都市情報システムコースでは,さる10月21日(火),京都府建設業協会主催の天ケ瀬ダム再開発事業の現場見学会に3年生32名が参加しました。この再開発事業では,京都府南部地域の治水・利水を目的としてトンネル式放流設備の建設し,ダムの放流機能を高めるとともに,ダム湖の水をより効率的に使用するために,平成25年3月より建設工事が実施されています。
当日は,はじめに京都府建設業協会から現場見学会の趣旨説明,国土交通省近畿地方整備局の琵琶湖河川事務所の方から天ケ瀬ダム再開発事業の概要説明,鹿島建設(株)及び大成建設(株)の技術者の方から工事概要の説明をして頂きました。そして,実際にトンネル式放流設備の建設工事現場の見学させて頂きました。生徒たちは,様々な視点から質疑を行い,それに対してわかりやすく応答をして頂きました。生徒にとっては,安全・安心で快適なまちづくりを構築するため,公共事業が地域へ果たす役割について理解を深めるとともに,現場で採用されている施工に関する最先端技術を体感することができたと考えております。
主催して頂きました京都府建設業協会の関係の皆様をはじめ,事業主の国土交通省近畿地方整備局及び,施工主の鹿島建設(株),大成建設(株)の関係の皆様,お忙しい中,すばらしい見学の機会を設けて頂き,誠にありがとうございました。