最新更新日:2024/09/23 | |
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MDR贈呈式を迎えて
昨日、醍醐中学校の看板でもあるMRD活動の一環として、生徒や教職員が共に大粒の汗を流しながら頑張って得た空き缶回収の代金を贈呈する式を行った。醍醐ライオンズクラブさんが、アルミ缶、スチール缶の単価を2倍ほどにして頂いたので、例年より多額の寄付をすることができた。今年で21年目を迎える。毎年来て頂いている関西盲導犬協会の久保さんと盲導犬のプラム、それに今年は大きな寄付を頂いた地域の方で、ご自身も目が不自由な森本さんとその支援員の水田さんをお招きして盛大に行われた。
久保さんは「3年前、当初の目的を達成したので、終わりかなと思っていたのに、続けて頂いて、話をすると涙が出てくるのです。」と校長室で涙される。 森本さんは明るい方で「私も参加できて、とてもうれしいです。」と帰られてからも学校にお礼の電話を頂いたそうである。こちらからしなくてはいけないのに。 MDR係や生徒会の生徒が上手に進行してくれて、またプラムがいい仕事をしてくれた。久保さんの話の中で「上手にできたらほめて、失敗したらゲンコツではなく、上手にできたらほめて、失敗しても怒らない、信頼関係を築いていくには、盲導犬を育成するにはこれが大切です。」というような話をされた。人間も同じかなと思った。 生徒と共にいい時間を共有できたことをうれしく思う。 久保さんからは石田由香理・西村幹子著「<できること>の見つけ方 〜全盲女子大生が手に入れた大切なもの〜」という本を頂いた。帯に「誰もが必要とされている!」と書いてある。図書館に置くこととします。読んで下さい。 MDR贈呈式は子どもたちの苦労を慰労する大切な取組となっている。 |
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