏楽部からのメッセージとして次のようにあった。「醍醐中学校吹奏楽部は、1年生4名・2年生21名・3年生9名の合計34名で活動しています。私たちは先輩・後輩関係なく、とても仲が良くて毎日笑顔が絶えません。1つ1つの音に魂を込めて2日間のフィナーレを飾るのに相応しい演奏をお届けします。ぜひ、最後までお聴き下さい。」

そして、そのようになった。1週間前に同和園(老人ホーム)でコンサートを行い、続づけてであった。この1週間でさらに腕を上げたなというのが分かった。男子部員が多いというのも特徴である。それぞれがいい作用をして、音の厚みであるとか、強弱であるとか、メロディーの流れの美しさであるとか表現できているように思える。「毎日、笑顔が絶えません。」がうれしい。

演奏風景をカメラかビデオかどちらで撮ってやろうと迷ったが、重たいけどビデオで撮ると決め新しいテープを入れて、馳せ参じたら、1分でバッテリーがあがってしまった。「備えなければ憂いばかり 」である。自分で自分らしいと笑った。

30分丁度の計画通りの進行に驚いたが、誰も立ち上がろうとせずアンコールを受けた。大いに盛り上がったふれあいステージになった。8月7日か京都会館での最終発表と聞いている。これは言わば公式試合で、最終は10月7日の文化祭になるのだろう。3年生は後輩に心意気とテクニックを伝授してほしいと思う。また1,2年生は今の内にいいところをしっかり学んでほしい!!

写真は顧問のK先生が撮影し、データはO先生から提供していただいた。

出会いという縁 !

「人生は出会いである。」とこのHPでも何回も書いてきたが、出会いには人だけでなく、ものや文章との出会いもある。

前任校で四条通りの清掃活動をするという取組があった。その時その趣旨のビラを四条大橋で配ったりした。愛想良く、受け取ってくれる人とか、「ご苦労様!」の声をかけてくれる人もいたが、迷惑そうに通り過ぎる人、能面のごとく、無表情で振り向きもしないで、知らぬ顔して通り過ぎる人も多かった。

ある生徒が「先生、そのビラ貸して」と私から紙を取ると、ものの見事に、配り終わった。「すごいなあ」というと「受け取ってくれそうな人とそうでない人はすぐに分かる。」という。「へえ」と思った。それから街で何か配っていたら、すぐにゴミ箱行きとしても、にっこり笑って、とりあえずはもらっておこうと思うようになった。

7月1日に伏見支部PTA研修会が行われ、副会長と親まなび委員の方と出かけていったとき、地下鉄の京都市役所前で何やら配っていた。簡易なうちわが付いていたこともあり、前の経験から受け取った。何のCMなのか未だに分からないが「夏の感謝DAY」と書いてあって、次の文章があった。心に残ったので紹介しよう。

「きょうという日はわたしの残りの人生の最初の一日、と言ったひとがいますが、そうか、ならばきょうわたしが偶然に聴く歌は最初の日の一曲ということになります。きょうわたしがたまたま知り合ったひとがいちばん大事なひとになるみたいに。あ、そうか、だからホーホケキョと鳴く春の鳥も、チンチロリと鳴く秋の虫も、季節がめぐるたびにくりかえされているのに、毎年あたらしく聴こえるのでしょう。わたしたちはいつもたくさんの歌にかこまれて息をしている。それらのおかげで、よろこびもかなしみも全部まるごと、わたしたちはあたらしくなる。」 「音楽にありがとう。いつだって音楽は、勇気をくれる。笑顔をくれる。やさしい気持ちを届けてくれる。そんなすべての音楽に、ありがとう。音楽を愛するみなさんに、ありがとうの3日間に!!」というキャッチフレーズ。

1日が24時間、1年が365日と区切りをつけているのは人間の知恵で単に便利なだけでなく、心理的にも大きな作用があります。一日一日が新しい日、昨日がうまくいかなくても、今日という新しい日なのです。

※※昨日、水難事故に気をつけて下さいのアナウンスをしましたが、5月24日付けで出しました案内をアップしておきますので、もう一度参照して下さい。衣服を着けて水に沈むと泳ぎが得意な人でもパニックを起こし、身動きができなくなります。安易に考えないことが大切です。

水難事故続く、注意を!

今年度になり3つの京都市内の中学校で川で溺れるという事故が起きています。桂川で2名、鴨川で1名です。兵庫県でも3名の小学生が溺死したとの報道もありました。

6月のあの猛暑を思うと7,8月が思いやられます。ましてや今年は例年以上に節電を呼びかけていますので、水辺に出かける機会は増えるでしょう。

人間、水が15cmあると溺れるそうです。何かの拍子でうつ伏せに倒れるとそういうことも起こりうるのでしょう。

東日本大震災が教えてくれた一つに「こんなことは起こらないだろうということはない」ということがあります。小学校までは目も離さず、手も離さずということでしょうが、中学校では手を離すことも大切です。しかし目は離してはいけません。

サッカーなどの試合をテレビで観戦していると、じっと見ているつもりでも、ちょっと目を離したその隙にゴールが決まっていて、悔しがると言うことが私はよくあります。おそらく皆さんも経験があるのではないでしょうか。

命にリセットボタンはありません。子供たちに注意を促すと「もう分かってるって!」とおそらく言うでしょう。それでも言い続けて下さい。言い過ぎると言うことはありません。

亡くなった子供たちからのメッセージはきっとそういうことでしょう。
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