最新更新日:2024/09/24 | |
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FOUNTAIN(校長室だより)No.9
京都市立桂坂小学校 山本 泉
西京西支部大文字駅伝予選会が終わりました。お陰さまで,本校は昨年に引き続いて支部内ダントツで予選を通過しました。子どもたちの日ごろの頑張りの成果だと思います。すでに子どもたちは本大会に向けて,より一層力の入った練習を始めているところです。 ところで,近年は陸上競技のみならず,いろいろなスポーツの練習を早くから始めるところが増えています。 以前に,テレビのニューストピックで家庭教師のことを伝えていたのを思い出しました。それも一般の教科学習ではなく,体育の家庭教師の話でした。最近,月に3〜5万円も月謝を払って,体育の家庭教師を子どもに付けている家庭が増えているということでした。 言われてみれば,確かに「体育」は子育てにおける一つの大事な要素です。しかし,昔は一般的にさほど重視されていないように思えるものでした。そこで今回は,子育てにおける「体育」の意義を考えながら,私自身の子育ての反省も交えて,子どもの運動能力の向上をテーマに「体育」について述べてみたいと思います。 人間には,あらゆる能力において個人差があります。このことは人生において,誰もが何度も感じることです。そして,ほとんどの人が,自分にできないことができる人を「うらやましい」と思い,その中で多くの人(一部の人?)は,努力して自分もできるようになろうとします。そして,努力を積み重ね,できなかったことが少しずつできるようになります。こういったことも「学習」の一つです。 言うまでもなく,このことは運動能力にも当てはまります。野球が上手くなりたいから野球の練習をする。サッカーが上手くなりたいからサッカーの練習をする。陸上競技,バレーボール,テニス,…etc 誰でも考えることです。ところが,同じことをしても他の人と違い,すぐにできるようになる人がいます。そういう人をよく「運動神経がいい」などといいますが,正しくは「運動能力または身体能力が高い」というべきでしょう。多くの人は,これを生まれつきの能力と思っているようですが,必ずしも先天的なものだけではなく,むしろ後天的な要素が大きいといわれます。適切な時期に必要な能力を養っておくことが大切だというのです。「少しくらい運動ができたって,大人になれば何の役にもたたないよ。」などという声も聞かれますが,健康面・安全面からも運動はよくできるに越したことはないでしょう。 さて,子どもには,成長期だからこそ育むべき身体能力があります。それは,上手・下手,器用・不器用などという言葉で表わされる「巧みさ」です。巧みさは,脳・神経系の発達が著しい成長期に働きかけを行うと大きく伸びるといわれます。走る・跳ぶ・投げる・蹴る・転がる,といった「動きの巧みさ」を養っておけば,いろいろなスポーツにつなげることができます。 私事ですが,我が家には3人の息子がいます。(もう大人ですが…)3人とも運動が嫌いではないし,運動全般的には苦手ではないようです。ところが,3人そろって球技はあまり得意な方ではないと言います。これが,どうやら親である私の責任なようなのです。 私が子どもの頃は,小学校低学年くらいから毎日のように草野球をして遊んでいました。草野球といってもいつもそんなに人数がそろうわけではありませんし,広い場所があるわけでもないので,キャッチボールに毛が生えた程度でしたが,それでも今から思えば随分ボール感覚が養われたような気がします。お陰で,どんな球技も苦手だとは思いませんでした。 しかし,我が子らにはそういった環境がありませんでした。ならば,せめて休日にキャッチボールの相手ぐらいしてやればよかったと,今更ながら思います。つまり,適切な時期に必要な能力を身につけてやれなかった。そのために球技が苦手になってしまったということです。昔から,知育・徳育・体育というのが,子どもが育むべき三大要素といわれます。単に「運動が苦手な子もいて当たり前。」という一言で片付けられるほど,「体育」は軽視されるべきものではないと思います。(次号に続く) 木々たちも冬じたく一方「ケヤキ」の木はすっかり黄色い葉をすっかり落として,寒い冬を越します。よく見ると,枝にはしっかり冬芽ができています。春の芽吹きが楽しみです。 ファイト!! 今週もランニングタイム
中間休みの5分間,今週もランニングタイムを行っています。5,6年生は,学校周りを走ります。真っ赤に色づいたもみじがみんなを応援しているようです。でも,坂が多く,息を切らしてついには歩く子どもの姿も見られます。さあ,持久走大会に向けて頑張りましょう。
秋〜冬へ 落ち葉拾い
今週月曜日から,清掃時間に,クラスごとに落ち葉清掃を行っています。赤や黄色や茶色に色づいた葉を袋につめていきます。15分の清掃時間では,もう取り切れないほどの落ち葉の量です。来週いっぱい続きます。割り当ては,次のようになっています。
