京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/08
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◎学校教育理念:すべての子どもの学習機会と進路の保障 ◎学校教育目標:「自ら考え学ぶ力」と「自ら律する力」を高め、確かな学力・豊かな心・健やかな体を備えた生徒の育成

100周年

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 岡崎道の丸太町に聖マリア幼稚園がある。先週土曜日に,創立100周年の記念式典が行われた。出席させていただいたが,地元とあって,保護者の方や近隣の方々にもお会いした。また,来賓として,門川市長や府の関係者,また,高桑教育長や在田教育次長,総務課の方々の中に混じって,自分がいることが大変晴れがましく感じられた。
 1911(明治44 )年,聖マリア教会礼拝堂の建立と同時の開園であった。米国聖公会の流れを汲む幼稚園で,本校とは,チャレンジでお世話になっており,とりわけ,今の園長の菅原さと子先生が本校卒業生でもあることから,懇意にさせていただている。
 小さい頃,わたしは,堀川の鞍馬口を下がった辺りに住んでいた。今も堀川北大路に復活幼稚園があるが,その前を通るたびに,聖母マリアさまが門の真正面におられ,ちょっとうつむき加減のように見えていたが,今考えると,子どもを上から見守って下さっているのだろうか,子ども心に何か厳かな近寄りがたいものを感じ,大変気になっていた。また,12月に入ると,クリスマスの飾り付けがきらびやかであったことを思い出す。多分,聖マリア幼稚園もそんな感じだったのだろうなと想像している。
 チャレンジでお世話になっている時,物の順番を覚える記憶装置にスイッチ・オンという遊びをされていたことを覚えている。みんな真剣に場所の置き換えをしていた。幼児教育のことはあまりわからなが,体のリズムや言語認識のもととなる大切なこの時期,最も大事な教育である。園長の菅原先生は,優れた幼児教育の実践者として知られている。先生方には,厳しさとともに愛情ある指導をなされていると聞いている。でもほんとうにあのニコッとされた顔をみると,今のわたしもホッとする。
 わたしの中では,岡崎といえば,前にも書いたが,国花となった桜や琵琶湖疏水,南禅寺,銀閣寺,哲学の道,金戒光明寺,平安神宮等々いろいろなものが思い出されるが,今また一つ,園長菅原さとこ先生の笑顔と100周年を迎えた聖マリア幼稚園が,今までとは違った形で,心の片隅に加わった。
 創立100周年記念,誠におめでとうございます。

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