3月1日に端山保育園の生活発表会が行われた。毎年案内状が届く。「ひごせんせい ぼくたち わたしたちの はっぴょうかいをみにきてください。」○○と手書きの文字にかわいく描かれた絵入りの招待状。保小中高の繋がりを大切にしようと思っているので都合がつく限り出かけている。この力のいれ用は尋常ではないと言えば失礼だが、びっくりするほどの演出である。大道具、小道具、衣装に照明、音響等、入場料を取ってもいいくらいの熱の入れ方である。子供も先生方も大変であると思うが、感動する。本当に満席になっている。保護者に限らず、祖父祖母から親戚一同というところもあるかもしれない。0歳児から5歳児まで発達段階がよく分かる。私は先生方の動きを見たりしているが、黒子になって本当にすばらしい動きをされる。「ジャックと豆の木」「ちからたろう」「かぐや姫」「ピノキオ」「アリババと40人の盗賊」「英語で遊ぼう」「朗唱」と飽きさせない。
1,2才でも個性が出るものである。オペレッタで、にこやかに飛び跳ねるように演技している園児を見ていると、泣けてくる。心洗われる思いになる。醍醐中に在籍している生徒も保育園はそれぞれに違うだろうが、このような経験を経て入学して来ているのである。
今年の最後の朗唱は福沢諭吉の「学問のすすめ」であった。子供たちにとって、ものを覚えたり、踊ったりするのはリズムである。先生が前で音楽のように指揮をされている。意味など分かっていないだろうが、よく覚えられるものだ。みなさんご苦労様でした。