最新更新日:2024/10/20 | |
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FOUNTAIN(校長室だより)No.8
京都市立桂坂小学校 山本 泉
前回は,「しかる教育とほめる教育」についてのお話で「しかる教育」について書きました。 今回は,「ほめる教育」について考えてみたいと思います。前回,「しかる」ということは「子どもをより良い方向に導く方法・手段」と述べましたが,「ほめる」ということも,やはり同じでなくてはなりません。それでは,どんな風に「ほめる」ことを「ほめる教育」と言うのでしょうか。 【ほめる教育】 [なし遂げた結果以上に努力しようとした意欲をほめる] 子どもが努力して良い結果が出た場合,親だったら大抵ほめると思います。しかし,良い結果が出なかった場合はどうでしょうか。まさか冷たく「残念」の一言でその努力を切り捨ててしまうことはないでしょうが,優しく慰めるにしても,なかなかうまく声かけがしにくいものではないでしょうか。 でも,そういう風に場合によって変えようとすることではなく,結果如何にかかわらず,やろうとした意欲をほめることが大切だということです。 [子どものいいところを見つけ出すよう心がける] ほめて育てるためには,常に子どもの「いいところ」を見つける努力が必要です。いいところが無い?そんなことは絶対ありません。いいところばっかり?それもちょっと危ないですが…。 例えば子どもが悪いこと(間違ったこと)をした場合,普通は「しかる」言葉を使ってしまいます。しかし「ほめる教育」ではそんな時でも決して「しかる」言葉を使わないといいます。一連の子どもの行為の中で,よかった所を沢山見つけ出してほめてやるのです。そして最後に「良くなかった所はどこだった?」と尋ね,自分の口から悪かったところを言わせるようにすると,子どもが今度からしないようにしようと心に刻むことができるそうです。 [うわべだけでなく,心からほめる] 親が子どもをほめる時,自分の価値観に照らし合わせて,その規準を満たした場合について高く評価してほめるということが普通だと思いますが,多くの場合その価値観が子どもとの間でズレがあり,子どもがほめてほしいと思っている絶好のタイミングをはずしてしまうことがあるようです。ですから,いつも(忙しい時でも)子どもに対してアンテナを向けておくことや,自分の価値観を超えてほめることも大切なことだといわれます。 しかし,自分の価値観に合わないことをほめるときには注意が必要です。うわべだけでほめると,子どもは必ず察知します。ほめるときには,どんな場合でも本気でほめないと教育効果がマイナスになることもあるということです。 [言葉でほめるだけでは足りないときもある] 大人でも子どもでもほめられるとうれしいものです。そして,またほめられるよう努力しようという意欲も湧いてきます。しかし,子どもの場合それだけでは足りないこともあります。親が子どものしたことを「すばらしい」と思っていることがすでに子どもに伝わっているときなどは,今さら言葉に出してその思いを台無しにするよりも,抱きしめたり頭をなでたり(子どもの年齢にもよりますが),場合によっては黙って肩をポンと叩いたりするだけの方が感動が大きく伝わることもあるということです。 さて,「ほめる教育」というものはこれだけではありませんが,少しは共感していただけることがあったでしょうか?「親のほめ言葉は子どもの心の栄養」などといいます。何にしても一番大事なことは親が子どものことを本当に誇りに思っていることだと思います。 人間は,その人が何を持っているかで価値が決まるわけではありません。その人が,その人であるというありのままの状態で認められ,愛されることがその人の価値であるということです。親に愛され,自分の存在に誇りを持つことにより自分自身を愛し大切にする。そして,自分を愛し大切にできるからこそ,人をも愛し大切にすることができるようになるのだと思います。 秋空に燃える(20) ☆閉会式☆
平成22年度の運動会も,無事終わりました。天候にも恵まれ,プログラムもスムーズに進行できました。保護者のみなさま,地域のみなさま,ご声援ありがとうございました。今,保護者のみなさんの感想がどんどん返ってきています。また,公開したいと思います。
今年は赤組が優勝しました。桂坂の歴史にまた新しい1ページが加わりました。 応援の表彰 白・・・白馬のように美しく駆け抜けたで賞 青・・・青龍のように高く舞い上がったで賞 赤・・・炎のように熱く燃えていたで賞 黄・・・虎のように強くたくましかったで賞 秋空に燃える(19) ☆華美〜HANABI〜☆
2人技からどんどん人数も増えて,組み方も複雑になっていきます。見た目は簡単でも実際してみると,本当に難しいものです。でも,暑い夏を乗り越えて練習に練習を重ねました。その成果が今,自信を持って演技している6年生です。
下で歯をくいしばって支えた人は,きっと友情の重みを感じていたことでしょう。一人一人が本当に美しい華を咲かせました。すばらしい経験をした子どもたちでした。 秋空に燃える(18) ☆華美〜HANABI〜☆
誰もが6年生最後のこの演技を楽しみにしていました。子ども達と同じように見るものも緊張しながら一つ一つの演技に集中しました。
まずは,一人技。音楽に合わせた動きがばっちり決まっています。 秋空に燃える(17) ☆各色対抗リレー☆
各色対抗リレーも選択種目の一つです。低学年の部,中学年の部,高学年の部,そしてそれぞれ女子の部,男子の部と分かれ,1レース8人でバトンをつなぎました。やっぱりリレーは花形で,みんなの目が選手の走る姿を一生懸命追っています。選手同士がせりあうと,歓声があがります。
中学年の部のスタート位置に誤りがあったので,再スタートとなりましたが,選手達はそれぞれ自慢の足を披露してくれました。 秋空に燃える(16) ☆つなひき 大玉おくり☆
今年度は選択種目として,「各色対抗リレー」「つなひき」「大玉おくり」の3種目から1種目に出場することになっています。つなひきはトーナメントで,3位決定戦,決勝と行われました。結果は,1位・・白組 2位・・紅組 3位・・青組 4位・・黄組 でした。
大玉おくりは,今年度検討の結果,4人ごと19列に並んだところに6年生がボールを運び,5回繰り返すというルールでした。結果は,1位・・青組 2位・・白組 3位・・赤組 4位・・黄組 でした。 秋空に燃える(15) ☆玉入れ☆
1年生の団体競技。玉入れは運動会の定番です。例年ならかわいいダンスが添えられたのですが,今年度は個人走が増えたこともあり,時間を縮小しての競技だけとなりました。それでも1年生が各色のかごをめがけて入れる姿は,なんとも微笑ましいものでした。赤組のかごには,他色よりもいっぱいの玉が入りましたね。1位・・赤組 2位・・白組 3位・・青組 4位・・黄組 でした。
秋空に燃える(14) ☆徒競走(4年,5年)☆
4年生は80メートル走,5年生は100メートル走。どの子も力の限り,運動場を走り抜けました。
秋空に燃える(13) ☆バラエティー走 (3年,2年)☆
3年生は「ドラゴンボールK」オレンジ色の袋を持ってのゴール。2年生は「とんくるりん ぱんくるりん」フープに体をくぐらせたり,タンブリンをたたくかわいい競技でした。徒競走では見られない子どもたちの姿に,声援が送られました。
秋空に燃える(12) ☆ヤーレン ソーラン 大漁だ!!☆
4年生の団体演技です。黒いTシャツにピンクのたすきをつけた子どもたち一人一人がキラキラ輝いていました。140名近い児童のソーラン節はとても見応えがありました。
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