最新更新日:2024/09/19 | |
本日:49
昨日:104 総数:562050 |
惜別の朝
少し早めに通勤すると今年もほうきを持って、最後の掃除をしてくれる職員が何人もいた。心配をしていた天気も太陽が顔を見せている。その一つ一つにこみ上げるものがあった。「これはいけない、いけない」今からこんなではと自分に言い聞かせる。
式が始まり、一人一人に卒業証書を渡しながら握手をした。そして一人一人に声をかけた。不思議と言葉が見つかるものだと思った。それぞれの生徒の表情に成長の跡を見た。 「式辞」の言葉に「噛まないように」「泣かないように」と思って壇上に上った。日頃紙面を見て話すことがないので、いい緊張があってよかったが、結びに昨日の思い出を綴ったのがよくなかった。「グッ」と言葉に詰まってしまった。「本当にうれしかった」のである。 今年の答辞も見事なものだった。仲間に、後輩に、教職員に、両親に配慮した泣かせるものであった。 落ち着いた学校で、一人、今日を振り返り、余韻に浸っている。本当にいい式だった。卒業おめでとう!そして保護者の皆様ありがとうございました。 こんな素敵な天気を準備してくれた天にも感謝しないといけない。ありがとうございました! |
|