京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/09/23
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校是:夢・志をみつめる <学校教育目標>伝統と文化を受け継ぎ、地域や社会に貢献できる人材を育成する〜自分を律し、課題に挑戦し続ける姿勢を身につける〜

最後の修了式

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こころ震わせた卒業式から、ちょうど1週間が過ぎた。学校の1年の終わりは3月である。今日は1,2年生の修了式があった。終業式ではなく、修了式に意味がある。それぞれに課程を終えて、次のステップへの進んでいく。
「人の話は目で聞くんだよ」と言う必要もなく、子どもたちの目が注がれている。
目の前の子どもたちがとても愛おしく思え、それも最後だと思うと集大成のように語った。
彼らには迷惑だったかもしれないが、おつき合い願った。
モビールの話からオモリが大きい、小さい関係なく、それぞれが意味を持っている。「こんな小さいもの」と思って切ってしまうと、全体のバランスが壊れる。地球があって、月があって、太陽があって、互いに引っ張り合いながらバランスをとっている。君たちも、「いてもいなくても、どちらでもいい存在じゃない。いないと困るんだ。」というような話と「パーソナルスペース」の距離間の話をした。一人の先生に立ってもらって、私が近づいていく「それ以上近づかないで」と思ったら手でストップをかけてもらう。時々注意することもあったので、煙たく思っていて、すぐに「ストップ」と言うだろうと思っていたら、思いの外、かなり近くまでOKで、こちらが途中で「えっ」と思った。4組のNさんにも前に来てもらって同じようにしたら、ほんの近くまで受け入れてくれた。これは毎朝、校門前で挨拶を交わし、遊んでいるので自信があった。
この論理は保護者の皆様も勉強されたらいいと思います。人は物理的にも心理的にも距離間というものを意識していて、過ぎると不快感を覚えるものである。
縁あって目の前に座っている子どもたちだが出会いの不思議さを思う。
26日まではぎゅうぎゅう詰めの仕事が有り、職責は31日まであるのだが、一応の子どもたちとの関わりは今日までとなった。いい結びになったと生徒や教職員に感謝している。振り返るとこの6年間で820を超える記事を書いてきたが、「何を書いたのやら」である。
3年生に退職を祝ってもらい、明日21日(土)13:30より堀川音楽高校で「教員音楽発表会」というものがあり、中学校の主に音楽の先生達がドレスアップし、自分たちの楽器を持ち寄って演奏会を行う。最後に歌のプレゼントをしてくれるというので楽しみだ。(これは保護者も生徒も鑑賞無料である。時間があればご鑑賞下さい。生徒は通学服で。)幸せな教師人生であった。
この後、26日の午後から異動の先生方の連絡と31日の離任式の内容については、原稿を教頭に依頼します。
保護者の皆様、生徒諸君、長い間、読んで頂きありがとうございました。遠くで読んで頂いた名も知らない方々もありがとうございました。
11年ほど前に書いた「哲学の小径」と同じ思いですので「哲学の小径」コーナーに載せました。時間があるときにご一読下さい。
醍醐中学校の更なる発展と子どもたちの幸せ、皆様のご健康を願っております。
新校長も私の時同様、優しい眼差しで応援を宜しくお願いします。
                                             2015年3月20日
                         校長 肥後 広文
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