最新更新日:2024/06/01 | |
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あそびの会
7月13日(土)に九条塔南小学校で『遊びの会』が,ありました。京都市の「ことばときこえの教室」に通級する,吃音を持つ子どもたちの出会いの場として行われています。子どもたちが,司会やゲームリーダーを体験したり,新しいお友達を作ったりすることをねらいにしています。今年も『みなさん,なんですか?ゲーム』や,『おさかなゲーム』で盛り上がりました。保護者の方々には,吃音の学習会を同時に行っています。
もしか,身近に吃音がある子どもがいましたら,一度,「ことばときこえの教室」をご紹介ください。 通級対象児童について 【吃音】
ことばがどもることを「吃音(きつおん)」といいます。主な症状には,つぎの3つがあります。
○ ことばの一部をくり返す・・・(例 「ぼ,ぼ,ぼ,ぼく」) ○ 引き伸ばす・・・(例 「き のうね。」) ○ つまる・・・(例 「・ ・ ・ ったまご」) 他に,ことばにつまったときに,何とかことばを出そうとして力が入ってしまったり,頭や手足などを動かしたりすること(随伴運動)があります。 子どもが大きくなってくると,どもることを恥ずかしく思ったり,どもりたくないためにいいにくいことばや話す場面を避けたりするようになることもあります。どもることに対する恐怖から消極的になったり,人を避けたりするようになることもあります。 吃音は単なることばの問題ではなく,個人にとって深刻な問題になる可能性があり,なおざりにしてよいものではありません。 (全国言友会連絡協議会 「どもる子どもがクラスにいたら」 パンフレットより) 「吃音」の原因や治療法において,医学的にはっきりとしたものは,未だ確立していません。教育の場である「ことばときこえの教室」では,子ども自身の豊かな育ちのサポートとして,在籍校や保護者の方と連携し,子どもをとりまく周囲の環境についていっしょに考えたり,吃音について理解したり,楽な話し方などを学習しています。子ども自身や保護者と吃音のことについてオープンに話せるように配慮し,吃音についての情報も提供しています。 毎年,7月には全市の吃音を持つ子どもたちの出会いの場として,吃音児「あそびの会」を「ことばときこえの教室」担当者会が主催で行っています。今年は,九条塔南小学校で行われます。 *上の写真は,お口じゃんけんの形です。手のじゃんけんだけでなく,口輪筋を鍛え,滑舌を良くするために,一度チャレンジしてみてくださいね。 |
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