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最新更新日:2024/06/17 |
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1.17 避難訓練![]() そのことが、当たり前ではあるが、うれしいと思うのである。 あの時、生まれた赤ちゃんが18年経って高校3年生になっている。当時中学生だった子どもが今や31歳から33歳のりっぱな大人になっている。時の流れは早く、傷を癒してくれるのはいいことであるが、忘れてはならないことでもある。だから学校給食はこの日が必ず非常食の缶パンになる。 最初の3日間を生き延びるために我が家では水は4リットル、カップ麺にアメ、薬、携帯バーナー、ラジオ、少々の現金等を準備し、「どうか使うことがありませんように」とカバンに詰めている。それが亡くなられた方々からのメッセージだと思ってやっている。 平成7年のあの日は天気はいい日だった。家では鏡が割れたり、いろいろあったが普通通り、学校に行って授業し、昼過ぎのテレビを見て、愕然とした。 建てたばかりの家はヒビが少々走ったが、無事で、家の近くの自衛隊の大型ヘリコプターが物資を神戸に運んでは、帰りには死体を積んでくるということが繰り返され、爆音で窓が割れるのではないかと思ったほどである。 2ヶ月ほど前に中学生を175名連れて、須磨の水族館に連れて行ったばかりだった。いろいろな思いがこの日になると駆けめぐる。東日本大震災から18年後には日本はどこまで復興を遂げているのだろう。今の子どもたちも30歳を過ぎている。私は生かされているか分からないが、ポジティブに考えるようにしよう。 18年前を偲んで、改めて冥福をお祈りしたいと思う。黙とう! |
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