京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/28
本日:count up93
昨日:52
総数:363393
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
《学校教育目標》〜「未来を切り拓き、心豊かにしなやかに生きていく力」の育成〜

日P京都大会に参加しました!

 8月24日(金)と25日(土)の2日間、「第60回日本PTA全国研究大会 京都大会」が、全国から8000名を超える参加者で開催されました。烏丸中からも5名の方が参加され、全国のPTAの方と交流をしました。
 当日参加された副会長さんから報告をいただきましたので、以下に掲載いたします。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 8月24日「日本PTA全国研究大会 京都大会 第7分科会 環境教育」に参加しました。
 祇園囃子と子ども達の踊りのアトラクションで幕を開けた第7分科会、開会式のあと、基調講演、「いけばなで自然と生命の大切さを学ぶー共有、共感、共生、共創ー」辻井ミカ氏がいけ花を通じて、自然のと関わり、子どもとの関わりの中に、自然を取り入れ命の大切さをともに学べるように教えておられる内容が、大変わかりやすく講演されました。また実演いけでは、嵯峨御流独自の思想性からなる花態である「景色いけ七景三勝」の一つ沼沢の景を生けられ、事前いけにも、深山の景、海浜の景と披露され、水の連続した流れから生まれる自然の融和美と風景を紹介されました。
 休憩時間を利用し、会場に参加された方が自由に、作品を真近で見る事が出来て、参加者の興味深い視線を感じることができました。
 実践発表では、蜂ケ岡中学校のあじさいプロジェクトの取り組みについてと題し、あじさいを育て地域に広げる、また緑のカーテンとして、ゴウヤを育てエコを考えるなど子どもと学校、地域、PTAが連携し広げる努力をされていました。つぎに、京都市PTA連絡協議会から、幼稚園、小学校からの発信として、16日の取組についての話をされました。16日に、ノーテレビ、ノーゲームとちょっとのエコを実践し、アスくんの登場で、幼稚園児がエコって何?と考え、理解しやすい内容になり、活動がよりやり易くなった事が大きな成果であったと、言われてました。小学校でも、コミュニケーションの日として16日に取組んでおられる内容を発表され、他校種へとつないでいこうと発信されました。
 最後に、パネルディスカッションでは、コーディネーターの京(みやこ)エコロジーセンターの谷内口さんが、全体の流れをおさらいし、パネラーにたいして簡単に質問し回答をもらい、次々に話を引き出し、また会場も巻き込んで話される一コマもあり、楽しい時間が過ぎました。
 長い時間をかけてきた、日本PTA全国研究大会 京都大会がこの様に全国の方々に発信出来た事でしょう。
画像1

「未来づくり教育フォーラムin京都」に参加しました!

画像1
 8月6日(月)国立京都国際会館等に於いて「平成24年度 子どもを共に育む 未来づくり教育フォーラムin京都」(第14回地域教育フォーラム・イン京都、第16回人づくりフォーラム)が行われました。このフォーラムは、「社会総がかりで進める人づくり」という理念の下、「地域の子どもは地域で育む」という京都の先人の志を受け継ぎ、一人一人が子どもを育む当事者として高め合い、実践の輪を広げる場として創設されました。一昨年度より「地域教育フォーラム・イン京都」と子どもたちのために大人として何ができるかを考える「人づくりフォーラム」を共同開催し、教育の今日的課題について様々な視点から考え、今後の行動につなげていきたいということで開催されています。
 午前中の全体会は、宕陰小学校・中学校の太鼓部による和太鼓演奏に始まり、主催者挨拶、来賓祝辞に続き、人づくり21世紀委員会幹事長から「子どもを共に育む京都市民憲章」の推進に向けての取組報告がありました。その後、作家・国文学者の林 望氏による特別講演「子育て,わたしの考え方」が行われました。
 参加されたPTAの方より、講演の要約をいただきましたので、紹介させていただきます。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

