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最新更新日:2025/07/19 |
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先にたつ者![]() どの競技をとっても,その必死さからいうと,やはり3年生である。最後でもあるからだろうか。練習の時も手を抜かず,必死に競技する姿は,2年生,1年生への見本となる。常に先にたつ者の姿勢である。岡崎フェスタが終わると,進路に向けての必死さが,今度は下級生へとつながっていく。2年生は,生徒会,部活動への頑張りが1年生へとつながっていく。集団生活では,先にたつ者の存在が光らなければならない。 いよいよ今週は3年生の本当の意味での見せ場である。大いに光れ! ひとつ心![]() 合唱は,自分のクラスをひたすら信じ,ひとつ心になって取り組む作業である。体育祭のように点数で割り切れない,もやもやも付いて回る。ゆえに,この練習に打ち込む意義がある。ひとつ心になったかどうかの指標は,このクラスが解散するとき,もう一度誰とはなしに自分たちの歌を歌おうという雰囲気が高まり,そして,歌うかである。そのひとつ心の過程づくりが今である。クラスの最後にそのクラスが本当に最優秀に輝くかが決まる。16日のコンクールの結果は,途中経過である。この練習の日々を心に,コンクール後も歌い続けていくクラスであって欲しいと願う。 一時![]() クジャクヤママユを盗んでしまう僕の行為は非難され得るべき行為ではあるが,今朝見たあのクロアゲハ蝶の光を通して透けて見える羽の脈の様子に,主人公の僕の気持も客観視できない思いにかられ,不思議な気持ちであった。そして,小説は,「……ちょうを一つ一つ取り出し,指で粉々に押しつぶしてしまった」で終わっている。主人公が蝶との決別をした少年時代から,僕が客として,けがれた思い出を語るまでの空白の何十年もの間,どのような思いで暮らしていたのか,この独白で一旦けじめがついたのだろうかなどと,いろいろと思いを馳せることができ,想像力を働かせる読書の一時を楽しんだ。 身をもって示す![]() ようこそ 岡崎中学校へ![]() 岡崎中学校は,雑誌「明星」を主宰し,近代新浪漫主義文学を育てた与謝野鉄幹の生家である願成寺の跡地である。鉄幹は,この願成寺の四男として生まれ,幼少期を過ごしている。そして,このクスノキは,その願成寺の名残であると伝えられ,今では,岡崎中学校の生徒たちを温かく包みこんでいる。 |
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