最新更新日:2024/06/24 | |
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醍醐寺鑑賞授業1年生が,美術科の授業で醍醐寺所蔵の「扇面散図屏風(俵屋宗達筆 国宝・重要文化財)」を鑑賞する授業を行いました。 鑑賞授業の前には,国語科で学習した竹取物語の場面を自分たちで絵巻物にし,さらにそれを、扇面の形状に表現して,場面の切り取方による効果の違いや面白さについて学習しました。 屏風には,伊勢物語や保元物語など4つの物語の場面が11面の扇面の形状に描かれ,屏風に貼られています。生徒たちは屏風に近寄って鑑賞し,描かれているものや,雰囲気,構図の取り方などから,どの物語を描いたものかを考えました。また,班ごとに話し合い,互いの意見をあわせて,考えを導き出していきました。 また,物語の様子だけでなく,構図の面白さや,ユニークな表現方法,色彩の美しさや絵の具の特徴などについて,学芸員の方から教わったことを自分の目で確かめるなど,何度も屏風に近寄って鑑賞しました。 醍醐寺が所蔵しておられる文化財の鑑賞授業は,本校校区の醍醐寺様に様々なご協力をいただいき3年目となりました。本年度は,「伝統文化教育」をテーマに,本市の「豊かな学びリーディングスクール」の指定を受け取り組んでいます。また,美術科だけでなく,教科,領域と連携し,教科横断的な学習を行っています。 |
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