京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/11/19
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◎学校教育理念:すべての子どもの学習機会と進路の保障 ◎学校教育目標:「自ら考え学ぶ力」と「自ら律する力」を高め、確かな学力・豊かな心・健やかな体を備えた生徒の育成

和の大会

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 昨日,第35回日本PTA近畿ブロック研究大会和歌山大会へ出かけた。久しぶりの和歌山であった。『「和(なごみ)」〜つれもていこら!子どもの幸せのために〜』が大会スローガンであった。
 参加した分科会は特別分科会で,いわゆる地域コミュニティづくりの話であった。PTAからPCAであるという話を興味深く聞いた。Cはコミュニティということである。先生方に代わってCであるコミュニティが入ることの意義などを,和歌山県教委が行っている「きのくに共有コミュニティ」の取組を例に出しながらの話であった。そして,現況のPTAのTが管理職など一部のTだけであることが課題であるという話でもあった。また,この課題の発展系でもないが,発表者の中から,学級PTAづくりが大切であるという話が出された。もともとわたしは,学級づくりを基盤においた学校づくりが根底だと考えている。子どもの居場所として,身近な学級は最も大切な場所で,この居場所が心許せる所であることで,子どもたちは落ち着き,次の段階としての学習に身が入るのである。それを学級PTAづくりという話が出て,なるほどという思いになった。担任が計画的にしっかり学級づくりをすることは最も大事なことであるが,そのことを保護者も理解し,手を取り合っての学級を支える土台づくりをしようというのである。一人ぼっちの子どもつくらない,一人ぼっちの先生をつくらない,一人ぼっちの保護者をつくらないということであろう。さまざまな課題をかかえるPTAであるが,その基盤づくりを学級に求め,身近な場面での保護者の活動を広げていこうと考えることは,ボトムアップのPTAづくりの発想のように思えた。
 それぞれ学校の抱える課題は違うが,こういう会に出ると,思いもよらない,新しい発想なども飛び出し,はっと気づかされることがある。ただ,フロアーから,いろいろな取組があってもなかなか伝わってこないもどかしさというか知らされないことへの不満も出ていた。自分の学校なら,と置き換えながら,点検をすることが必要である。明日からどうこうということはないが,ちょっと元気をもらえた会であった。

また形式美

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 昨日,元春日小学校(上京区丸太町通河原町北西角)で,京都市産業観光局計量検査所主催の第42回計量の図画・作文展の表彰式が行われた。この作文の部の講評に出かけた。11月1日は,計量の日なのである。ちなみに,平成5年のこの日に計量法が改正されたことにちなんだものである。
 先々週の土曜日,地元小学校の運動会のときにも感じたことだが,表彰される側が,すなわち小学生のことであるが,賞状を受け取る形式が見事だった。形として,しっかり身についている。運動会のときは,優勝旗の返還だったが,その形式美も見事であった。
 さて,その作文の講評であったが,これまた形式美が問題である。ポイント挙げると,
・作文では題名を書いて,一応その内容を書くが,題名は仮である。作文を書き上げた のちに,内容を考えながら,題名を考え直すこと。
・段落の話は以前したが,空白美が必要である。山形が美しいと思うが,段落を空ける ためには,何字までに収めなければならない。すると,言葉遣いを考えたり,内容を 考えたりと,結果として書きたい内容の表現を練ることになる。原稿用紙の空白美を 忘れないこと。
・書いた作文は清書することが必要である。自分の作品である。作品はきっちりと下手 な字でもいいが,マス目一マス一マスに丁寧に書かなければならない。清書もせずに 提出すること自体,おかしいことであるが,そんな作文が多くある。きっちりと清書 すること。
 小学生の作文を見たが,本当にしっかりと形式を揃えているものが多い。それと比べると,中学生のそれ,とりわけ清書の欠落したものが多い。小中連携とよく言われるが,中学校は小学校がしっかりと指導している部分を認めることから始めなければならないように思う。小中の風土の違い,文化の違いとよく耳にする。当然である。違いをどうこう言ってもしかたがない。その前にちょっと待て,相手を尊重するというか,認めることからすべが始まることを,まずは考えなければならないように思えた。

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