システム工学科都市情報システムコースでは,文部科学省の「中・高校生の社会参画に係る実践力育成のための調査研究」の指定を受けて,『まちづくり学習』を実施しております。
「安全・安心・快適,そして景観に優れ自然と調和した健康的で心豊かに暮らせる都市を実現する」ことを目標に,「防災・景観・交通」をテーマとして,従来の学習体系にとどまらず,大学や専門家,行政機関,地域との連携を通して,フィールドワークやワークショップなどを行い,まちづくりに対する認識を深めるとともに,自分たちのまちの状況を把握し,様々な課題を見つけ,それを解決する方法を考え提案する学習です。
さる12月19日(木)5・6限目の「創造研求(課題研究)」の授業において,3年生がこれまでに取り組んだ成果として,下記の内容による最終発表会を行いました。
1.「防災まちづくり」
詳細な地域防災マップの作成
防災アンケートの実施
今年度は,北境内町・西願成町が対象
2.「景観まちづくり」
東高瀬川の景観改善
東高瀬川景観マップの作成
砂川小学校との連携学習
3.「交通まちづくり」
バリアフリーグッズ・車いすを使い危険箇所をピックアップ
本町通り改善策の提案
ふかくさ100円商店街にて交通社会実験及びアンケート調査
当日は地域の関係団体の皆様をはじめ,京都府建築士会,伏見区役所深草支所の地域力推進室,龍谷大学,京都造形芸術大学の先生など多くの方にご参加して頂き,様々な視点からのご意見や助言指導を頂きました。ご多忙の中,ご参加して頂き,誠にありがとうございました。