最新更新日:2024/06/19 | |
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平成25年度 入学式 いい式になった!
穏やかな晴天に恵まれて、まずは天に感謝である。
天気も心も晴れ晴れとしている内に一筆書いておこう。 本日第66回入学式を行い、94名の新入生を迎えて、全校生徒259名になった。 卒業式には生徒の個名を読み上げ、証書を渡すのであるが、入学式は淡々と進んでいく。16年前から入学式にもせめて生徒の名前を読み上げよう、親の気持ちはそこにあると続けてきた。 しかし、最初の子供の返事が小さいと連鎖反応を起こしやすい。その時をじっと待った。それはすばらしい、歯切れのいい声で「ハイ!」と出た。その後、全員が元気よく返事したのは言うまでもない。本当にうれしかった。 式が終わって、ある保護者の方が高校の入学式で「市長、教育長の後に醍醐中学校の祝辞が読まれて、びっくりするやら、うれしいやらでした。」と訪ねてこられた。今年の卒業生の進学先39校に全て祝電を打った。いつもそうしている。それが受け入れて下さった学校への礼儀と思って続けてきている。大概は隅っこにちょんと掲示してあるぐらいだと思うのだが、非常に自尊感情が高まった。昨年は学校長が式辞の中で読んでくれたと来られた親子もあった。そんなことを聞かされるのでまた頑張ってしまうのである。 国と国ともそうであるが、個人と個人でも、いいときもあれば、そうであないときもある。自分の主張だけを押し出してしまうとうまくいかない。まあ、だから思い出も濃くなっていくのだが。我が子に何を伝えたいか。どんな人間に成長してほしいのか。独りよがりの愛でなく、社会から愛される人間になるために何が必要かを、学校で家庭で考えて、携わっていきたいと思う。いい式であった。着るのが大変な燕尾服もあと3回着たら、私も卒業である。残された時間をいい出会いの場として何かを伝えていきたいと思う。 |
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