月曜日・・・1組 火曜日・・・2組 木曜日・・・3組 金曜日・・・4組 秋を袋にいっぱいつめて,いよいよ冬仕度。 今日から 「ランニングタイム!!」
「走れ! 走れ!」
中間休みのランニングタイムが始まりました。雨の予報がなんとか曇り空で初日を実施することができました。 1年〜4年は運動場のトラックを走ります。学年に応じて,一周の距離が異なります。5,6年生は学校の外周(650メートル)を走ります。曲が流れている5分間のランニングです。 12月7日(火)中学年,高学年 8日(水)低学年の校内持久走大会までに自分の能力に応じた速さでしっかり走り込みましょう。 ♪優しい歌声に包まれて♪
11月21日(日)は,恒例の「ほほえみコンサート」今年度の会場は上里校でした。昨日に引き続き小春日和の暖かさ。しかし,会場内は出番を待つお母さん達で緊張感が漂っていました。
大枝小学校の力強い和太鼓が,オープニングを飾りました。 いよいよ桂坂校。PTAコーラスのメンバーはどの学校よりも少ないのに,一人一人の声がよく響いて,とても美しいハーモニーでした。♪怪獣のバラード♪ ♪心の瞳♪と2曲を熱唱。うっとりと聴き入りました。 最後に,竹の里小学校の元気な和太鼓で,今年の「ほほえみコンサート」は幕を閉じました。 大文字駅伝支部予選会 ☆堂々の1位☆
11月20日(土)小畑川河川敷で,大文字駅伝支部予選会が実施されました。駅伝レースの前に,オープンレースが行われました。女子の部も男子の部も,1,2位を独占する快挙。桂坂校の選手の層の厚さを感じました。
いよいよ駅伝の開始。花の一区が力強くスタート!!桂坂の小旗を振りながら「がんばれ〜」の声援。始めは1,2位を争っていましたが,2区からトップに躍り出て,2位以下を大きくリードしての優勝!!すばらしい!! おめでとう!! 一本のたすきに心をつないで駆け抜けた子どもたちから,さわやかな感動を得た予選会でした。さあ,この調子で本選も頑張ろう!! ☆桂坂オリエンテーリング☆
11月19日(金)今日は小春日和。真っ青な空の下,校区内のオリエンテーリングを実施しました。事前に作戦会議を持ち,開会式を終えるといざ出発!!
上着を着ていると暑いくらいの好天気でした。9つのポイントでそれぞれのゲームを楽しみました。 写真左・・・全校がそろっての開会式の模様。 写真中・・・『みんなで回せ!ボール送りゲーム』香りの花公園にて 写真右・・・『どんどん つんで! あきかんタワー』山の辺の公園 他にも『かぞえて だだだ だん!』(北沓掛町3丁目階段上)『キャッチだ たくさん!』(第4児童公園)『めざせ!ピタリ賞!はかって500グラム!』(天蓋の花公園)『す〜い す〜い ○メートル』(プラザパーク) 『先生とじゃんけんゲーム』(カリン公園)『この人だあれ?』(花の舞公園) 『♪みんなで ラララ♪』(ふれあいの里ステージ)と盛りだくさんの種類がありました。 すべてのポイントをまわったグループや,途中ではぐれた子を探しに戻ったチームなどがありました。 さて,総合計はどのグループが優勝したでしょう。 秋の一日 3年生社会見学
11月15日(月)3年生の社会見学がありました。バスで向かうは京都タワー。
地上100メートルから眺める京都の街。360度のパノラマです。展望台を初めて上った子どもも多かったでしょう。色づいた木々。まっすぐに伸びる道路。自由に見られる望遠鏡で,秋の京都を満喫していました。 次は,伏見港公園でお弁当。この日は肌寒く,はらりはらりと散る落ち葉の公園の中いただきました。食べた後は,おにごっこをして体を暖めていました。 2つめの見学場所は,ヤクルト本社工場です。撮影禁止ということで,中の様子を写すことはできませんでしたが,実際の作業行程を見たり,DVDを見たり,なじみのあるヤクルトがこのように作られるんだと興味深く見学していました。日本国内だけでなく,32の国で製造・販売され,世界で毎日約3000万本の飲まれているそうです。 夢を信じて 〜中田久美さんの特別講演〜
PTA主催の講演会が開かれました。大勢の保護者の参加に加え,4年生以上もお話を聴きました。
『私のバレーーボール人生』と題して話されました。バレーと中田さんとの出会いや決してあきらめない強い意志。他の人以上に練習を積み重ねられた日々など。一流選手と呼ばれる方の生き方は,私たちにとって,ただ感心するだけでまねのできないことだと感じました。 子どもたちには,「夢を信じて努力すれば,きっと叶うよ」のエールを贈っていただきました。講演の後,PTAのバレーボール部の練習にも姿を見せていただき,軽やかなボールさばきに見とれるばかりでした。 |
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