「子育て、わたしの考え方」

 まず冒頭、先生は自分のカバンの話をされました。昨年の震災を教訓に、自分がいる関東でいつ、何が起こるかわからないことで、非常時に備えた物を持ち歩くため、いま背負えるリュック型のカバンに、水など常時持ち歩いていると見せられた。また喫煙禁止の”うちわ”も出され、学校教育者たる大人が、タバコを吸う事にすごく違和感を持ち、このような講演には、必ずみんなに発言し、禁煙を勧めていると言われました。

 子どもを育てると言うのは、ほんの一部分に過ぎなくて、子どもを育てながら、自分が育っていき、育てさせてくれて、ありがとうと言う気持ちをもって、子育てをしている。
子どもはどのように生まれ、育ち、どう育つかわからない、不思議である。そこで、楽しみを持って子どもの成長を見てきた。例えば、自分が植えた茄子が美味しく育つのも、楽しみだが、それ以上に我が子の成長は楽しみであると。

 自分が育った環境は、たくさんの本がいつも身近にあり、読みたいと思ったとき、すぐ読めた事が良かったと。子どもに本を読め、読めと言ってもなかなか読まないのではなく、親が読んでいる姿を見せる事が大事。冒頭に話したタバコの件も、親がタバコを吸って、お酒をのんで酔っ払う姿をいつも見ていたら、そんな大人になりたいとは、誰もが思わない。でも、見本が親だから、連鎖で子どもも同じように繰り返す。無言の教育が出来る事が望ましいと。

 昔からいじめ問題はたくさんある。そして、自分も経験があり、した方もされた方も両方ある。しかし、されて嫌な事は、家に帰るとリセットされた。家では、癒され、優しい親が手作りのアップルパイなどを作って、嫌な事を忘れさせてくれ、明日また学校へ行くことができた。

 自分の父親の方針はぶれなかったそうです。子どもが親と同じ事をしてはならない。子どもは親を越えなさい。と言う二つだけを言われたようです。自分で決めて進んでいく道を決める。自分で決めた道は、一生懸命やり、そしてやり遂げなさいと。本人がやりたい事をやらせるのが一番。

 家族とは共同参画した人びとが一緒に暮らす事で、独立した個人が共同生活している。
子どもの独立を手助けし、支援し、食育し身をもって知らせる。もともと子どもは、産まれながらに独立した行動をしてきている。だから親ばなれ、子離れ出来ないことはない。
首がすわり、ハイハイ、つかまり立ち、歩く。自動的にされている。言葉も自動的に話すようになる。いま、泥んこなどはさせたくない親がいるようであるが、泥んこ遊びは、水の流れ方、泥が乾燥したらどうなるなど、体中で学習しているのである。教科書の勉強をするように言うのは良くない。面白く遊び、それが学習に繋がる。七的好奇心を持ち、子どもの考える力が備わる。でも、何をさせてもいいわけではない。きちんと親が子どもを見守る姿勢は、なくてはならない。交通事故やけが、他人に怪我を負わせるなど、親がそばにいても、おしゃべりに夢中になっていてはダメ!きちんと見守り育てるのが大切だ。
自分だけがいい親がいっぱいで、給食費を払わない親も増えている。自分も人の子も健康で育つようにしなければならない。

 子どもには、意見表明の場を持たせ、自分の考えをきちんと話、親は聞かなければ、一方的に叱責すると子どもは素直に育たない。子どもが後ろめたい気持ちで、話するとき、意見を聞き、アドバイスし恥を知らせるのも大事。自分も昔、漢字テストの答案を誤魔化した事があったが、未だにその時のことが恥ずかしい。

 相手を尊敬し、礼儀正しい人になるよう育てる。暴力はいらない、きちんと観察し、独立させ恥を知らせる。子育てはそんな事をやっていくのが望ましいと。
画像2
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

平成29年度行事予定

平成24年度行事予定

烏丸中だより2017

学校配布プリント

PTA配布プリント

進路情報

ほけんだより

図書館ニュース

学校評価

京都市立烏丸中学校
〒602-0898
京都市上京区烏丸通上立売上ル相国寺門前町647-23
TEL:075-431-0168
FAX:075-431-0169
E-mail: karasuma-c@edu.city.kyoto.jp